*2016年4月13日撮影
会津の鶴ヶ城の桜は最高潮です。
週末には散り始めると思います。
というわけで、桜の王様とも言って良いソメイヨシノの今年の姿をごらんください。
遠くから見たソメイヨシノ。
陽が当たって輝いて、日本の桜です。
*2016年4月13日撮影
鶴ヶ城からは少し遠い山道に植えられているソメイヨシノの列。
山を背景に穏やかな山里を想わせる風景です。
ソメイヨシノはエドヒガン系の桜とオオシマザクラとの交配で生まれたと考えられています。
江戸の染井村の植木職人たちによって育てられ、しだいに広まっていきました。
明治期以降他の桜を圧倒する人気種となって全国に広まったそうです。
*2016年4月12日撮影
鶴ヶ城公園内にある大きなソメイヨシノ。
ソメイヨシノはほとんど結実しませんが、種子からうまれた子はソメイヨシノにはならないことが分かっていて、すべてのソメイヨシノは一本の原木のクローンなのです。
そういうことを知ると、ソメイヨシノの美しい花を愛でて楽しんでいる私たちは、なにかどこかで間違っているのかと、ふと考えます。
*2016年4月12日撮影
鶴ヶ城近くの湯川の土手に植えられているソメイヨシノです。
ソメイヨシノが爆発的に日本中に植えられたのは、第二次大戦のあとです。
鶴ヶ城にはもともと桜はなかったのですが、明治期に桜を植えることに尽力した偉人がいたために今日の姿になりました。
ただし現存する桜の多くは戦後植えられたもののようです。
やはりソメイヨシノが圧倒的に多いのです。
*2016年4月8日撮影
まだ咲き始めです。鶴ヶ城のソメイヨシノの先週の姿。
鶴ヶ城公園にはソメイヨシノ以外の桜もそれなりにあります。
先日紹介したコヒガン系の桜はもちろん、しだれ桜や、八重桜など多彩です。
おいおい、そういう桜も紹介できればいいなと思います。