絵のタイトルは、「ちゃんとできたがな」です。
苗を植えたからには、枯らすわけにはいかない。
トマトと人の共同作業です。
今日のタイトルは、「過酷な草刈り」です。
露地栽培の野菜が枯れています。
葉を丸めて水分の蒸発を防いでいます。
それでも、死に絶えます。
黄色い花を咲かすたんぽぽを切ると、花が瞬時に綿毛になる。
植物の生き残り作戦です。
私たちも似たようなもので、摂取した水分は、体温調整のため汗となります。
草刈りを一時間やると、一枚着替えます。
草刈り機のタンク2杯が限界です。
休憩も入れて、4時間です。
もうすぐ、旧暦のお盆です。
依頼された墓周りの草刈りをしています。
耕作放棄地が広がっても、墓周りだけはきれいです。
荒らしては、先祖に申し訳ない。
教えられたわけでもないのに、一生懸命です。
この時期、猪がよく罠にかかります。
スーパー農道で餌を貪る猪を見かけました。
鹿と見間違えました。
横幅がなくほっそりとしていました。
硬い鼻で鉄柵をこじ開けて、野菜畑の未成熟のかぼちゃやサツマイモを狙います。
水分補給と栄養が一度に取れます。
この時期の猪を食べる人はいない。
涼しい夜に孤独な酒盛りを始める。
夜明け前に、奇声があがります。
鳥の鳴き声がする頃に、やっと寝てるのでしょう。
もう5時です。
朝飯抜きで、草刈りに行きます。
身体によくないが、危険回避です。
いつまでも農家になれない、野菜作りのイロハです。
2023年8月4日