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どうしようもない馬鹿なんです。
酔っぱらって、川に落ちています。
奥さんは、当分口をきいてくれません。
よもやま話が、なぜ悪い。
よもやま話とは、
とりとめのない、雑多な話。無駄話の類。「四方山話」と書く。
毎日、論文や清談を書くことは出来ません。
今日のタイトルは、「いいことも悪いことも」です。
清濁併せ呑む。
清濁併せ呑むとは、善人でも悪人でも、来る者はすべて受け入れる度量の大きさを表すたとえ。
(故事ことわざ辞典より)
自分自身を振り返っても、恥ずかしいことの方が多い。
とても言えないことばかりです。
まあ、心の中はぐちゃぐちゃで、一筋の光を頼りに生きているようなものです。
ある人は、信仰であったり、家族や友人関係がよりどころです。
私の一筋の光とは、なんでしょう。
こうだったら良いな。てなもんでしょうか。
更に大切にしていることは、昔からこうだったです。
黒子(プロジェクトエンジニアー)が表に出てはいけない。
表舞台は、常に顧客です。
顧客が、昔からこうだったと思えるようになる頃には、
別の現場で、また騒いでいるのが私達の役目です。
現場はプロフェッショナルの集まりです。
一皮むけば、どれも個性の強いばらばらの集団です。
自分が得をするかしないかが、仕事の動機です。
多くの人が儲かり、またはぎりぎりだけど次は儲かりそうだと
プロジェクトマネージャーの一言に耳を傾けます。
汗をかかない人の話など聞く耳持たぬ集団です。
あの人はここまでやっている、こんなことまで見通している。
敵わないな。
眼から汗をかいている。
絞る言葉に真実を見る。
これは譲れないとボーダーラインを示せる人が、
プロジェクトマネージャーです。
仕事を離れたら、ああやっぱりこの人も同じ馬鹿な人なんだ。
スケベ話で盛り上がる酒盛りです。
よもやま話の中にも、清濁併せ呑む気概が見受けられるのが、
プロジェクトマネージャーです。
個々人の私生活まで知っているのが、プロジェクトマネージャーです。
身体を心配し、辛い想いを共有することが出来る人のことです。
筋の通ったよもやま話なんて、長屋の隠居に聴くしかありません。
幼子が見せる独り芝居の中にしかありません。
どんなに繕おうとも、よもやま話で現れるお里です。
生きている限り、「いいことも悪いこと」も避けて通ることはできない。
皆がゴミを拾えばきれいになる通りです。
私達は、そうして生きてきました。
これからもそうでしょう。
昔からこうだった。
昔はこうだったなんて言いたくない。
髪に手を 赤いけだしが 風に舞う
(みだれ髪より)
2017年10月3日