この地に来て最初にお世話になった方です。
これからもよろしくお願いします。
かつて、「特別扱い」を書いたことがあります。
女性にとっては、愛されていることのバロメーターです。
男性にとっては、少々危ない愛し方となります。
家族と離れて、新妻と生活を始めて3年になります。
家族と暮らしているときは、まぎれて生活ができました。
妻が里帰りをし、帰って来てすぐに風邪をひきました。
帰省している間は、美味しいおかずが届きました。
妻が風邪をひくと、さまざまな温かい料理と栄養になるものが届きました。
地域の方の優しい気遣いです。
妻は里帰りの前に大量のおでんを作ってくれました。
二日で飽きました。
残ったおでんの具を潰したものに、さんまの身を混ぜて餃子にして食べました。
更に残ったものはカレーにして食べました。
カレーの中のコンニャクだけは食べられませんでした。
残ったコンニャクを小さく切って、野菜と一緒に炒めて食べました。
カレー味が残っていて美味しかった。
やっと、おでん地獄から解放されると思った矢先、
帰ってきた妻が風邪をひきました。
医者に行くと、肺炎になりかかっていると脅かされました。
「今度熱が出たら、救急車で病院に行くように」
甘い「特別扱い」なんかじゃありません。
生きるか死ぬかに突然なります。
二人きりだからです。
風邪になりかかっていましたが、吹き飛びました。
お互い様です。
「特別扱い」じゃなければ、
さっさと子どもの元に送り届けられていることでしょう。
家族が増える頃は、皆さん元気です。
家族が減る頃には、身体も弱ってきます。
これからが、本物の「特別扱い」の始まりです。
床の間に 椿の花粉 落ちたまま
2017年1月23日
2016年7月8日投稿記事「特別扱い(Part3)」
2016年3月28日投稿記事「特別扱い(Part2)」
2015年9月24日投稿記事「特別扱い」
を参照ください。
「特別扱い」するのもされるのも相手があってのこと。
多少の行き違いは、味付けのようなものです。
どうしたもんじゃろのと楽しみたい。
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