
昭和記念公園で出会ったブロンズ像です。
ブロンズ像は可憐な顔立ちでした。
顔立ちとは、少し違う身体の印象でした。
アンバランスさが気に入りました。
どちらも表現不足です。
今日の主題は、「頼り甲斐」です。
頼りにするだけの価値、頼るに足るだけの実質。と広辞苑に出ていました。
ほとんどのお父さんが頼りにされているはずです。
私もその一人です。
絵を描く時に、線を描き、色を付けます。
私は、絵の対象の「ここが気に入った」から入ります。
良く見て、強い印象(特徴)の個所から描きます。
できるだけ、迷わず筆を走らせます。
色を付ける時は、この色のような気がするとパレットに落とします。
多少違っても、その色を通します。
その色に見えたところは、選んだ色で通します。
一度、色をのせたら後戻りは出来ないのです。
あとは、バランスでその絵は生きるか死ぬかのどちらかです。
迷ったときは、構わず破り捨てます。
何枚描いても気に入らないのです。
諦めます。これが実力だと。
絵は写真のようにはいかないのです。
わざわざ絵にしているのは、理由があります。
ここに感動したと、伝えたいのです。
頼り甲斐とは、頼るだけの価値があるかで決まると考えます。
未知のことは、誰にも分りません。
一つは、始める前に一杯悩むことです。
大事なことは、実際に始めることです。
始めたらぶれないことです。
反省は、後からすればよいのです。
決めたらやり通すことです。
失敗したら、足りなかったと反省すれば良いのです。
こう思ったけど、違ったな。となります。
仕方がありません。力不足なのです。
頼り甲斐とは、積み重ねです。
プロジェクトを始める前は不安で仕方がありません。
一つだけ、胆に命じることがあります。
失敗したら、これが最後だと。
後には引けないのです。
こうして、40年近くやって来ました。
私が決める合格点は、未だに取れていません。
次は取れるんじゃないかと期待感はあります。
この人なら大事なお金を任せても良い。と顧客はお金を工面します。
始めたら、逃げ出せません。逃げないから任せてもらえるのです。
絵の線も色も、思うものがなかなか出せません。
写真はすべて映します。
人間の目は、感動を選択します。
私は、自分の感性でことにあたります。
けっしてひるまないと、覚悟を持ってやらなければなりません。
絵を描いて、ゴルフをやって足りないことを毎日実感しています。
頼り甲斐のある親父になりたいのです。
脛も補強したいのですが、常に精一杯です。
今日のテーマは、自分の願望でした。
校庭が 狭しと気づく 父の背と
2015年11月14日