トマトができました。
タイトルは、「誰の子」です。
育てた人のものでしょうか。
トマトはトマトのものです。
私たちは、おすそ分けをいただきます。
夜勤明けの眠い目をこすり、寮にあるシャワーで体をキンキンに冷やして寝た。
学生の頃のことである。
風呂がない6畳に住んでいた。
流し台に上がり洗面器に汲んだ水で体を洗った。
独身の頃である。
今日のタイトルは、「将来を憂う」である。
定年後、老後の準備としていくら蓄えておけばよいかと巷で騒いでいる。
2000万円あっても、足りぬ人もいる。
その金を蓄える人は、高給取りで入るだけ使える人であったと思われる。
生活を落とすことができないから、足りない。
定年後のシナリオを描いている人もおられるでしょう。
子供が独立したら、子育ての楽しみがなくなる。
老後には、旅行、読書や家族との団らんと個人的な趣味をしたいと思う。
図書館通いや旅行をやってみたが、2か月で飽きた。
若い時に夢見た趣味をしようにも、体力がない。
趣味の釣りに行っても、釣った魚をあげる人がいない。
今日も釣りに行けと、奥様の目が語る。
もっとひどいことに、家族との団らんを計画しても奥さんがいない。
今できることを一生懸命やったほうがよい。
今できないのに、将来できるはずがない。
お金がなければ働けばよい。
趣味のために必要なことだって、老後に始めればよい。
時間だけはたっぷりある。
筋肉は年をとってもつくらしい。
苦労して育て上げた子供も、国家や友人も、満足する援助はしてくれない。
そんなことを望むものなら、けんかになるし、がっかりするだけである。
友人だっていないかもしれないし、病気かもしれない。
準備も蓄えも必要ない。
今を一生懸命生きるだけで、知恵がつきなんでもやりこなせる力がつく。
健康だって、なるようにしかならない。
癌ができれば取ればよい。
透析しながら働けばよい。
今、奥さんを大事にしなければ、
定年後には大事にしたくてもいないかもしれない。
どうぞあなただけで旅行に行って、私は友達と行くわ。
年金が5万円しかなければ、それまでの贅沢を削ぎ落せばよい。
残すほど食べた美味いものは、最低限の栄養だけに限ればよい。
太らないし、糖尿にもならない。
貧乏が悪いわけでもない。
不幸が悪いわけでもない。
シベリア抑留を経験された女性(看護婦さん)が人に言われぬ悲惨な目に合った。
戦後帰国し、家族を持ち、囲まれ幸せを感じる。
不幸と幸福の振れ幅が大きい分だけ、私は幸せじゃないかと言われる。
将来を憂うより、今を生きる。
培ったコミュニケーション力と気概があれば、老後も安心です。
2023年8月17日