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いちゃりばちょーでー。
袖触れ合うも多少の縁。というような沖縄言葉です。
ちょっと、今日のタイトルと意味合いが異なりますが、良しとしましょう。
今日のタイトルは、「不調時の処方箋」です。
上手くいかない時は、ささくれのように心に引っかかります。
普段ならなんでもないことが、見過ごせない。
関係もぎすぎすとなります。
不満のコップから少しずつ溢れています。
それさえも気づかない。
コップに小さな火種を落とすだけで、コップは一気に溢れてしまいます。
お暇をいただきます。と妻が書いた手紙を食卓の上で発見する。
鍋釜&皿が飛び交うなら、まだましなことになります。
こんな感じは、夫婦を長年やっていれば一度や二度はあることです。
処方箋は、「家族のモラル」に陽を当てることです。
つまり、長屋の八っつあんや熊さんのように、夫婦関係をさらけ出すことです。
家族には、なんとなくモラルというものが醸成されて行きます。
美酒にならないで、ぶつぶつと臭いものになることがあります。
なんか変だよ。
ここで長屋の隠居が出てきます。
夫婦を諭します。
どちらにも公平です。
この辺りでは、町内会がその役割をしています。
お互いの家族関係を皆が知っている。
こうした方が良いよ。と、忌憚のない話が先輩から出ます。
馬鹿だね。馬鹿をしたよ。と皆が笑います。
夫婦だけで抱え込まない。抱え込ませない。
お互い様。
片方が、病気になります。
よくあることです。
普段より役割が多くなります。
不慣れなことをこなさなければならない。
奮闘する仕草は、まさしく可笑しい。
怒らないでね。
子供の弁当を作ろうにも、料理をしたことがない。
考えた末に、コンビニ弁当を買って来て、
子どもの好きな物だけを選び詰め替えた。
あるいは、会社の同僚(女性)に簡単な料理を教えてもらった。
一生懸命やってくれたと、あとでこっそりご褒美があります。
あれあれなんのこと。実はコンビニ弁当なのに、こそばゆい。
奮闘したことも忘れています。
こうして、いつもの生活に戻っていけます。
今日は、夫婦に焦点を当てて描いてみました。
緒が切れた 家出支度に 路銀なし
2017年10月6日