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「われ、帰ってこいや」(タイトルどおり)と呼んでいます。
さすがに、商売用のみかんには手を出しませんでした。
今日のタイトルは、「庭の果樹」です。
棗(なつめ)が、台風21号の風でたくさん落ちました。
初めて食べるもので、恐る恐る食べたら甘くて美味しい。
さっそくジャムに挑戦しました。
煮て、裏ごしにして果肉と果汁だけを集めました。
さらに、残ったかすをお湯で煮て、種の周りに残った実を取り出しました。
鍋いっぱいの棗汁を煮ること半日、やっとジャムになりました。
160g瓶に3つ半。
独特の臭いがあります。ジャムにしてもカスカス感があります。
不人気でした。
砂糖を入れて、レモン汁を絞ってさらに煮てみます。
パンやクッキーに入れて焼いてみたいのです。
楽しみです。
うすらうめ(小さい頃は「コンメ」と呼んでいました)は好きでした。
グミより好きでした。
ここでは、青いいちじく(広島では唐柿と呼びました)を売っています。
砂糖煮にして食べるのです。柔らかくて美味しい。
熟れたのしかたべたことがありませんでしたから、びっくりしました。。
枇杷、柿、橙(夏蜜柑)も取り放題でした。
田舎では、道の上に出ているものは、何でも食べてよかった。
東京では、「柿どろぼう」と訴えられるかもしれないと心配しました。
梅だけは手を出しませんでした。
食べたら腹痛(はらいた)になると、親から教えられていました。
野いちごもよく食べました。
横浜で見た桑の実(広島にはなかった)が案外美味しいので、
子どもたちと集めてジャムにして、
パンにつけてあげたら、嬉しそうに食べていました。
10月に少し青い柿の実で渋柿を作ったら、かびで全滅でした。
霜が降りる前に、よく熟れてから収穫するそうです。
渋柿や焼酎漬けにしたらかびずに上手にできました。
渋柿を凍らせても美味しいのです。
ここでは、軒先や畑の隅に渋柿をよく見ます。誰もとりません。
昔は、藍染めの渋に使われていたそうです。
農家の副業だったとか。
お菓子など食べられなかった頃の話です。
庭の果樹は、子どもたちのお腹を少しだけ満たしてくれました。
柿の木は 気をつけなさい すぐ折れる
2017年10月27日