
遠くアフリカまで出張された先輩に送った一枚です。
今日のタイトルは、「桜伐る馬鹿梅伐らぬ馬鹿」です。
桜は枝を切るとそこから腐りやすくなるので切らないほうがよく、
梅は枝を切らないとむだな枝がついてしまうので切ったほうがよいとされることから。
(ことわざ辞典より)
カフェの裏に畑があり、大家さんの了解をいただいて管理しています。
一年目は、畑一面に生えていた篠だけを伐りました。
二年目は、さらに奥の竹を伐り、新たに芽を出した篠だけを刈りました。
三年目にして、畑の端に植えられていた梅の木にかかることができました。
幹の太さ30cmの老木が三本あります。
手入れされないまま、伸び放題の枝が、隣地まで伸びていました。
隣地に落とす梅の実を、隣のばあちゃんが拾われているのを見ました。
畑に近い方の枝から切り落とし、徐々に隣地の方へ移っていきました。
7ー8mの高さまで伸びた枝が、切ることにより隣地のビニールハウスの上に落ちることが
心配でした。手が届く枝を伐り伸びた枝を軽くしました。
それから、伸びた枝にのこぎりで隣地側から切り傷を入れて、畑側に折り倒す作戦でした。
梅の枝には、手に刺さるほどの棘があります。
一昨日一本を片づけ、昨日二本を仕上げました。
ビニールハウスには、切った枝を一度も落としませんでした。
それだけ神経を使い、疲れる作業でした。
切った枝を、チェーンソーで細かく仕分けしました。
枯れた篠竹と共に梅の枝もクリーンセンターに運びます。
畑をどうするか。
こごみを植え、ワラビを自生させようと考えています。
地域の方が自由に採り、都会から来られた方がお土産にできればとよいと思います。
我が家の南に森があり、陽が当たらない分だけ霜柱は融けることがありません。
森の持ち主に了解をいただいて、高木を切る計画です。
直径30cmの桑の木があります。20mを越える高さです。
この辺りでは、桑の木を床柱にされるそうです。
知り合いの大工さんに打診し、欲しいと言われました。
素人では伐れないので、木こりのプロに依頼しました。
桑の木を伐るときに邪魔をする木の伐採も、燐家の方から許可を得ました。
今月中には、伐ってくれることでしょう。
春には、もう少し日光が届く畑と家になることでしょう。
日が当たる当たらないは、この地では大事なことなのです。
森には、山道がありました。
今は、どこが道だったのかわからないほど荒れています。
熊野古道とはいかぬまでも、森を抜ける散策道になればよい。
かつて、山の上にある桜の元で花見をしたそうです。
こうだったら良いなを、少しずつやらせていただいています。
私、暇人かしら。
できぬから やるのであって 夢届け
2019年1月14日