故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

印象

2017-12-15 04:56:27 | プロジェクトエンジニアー

おはよというタイトルの絵です。
勝手なタイトル付けです。
その時は、そう思った。時代遅れですかね。


覚える端から忘れてしまう。
老俳優、織本順吉(90歳)さんが、台詞を入れる作業である。
生きている限り、学ばねばならない。
これまでの財産(実績)で生きることは許されない。
先輩と同じで、短気である。
印象に残った言葉は、「次が楽しみだ」。

今日のタイトルは、「印象」です。
印象とは、
強く感じて、心に残ったもの。感銘。
(美)対象が人間の精神に与えるすべての効果。
(広辞苑より)

似顔絵は、似ているかもあるが、それだけではない。
千変万化する表情の「その人らしさ」の表現である。
描いた似顔絵が、その人らしさを顕わしているか定かではない。
少なくとも、描き手がその人らしさを感じたかどうか。
そう思って描いています。

印象を線にする。色にする。
感じたものが伝わるかどうか。
線さがし、色さがしをしながら格闘する。
つまり、描き手のハードルを下げる「線さがし、色さがし」である。

作詞家、阿久悠の詩で、聞き手は自由に情景を浮かべる。
自分の人生とかぶせて、印象として残る。
それでも時代に乗り遅れ、忘れられる。

何故、似顔絵を描くのか。
こうしたら、この人らしさを出せると、技術を学ぶ場でもあるでしょう。
私の似顔絵を描くようになった動機は、人の顔を覚えたいからでした。
描いた似顔絵を渡すことで、もう一度会えるからと不純なものでした。
一粒で、二度美味しい。

似顔絵描きにはまったのは、それだけではなかった。
渡す時に出てくる表情が、私の印象と合っていたりいなかったりしました。
「こんなのは、受け取れない。もう一度描き直し」を命じられました。
このうちには鏡はないのかと、怖れをなして帰ったものでした。

きれいに描くと嘘だと言われ、本当の姿を描くと怒られました。

多くの場合、似顔絵を描いた後は、その人の印象が良くなりました。
より、友達になれる。

俺が、私が一番大切にしていることを気づかせてくれた。
そうなればと思っています。
妄想に近い空想です。

昼に星 あれまなじょして 井戸の中

2017年12月15日

ほうじ茶を煮だしながら、書いています。

鍋に茶葉 底に沈みて 役目終え

良い香りがしてきました。
皆さん、今日も良い一日を過ごしましょう。
コメント
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