地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

今年もあさ吉さん英語落語独演会

2009年12月24日 | Weblog



昨年に引き続き、今年もこの季節に開催された桂あさ吉さんの英語落語独演会に行って参りました。
今年の相棒は、先日落語デビューを果たしたばかりのまりりんさんです。


独演会と言いましても、何人かの噺家さんが登場するのが常です。
今年は桂福丸さんと桂三輝(サンシャイン)さんです。
合間に豊来家玉之助さんの獅子舞が入ります。




まずトップバッターは若手の桂福丸さん。
「天狗裁き」というおなじみのお話を英語で披露したのですが、これまた発音もうまければ、落語もうまい!
太鼓判です!

続いて登場したカナダ人の桂三輝さん。
英語がうまいのはもちろんのことですが(っていうかネイティブ)、この人は天性のものを持っています!
めちゃめちゃおもしろかったです
無理に場面設定を日本にせず、カナダの日常を取り入れてて、本当に面白かった。
さすがに表現力あるわ~、欧米人。


さて…、

本日の主役の桂あさ吉さんでございますが。。。


昨年も彼の英語落語による「茶の湯」を聴いたんです私、はい。
その時正直落第点だと思ったんです、はい。
なんだか練習不足の感が否めなかったので。

今年は1年経ってるからしっかり練習して板についてるかなと、淡い期待を胸に臨んだのですが…、

裏切られました。


上達しとらんぞ、あさ吉!


続く「辻占茶屋」というお話も、「あれ?もう終わったの?」とびっくりするぐらい唐突に終わりました。
オチはどこ行ったんですか?
日本語でも元々そんな話?


コホン。
私はここ2年ぐらい?あさ吉さんを応援しており、何度も寄席に足を運んではいるのですが、ぶっちゃけ落語うまくないですよね?
英語の問題ではなく、日本語でやっても彼の落語ってこんな感じですよね?

なんか、淡泊というかなんというか。
人物描写ができていないので、今誰の台詞を言ってるのかつかめません。

初めて英語落語&あさ吉さんの落語を聴いたまりりんさんも同じ意見でした。


翌日、あさ吉さんのブログのページに書きこまれたコメントを見ても、「(落語会として)とてもおもしろかったです!」「あさ吉さんの笛を吹く姿が素敵でした!」みたいな感じで、誰もあさ吉さんの落語ほめてないやん。。。

福丸君と三輝君のお陰で英語落語会自体は大変に面白いものとなり、初めての英語落語で多少の不安を感じていたまりりんも満足な出来栄えでした。
…あさ吉さんの落語以外は…。

ん~、でもあの頼りない感じとかがまた魅力なのでしょうか。
ファンも辛抱強く支えて行くべきでしょうか。