*2016年4月24日撮影
今年もトンボの飛ぶ季節がやってきました。
今日出会ったのは、コサナエ。
成虫で越冬するオツネントンボなどを除けば、最も早く出現するトンボのひとつです。
*2016年4月24日撮影
サナエトンボというのは早苗の頃、つまり田植えの頃に飛んでいるトンボという意味です。
サナエトンボの仲間のうちで小さいトンボなのでコサナエなのだと思います。
トンボ類の正式な名前には「トンボ」がつかないものが多く、コサナエもそうです。
通称としては「コサナエトンボ」といったほうがわかりやすいのですが、正しい名前の方をとりました。
サナエトンボの仲間のうちで、コサナエは特に早春に姿を見せます。
*2016年4月24日撮影
サナエトンボの仲間はヤンマに似た姿をしているものが多く、ヤンマの名がつくものもあります。
ただ体の大きさがヤンマにくらべて小さいのです。
ところが大きさというのは比べてみてはじめて分かるもので、サナエトンボ類を単独で見たときにヤンマより小さいかどうかはなかなか判別できないことが多いのです。
私の場合は、撮った写真をトンボ図鑑とよくよく見比べてようやく名前にたどりつきます。