故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

過酷な草刈り

2023-08-04 04:58:28 | よもやま話

絵のタイトルは、「ちゃんとできたがな」です。
苗を植えたからには、枯らすわけにはいかない。
トマトと人の共同作業です。


今日のタイトルは、「過酷な草刈り」です。
露地栽培の野菜が枯れています。
葉を丸めて水分の蒸発を防いでいます。
それでも、死に絶えます。
黄色い花を咲かすたんぽぽを切ると、花が瞬時に綿毛になる。
植物の生き残り作戦です。

私たちも似たようなもので、摂取した水分は、体温調整のため汗となります。
草刈りを一時間やると、一枚着替えます。
草刈り機のタンク2杯が限界です。
休憩も入れて、4時間です。

もうすぐ、旧暦のお盆です。
依頼された墓周りの草刈りをしています。
耕作放棄地が広がっても、墓周りだけはきれいです。
荒らしては、先祖に申し訳ない。
教えられたわけでもないのに、一生懸命です。

この時期、猪がよく罠にかかります。
スーパー農道で餌を貪る猪を見かけました。
鹿と見間違えました。
横幅がなくほっそりとしていました。
硬い鼻で鉄柵をこじ開けて、野菜畑の未成熟のかぼちゃやサツマイモを狙います。
水分補給と栄養が一度に取れます。
この時期の猪を食べる人はいない。

涼しい夜に孤独な酒盛りを始める。
夜明け前に、奇声があがります。
鳥の鳴き声がする頃に、やっと寝てるのでしょう。

もう5時です。
朝飯抜きで、草刈りに行きます。
身体によくないが、危険回避です。
いつまでも農家になれない、野菜作りのイロハです。

2023年8月4日
コメント
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