故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

好事家

2015-11-25 06:07:05 | よもやま話
   
自分で描いた絵手紙を添えて、同窓会の案内状を出しました。
返事が返って来ました。

「しと言う字 大きくはねて く(句)になった」と他の2句と共に送られてきました。
きれいに墨書で書かれていました。

これが夢の中のことなので、何度も覚え直して起きました。
もう1句覚えていたのですが、妻に話しかけられ忘れてしまいました。

世の中には、好事家というものがおりまして、時々困ることがあります。
自分のことから先に書きましょう。

このブログの読者のほとんどが友人です。
仕事仲間もいます。
半ば押しつけのごとく「読んで」とお願いしています。
家族は正直で、読んでくれないのです。

先輩のご友人で、旅を趣味とする方がいらっしゃるそうです。
外国に行かれた時の旅行記を印刷して送ってくださるそうです。
読まれなくなり、開封もされないまま積まれていくのです。

沖縄に行き、これは美味しかったと「サーターアンダギー」と「島豆腐」を大事に抱えて持って帰りました。
島豆腐は、白和えのごとく潰れ豆腐になっていました。
サーターアンダギーの油臭が一緒に入れた衣服に付いていました。
また沖縄に行くことがあり、今度は何が良いと聞きました。
末娘は、「もう、サーターアンダギーはいいから」と正直です。

私のうちにも食べずに放置されているものがあります。
フィリピン土産の乾燥マンゴーです。
マレーシア産のエビ入りお菓子です。
韓国土産の黒にんにくです。これは少しずつ食べています。
トルコ土産の蜂蜜入りの怪しげな瓶入り強請剤です。
すべて、好事家とも言える友人の土産です。

この友人、次から次に健康法を実践しています。
今は、断食です。一日に一食で済ませています。
リューマチで動けなくなったお母様が太り気味になられました。
対処法です。
その前は、玄米。そのまた前は、アーモンド。
ずっと前は、西野流呼吸法。あの由美かおるさんが実践されていると聞いて、アマゾンで古本を買いました。
その間に、三浦雄一郎バージョンの両方で3Kgになる靴です。今も時々履いています。
間違いなく腿がいたくなります。散歩が修行のようです。

世の中に好きものは多くいます。
これは良いのだと勧められます。

亡き妻は、テレビで観た健康食材を買いにいったところ、すでに売り切れだったと私に報告したものでした。
それからも、たくさんの売り切れ品の話をしてくれました。
テレビの影響は大きく、すぐに売り切れとなってしまうのです。

わたしも、ほどほどにしようと自分に言い聞かせています。

2015年11月25日


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格差社会の生き残り作戦

2015-11-24 01:16:18 | よもやま話
  
会社は、どんどん大きくなります。
会社は、分社化されます。

経営に携わるほんの一部のものだけに、富が集中されて行きます。
会社は、余剰資金を海外に回し利益を得ます。
会社全体としては利益が出ているけど、分社化した国内の会社には分配されません。
統合する会社(本社)と株主に分配されます。
ほんの一つかみの利益が従業員に流れてきます。

社員と契約社員では、最初から待遇が異なります。
同じ仕事をしても、賃金は大きく違います。

資本を持つものは、賃貸の必要がありません。
親の代からの土地家屋で暮らすことができます。
余った資本は国債に流れ、税金から利子を得ることができます。

さらに格差は広がるのです。
ほんの一部の金持ちにお金が集まる構造になっています。
お金を持っているものは、ロビー活動ができ、
自分たちに有利なように法改正ができます。

では、持たざる者はどうすれば良いのか。
暮らし向きが違うことを最初から受け入れるのです。

携帯電話もやめる。
広いスペースも諦める。
自家用車もやめる。
情報の入手もやめる。
便利な生活からなるべく遠ざかるのです。

地方都市で生活したことがありました。
一家で稼ぐのは、三人。
お父さんは地元の会社で、
お母さんは農協で、
おじいちゃんは役場でそれぞれ働いていました。
三人合わせて、ゆうに年収1,000万円を越えていました。
自前の田んぼで米を得て、野菜を作り、先祖代々の家を継承していました。

一家に入る収入は、都会生活者(優良企業に勤務)の給料と変わりませんでした。
出ていくものが違うのです。
確かに便利ではありません。
友人も限られてきます。

私は、友人たちと付き合うために都会に残る必要はないと考えます。
都会の人が、地方に出て遊ぶのです。海に山へ週末ごとに出かけます。
友人が、都会から地方に来ればよいのです。
友人とも、頻繁に会うわけでもないのです。

金がなければ、便利な都会生活も色あせてきます。
会社に行くのに1時間30分は、普通です。
地方にいると30分で職場に行けます。
年間500時間(250日労働x2時間/日=500時間)も違うのです。
金額にして150万円(3,000円/時間x500時間/年=150万円)も無駄にしているのです。
地方であれば、その年間500時間で野菜が作れるのです。

地方に多くの人が帰ることで、公共の設備(交通機関、公共施設)が充実してくるのです。
情報も、インターネットで十分取得可能です。
食べるものも、大企業が製造するものをやめれば良いのです。
庭先で採れるもので暮らせばよいのです。
余った時間で、趣味の手芸で着るものを創れば良いのです。

ドイツでは、国策なのか人口30万規模の都市が全国に配置されています。
地方都市は、公共施設も観光(エンターテイメント)も、ほとんどの機能を有しています。
移動の手段も簡便です。飛行機料金は安いし、高速道路はただです。
年間5,000円~10,000円の税金を払うことで高速道路を利用できるのです。
都市には、いろんな設備が整っているので、遠くへ行く必要もないのです。
一度も国外に出たことがないと、グローバル企業で働いている社員がいました。
出る人は出て、出ない人は出なくても良いのです。

マイスター制度があり、地方都市でマイスターを取得しても全国共通の資格なのです。
マイスターで職場での扱いも賃金も決まるのです。

格差社会を助長する仕組みから遠ざかることで、格差社会から抜け出せるのです。
格差社会が作る仕組みにしがみつく必要はないのです。

不便さが、しがらみから逃れられる分、逆に便利なのです。

私は、そのような生活を実践したいし、
多くの若者が低賃金でも暮らしやすい環境を作りたいのです。

故郷とは 遠くにありて もう古い

2015年11月24日

(投稿後の感想)
確かに道は険しいかもしれません。
大企業なんてくそくらえです。
強い中小企業は、ニッチの世界で大活躍できるのです。
多くのグローバルな中小企業は、大都会にはいないのです。
最新情報を入手する必要がないからです。
何故なら、自らが情報発信基地なのです。

これからゴルフに出かけます。
その前に少しだけ休むことにします。

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営業は何を売るか

2015-11-23 11:20:19 | プロジェクトエンジニアー
  昭和記念公園の「うふふ」でした。


顧客に役立つサービスを売るのが営業です。
わが社は、使う人の身になって仕事をすると、社是にされています。

それは、長く営業をやっていて、初めてできることかもしれません。
多くの営業は、顧客から注文を受けて仕事をします。
仕事がくるであろうと予測を立てて、製造をします。

営業の姿勢で、聞くが6分話すが4分の配分は、大きく崩れています。
顧客の話を聞くこともなく、自社で開発した新製品や新技術を話されて行きます。
自分の立場が優先されるのです。競争に勝ち、売れれば良いのです

ある時、顧客は空調機を買いました。
総動力80Kwのモーターはインバーター制御されていました。
高調波を規格以上、出すことが予想されました。
インバーター制御は、交流の位相(交流の波をずらす)を制御して回転数を変えます。
電力会社(東電など)から供給された電源に位相による異なる電流を逆流させることがあります。
これが、ノイズとなってテレビの画像を乱したり、各種センサー(トイレ、自動ドアなど)の
誤動作となります。
しかし、顧客が必要ないと判断しました。
営業は、顧客の判断だから対策無用として売りました。
後に、顧客に再度確かめられた時に再計算し、「必要」の回答と共に対策費の追加を要求しました。

眼鏡屋さんで、特価セールスをやっていました。
圧縮レンズの新製品を売り出しです。同時にフレームの特価セールスも実施しました。
顧客は、特価の圧縮レンズとフレームを注文しました。
後に、レンズはたびたび外れるようになりました。
顧客は、三か月後にレンズを落として割ってしまいました。
レンズを買い替えに、売ってくれた眼鏡屋さんに行きました。
このフレームは、細くてこの圧縮レンズの厚みに耐えられないことが分りました。
眼鏡屋さんは、フレームの買い替えを勧めました。
顧客は納得がいきません。なぜ売る時にその(相性が悪い)ことを教えてくれなかったのか。

売る人は、知っていたのか知らなかったのか判断が付かない二つの例をあげました。
少なくとも顧客は、明らかに知識不足です。
これは、顧客に役立っていないのです。
なぜ、売る前に対策が必要だと言い切らなかったのでしょう。

冷凍機の冷媒が漏れる事故が頻発しました。
その度に、便利屋のように冷媒充填をやるサービス業者がいました。
休日返上で対応しました。顧客には便利な業者でした。
業者も、売り上げが上がるので上客でした。
この業者は、いつまでも配管の手直し(漏れ対策)を顧客に強く勧めないのでした。

話を聞くとは、相手の話を鵜呑みにすることではないはずです。
話すとは、自分勝手な話をすることではないのです。
話を充分理解するには、会談の多くを聞くことに集中することを言います。
話すとは、プロフェッショナルとして顧客にベストである話をすることにあるのです。

経験が浅い営業は、言いたいことを話し、顧客の質問は後で回答しますと帰ります。

営業は、会社の看板を背負って商売をしています。
単なる御用聞きではないのです。

その場で、考えられるベストソリューションを、都度話さなければなりません。
会談で出て来た顧客の疑問に、知ってる限りの知識と経験で解答しなければならないのです。
顧客の無知をほったらかしで、商売をすべきではないのです。
その場で解決しないで、多くの質問を社内に持ち帰ることは会社の負担(または混乱)となるのです。
真髄だけを持ち帰って相談すればよいのです。
それには良く聞き、良く話さなければならないのです。

営業が見積もりをし、受注率は5%とします。
ほとんどが負けてしまうのです。
せっかく提案したソリューションがライバルの他社に流れてしまいます。
やきもちを焼くようになります。無駄骨が多くなり社内でも相手にしてくれなくなります。

まったく逆の発想で取り組むとします。
最初から、5%と覚悟をすることから始めます。
あとの95%は自分の勉強と考えるのです。
95%の事例と付き合えることに感謝するのです。
滅多に見せてくれない工場の内部が見られるのです。
その度に、死に物狂いで勉強をさせてくれるのです。

提案をしなくても、会社訪問は続きます。
20社回っても1社くらいしか確実な注文はくれないのです。
歩くだけではだめなのです。
工場を見せていただくことで、会社内で検討することで確実にスキルアップできるのです。
自らチャンスを放棄する必要はないのです。

こうすることで、目が肥えてきて顧客のボトルネックも見えてくるようになるし、
いろんな業態にも対応できるようになります。
一番良いことは、人を見る目が養われることになるのです。
また、いつもよくやってくれるとチャンスが増えていくのです。
その情熱に応えてくれる顧客と信頼関係ができるのです。
聞く耳持たぬ顧客とは、世間話で帰ってくればよいのです。

営業は、エンディングストーリーが描けなければなりません。
仕事の結末まで覚悟した活動の始まりでなければならないのです。
話を持ちかえれば後は技術がやると言うのでは、行き当たりばったりになってしまうのです。

ある商社マンが見たアフリカ人は靴を履いていませんでした。
靴が売れないと判断するのか、これは商売のチャンスだと判断するのか。
前者は賢い選択です。次のチャンスに向かえば良いのです。
後者は、靴文化を伝える覚悟が必要であり、いずれ友達になれるでしょう。
私は、後者の営業を勧めます。
そしてこんな営業からものを買いたいと思うのです。

冒頭の絵は、昭和記念公園で見た晩秋の風景でした。
コスモスが鮮やかに咲いていました。
山の向こうまでコスモスでした。

2015年11月23日

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久々に腰が痛い

2015-11-22 04:28:22 | よもやま話

小春日和の中、分葱と苺の株分けをしました。
せせこましく小さな丸い鉢から、大きなプランターに移してやりました。
続いて、ビニールの小さな鉢に植えていた鑑賞用の唐辛子を
分葱と苺の鉢に移しました。それぞれの植物がより大きなスペースを得ました。

へちま、ゴーヤとカボチャを植えていたプランターの土を掘り返しました。
へちまとカボチャのプランターには、コガネムシの幼虫がたくさんいました。
ごめんねと無言で謝りながら、すべて取り出しました。
妻は、コガネムシが土にもぐり込んで卵を産んでいるのを見たそうです。

芋ほりで掘りだして、乾燥していた土を新たに入れました。
台所で出た生ごみで作ったコンポスト、苦土石灰と有機肥料を混ぜました。
ふかふかの再生土で、それぞれの植物が今日から再スタートです。

新たに出た土は、袋に取り出ししばしの休憩です。

プランターの土の掘り出し、片づけと新たな土づくりで久々に疲れました。
狭いベランダでの作業でした。
休みながらやったのですが、腰に負担がかかったようです。
素直にギブアップです。

妻が、感謝してくれました。
後は、なにもかもお任せになってしまいました。

寒くなったので、座り机での食事に切り替えました。
腰に負担がかかるのです。
元の椅子での食事に戻してくれました。
腰がきっちり納まり落ち着きました。

少しの酒が疲れた身体に回りました。
そしていつものように居眠りです。
妻に起こされて寝床にやっとこさで寝たようです。

昨年腰を痛めて動けなくなりました。
納まった後から体幹を鍛える体操を風呂上がりにやることにし、続けてきました。
今年の夏は、連日草取りをしては身体を鍛えました。
体重は、日増しに落ちてきてBPIの肥満数値25%をやっと切るまでになりました。

足りないことを知ることになりました。
良いことです。
ゴルフクラブを振れるか心配です。
身体を休ませれば、そのうちできるでしょう。
気持ちよい土いじりでした。

こんなとこ 筋肉ついた 痛気づく

2015年11月22日

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自尊心(Part2)

2015-11-21 07:05:18 | よもやま話
  
自分の過去には、消しゴムで消したいと思うものがいくつかあります。

良しとしない自分がいます。
こんなはずじゃなかった。

人を見ていて、そして表現していて、
消したい過去は、雑味と言うなんとも言えない奥深さになるのです。
それが良いのです。
完成された味は確かに美味しいのですが、また食べたいとは思いません。
あきるのです。

なんだろうな。
このよく解らない味わいは。
謎なのです。
この雑味がなかったらもっと美味しいと思わせるのです。
ところがそうじゃない。

これが美味しいのです。

しかし、当人にとってはできれば消したい過去なのです。

気づかないのです。
それがあなたなのです。そして私です。
だから、深みがあるのです。面白いのです。

三歩進んで、二歩さがる。
二歩下がらなかったら、どれだけ効率的でしょう。

どうでしょう。
二歩下がったから、また三歩進めるのではないでしょうか。
大事なことは、また三歩進める勇気を持つことです。
二歩下がった時になにくそとまた一から始める勇気です。
できることから始める辛抱強さです。

二歩を否定したら、勇気を醸成する時間を、
また工夫(生き様)を否定することになるのです。

ありのままで良いのです。
受け入れることです。
私は、これだけの人なのです。
でも私です。世の中に私は一人です。
他の誰もがなれないのです。

自信を持って良いのです。
あなたはあなただけ。私もわたしだけ。

前に進むことです。
過去に後戻りはできないのです。
反省は必要です。
今度はもっと自分らしくなろう。

アドバイス通りにはいかないのです。
そんなに優れたアドバイスなら、その人がやって成功すればよいのです。

自分を大事にすることです。
あなたには数えきれないほど良いところがあります。
愛する心根の持ち主です。
だから私は好きなのです。
どこかの誰かが想っています。

そうですね。
好きなら好きと言ってよ。
解らないよ。

いいえ、よく見てください。
あなたの周りを。
興味津々で、あなたを見ている人がきっといるはずです。
二歩さがった時に見えると良いですね。
きっと、奮い立つような勇気をくれるでしょう。

よれよれと 誰かがそっと 支えるか

2015年11月21日




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