【3日目・最終日】
なんだかんだで4:30頃から起きだし、もう一度ストレッチしたり、荷物を整えます。
5:30からご飯、お味噌汁、納豆、卵、ちりめんじゃこなどの朝食。
相変わらず男性陣はみなさんおかわりしています。
あと、数名は納豆を返品。(関西やな~。)
天気予報では大晦日は大寒波で大荒れのお天気でしたね。
はい、御杖村でも雪が…。
本日の出発地点である姫石の湯まで向かうバスに乗っていても、結構雪が降っております。
嫌だな~…。
なんだかんだで全体の予定が遅れ、2日目に私たち7講が2番目に出発したのはすでに7:50ぐらい。
雪の中、最終日の歩行スタート!
景色としては奇麗ですが、時々突風も吹くので歩くのは大変です。
雨じゃないだけまだマシですけど、やはり頭やリュックに降り積もった雪が溶けてくると濡れるし。
本日は、雨用に準備したスパッツやザックカバーも総動員。
風が強く、あまりに寒いので歩いていてもあまり体が温まりません。
こんなに吹雪いたりするし。ひえ~っ。
5kmから15km地点ぐらいまでは「美杉町」という地名が続きます。
その名の通り杉がたくさん生えていました。
道中、昔旅籠だったお家には「伊勢本街道」と書かれたのれんがかかっていたり、例の提灯がかかっていたり、お正月飾りがきれいだったりしたのですが、雪のためカメラを取り出して撮影する気になれません!
せっかくの最終日ですが、写真がほとんどないことご了承ください。
あと、充電コードがかさばるし重いので持ってきませんでした。
この寒い気温でデジカメのバッテリーが急速に減っていきます。
たぶん最後のゴールまで撮影できません。
…あしからず。
ちなみに時間も測ってません。
(もう、時計とか見る余裕も…。)
こちら、写真では見えにくいですが石の道標に「すぐいせ」と彫ってあります。
ここで言う「すぐ」とは「もうすぐ」という意味ではなく、「まっすぐ」という意味です。
したがって、伊勢はまだまだ遠いのです
本日越えるはずだった飼坂(かいさか)峠は、雪で危険なため回避。
下の新道の方を通って行くことにしました。
内心ほっ。
飼坂峠を過ぎると、ゆきひめ亭というところで昼食。
ちょうどテレビでビートたけしが伊勢神宮を訪問した時の番組が流れていました。
みんなこのタイミングに驚いていましたが、私それ伊勢神宮のホームページで見た。
ここでのランチ休憩も30分しかないので、とにかく急いでご飯を食べ、体をあたためます。
支度を整えて再度スタートすると、前より寒くなってる…。
しかもすごい雪と突風…。
次の休憩地点は「道の駅」。
昔駅舎だったところですが、今は廃線になっていると聞きました。
ここではトイレ休憩のみで、次へ進みます。
本日の出発から20km地点を越えたあたりで上仁柿という土地に出ます。(読み方分かりません。)
さらに進むと下仁柿。
25km地点を越え、柿野神社へ到着するより前だったでしょうか、とある民家のガレージに猪が皮を剥がれて吊るされているのを見たのは…。
当然近づいて行って激写。
(もうバッテリーほとんど残ってないのにこれ写すって…。)
大学生ボランティアの女の子は「気持ち悪~い」とか言ってますし、他の男性陣も「これはすごいなあ…。写真撮るってすごいね」とか言ってますが、こんなものベトナムでは日常茶飯事です!
ブタや犬がこのような姿でバイクの荷台に束になって縛り付けられている図は普通に見かけますから、はい。
冷静に、「やっぱブタとはちょっとシルエット違うな~」とか思って見てました。
ちなみにこの猪吊り下げ写真がこの旅最後に撮った写真です。
柿野神社ではスタッフがみかんやあったかいお茶を準備してくれていました。
10分程度の休憩で、さあさ前へ進みますよ。
30kmを越えたところで大石バス停。
この辺りはもう松阪市です。(松阪牛食べたい…。)
ちょっと前までは津市だったと思います。
さあ、もうだいぶ疲れてきましたよ~。
40kmを越えたところで津田公民館へ到着。
ここで夕食を食べ、夜間歩行へと移ります。
当然休憩時間はたったの30分。
この間に自分の配給分のスタミナドリンクとおにぎりと年越しそばを受け取り、急いで食べ、トイレを済ませ、急いで靴下を履き替え夜間歩行の装備を身につけます。(ヘッドランプとか、ね。)
ゆっくり足をもみほぐしている暇もなく、とにかく時間との戦いです。
なんか、まるで軍隊みたいなんですけど…。
私たちが夜間歩行に出発したのは確か17:20頃だったと思います。
スタートして割とすぐに近くのおうちのお接待であったかい甘酒を頂きました。
ええんかな、お酒なんか飲んでしまって…。
今からさらに20km以上歩くのに。
夜間歩行はもう自分との闘いです。
己を前に進めるのは気力のみです
日が落ち、強い風が吹き、とにかく寒い!
そしてとにかく足が痛い!
時にはおじさんたちと雑談で気を紛らわせながら、時には黙々と、とにかく歩きます。
住宅街を抜け、真っ暗な林を抜け、満月が明るく照らしてくれる平野を抜け、とにかく歩きます。
時々意識がどこかへ飛んでます。
ただ、機械的に足が前へ前へと進んでいるのみ。
とにかく心が折れないように、折れないように、無心になって進みます。
もう、あと何時間とか何キロとか考えている余裕すらありません。
歩道の段差を越えるのすら辛いです。
60km地点を通過したところにある度会橋を渡るともう伊勢市。
(この橋を渡るときが寒いのなんのって…。)
外宮はすぐそこです。
3kmほど歩いて外宮へ到着。
が、ゴールはあくまで内宮です。
ちなみに外宮から内宮までは徒歩であと1時間ほどかかります…。
ここでホッとしてしまうと先へは進むことができません。
ちょっとだけかがり火にあたり、晩御飯で残していたおにぎりをささっとほおばり、いざ内宮へ向けて出発!(もう、出陣って感じです。)
ここから先は非常に辛いです。
足は限界を超えてるのに、上り坂ありの長~い道のりです。
もうここまで来ると、「なんで私は大晦日にこんなことやってるんだ?」とか、「この企画自体おかしいんじゃないか?」とか、足が疲れすぎてキレ気味になってきます。
65km地点を抜け、猿田彦神社を抜ける頃には意識朦朧。
最後は痛めた足にとどめを刺すかのように続く長い下り坂。
下りはきついです、下りは。
そしてついに内宮へ到着~!
パチパチパチ~。
おめでとう~、よくがんばりました~!
死ぬ~。
もう一歩も歩けない~。
と思ったら、まだこの先があるんです。
毎年恒例、「伊勢迄歩講」の幟を持って、おかげ横丁を「ワッショイ、ワッショイ」と言いながら練り歩くんです…。
ぐ…。
なんでそんなことせにゃならんのだ。
気持ち的には全く盛り上がらず、いやいやながらおかげ横丁をふてくされた顔で小さく「ワッショイ…」と言いながら歩きました。
でも歩いてみると、運動後のクールダウン効果か、ちょっと足が楽になりました。
おかげ横丁を抜けて、去年まっさらに架け替えられた宇治橋の前へ集合。
ここでカウントダウンをします。
が、結構早くつきすぎたので時間待ち。
さささ寒い!!!
その場でなぜか「蛍の光」を2回も歌わされ、カウントダウンし、さらに「お正月」を歌わされ、凍る気温の中長時間我慢したあとようやく近くの「岩戸屋」さんに入店を許されました。
岩戸屋は1階がお土産物屋さん、2階が食堂。
「さあさ、お2階へどうぞ~」って、階段辛いわっ!
ここであらかじめ注文していた月見うどんを頂き、靴紐をゆるめてほっと一息。
認定証の授与やら、各講の先達さんのあいさつやら、学生ボランティアのあいさつやらを済ませ、午前2時ごろにかいさ~ん。
みなさん、長らくお疲れ様でした!
良いお年を!
解散後、私はすぐ横の赤福の店舗に並び、お土産を3箱購入。
色々あった赤福ですが、信用回復は早かったです。
赤福餅おいしいし。
さて、この後どうするか。
到着前は足が限界なので初詣して帰るなんてあり得ないと思っていましたが、こうして岩戸屋さんで2時間弱休んでいる間にずいぶんと足が回復しています。
とりあえず新しい宇治橋だけは渡っておこう。
宇治橋を渡っていると、目の前に同じ講のFさんが足をひきずりゆっくり歩いておられます。
「お参りされるんですか~?」
「ああ、ゆっくり行くからお先にどうぞ。他の人も前にいると思うよ」と。
「じゃ、お先に~」と歩きだしてみると、なぜだか足取り軽いです、私。
大股でどんどん奥へ進んでいけます
内宮ではお参りの列の真ん中は渋滞しており1時間ぐらい並ばないとお参りできないのですが、右側は比較的スムーズに流れているので、右側でお参りすることに。
混んでるのにリュック背負ってて申し訳ないですけど。
無事にお伊勢さんにご挨拶とお願いを済ませ、いざ、終夜運転のバスと電車で大阪の我が家へ
バスはすごいです。
伊勢神宮にどんどん到着するので、どんどん乗れちゃいます。
大丈夫と思ったけどやはり足は疲れており、バスの座席から立つ時コケそうになりました。
バスのタラップを降りるのも痛かったです。
そして近鉄宇治山田駅3:30発の電車に乗りこみました。
電車の中では爆睡を決め込んでいたのですが、なんか酔っぱらった若者が騒いでて、それを仲間がなだめててうるさかったです。
途中で下車しろよ~。
しかも酔っぱらってるの、中学生か高校生じゃないのか。
朝の5:30頃にようやく大阪の鶴橋駅に到着。
ホームに降り立ってみると、自分と同じような「山帰り」っぽい格好をした人が4~5人。
あ、仲間かな。
ふと見ると、足が痛いらしくロボットのような歩き方をしています。
仲間に違いない。
さらにその手元を見ると赤福餅が。
絶対間違いない(笑)
幸い私はロボットのような歩き方をしなくても無事に家に帰れました。
自宅に戻ったのが6:00頃。
それから5時間ほど爆睡して疲れをとりました~。
もう二度とやるまいと思った伊勢ウォーク。
でも時間が経つとだんだん達成感も感じるし、今年はどうしようかな~?
マメはできなかったけど、通常ではあり得ない長時間靴下とトレッキングシューズを履いて、通常ではあり得ない距離を歩いたので、足首から下がかぶれたようになり、赤い発疹ができていました。
もし170kmコースに参加してたらこれがマメや靴ずれになっていたのかもしれません。
ま、お陰さまで寝込むこともなく普通に歩けています。
1月3日はお墓参りで山の上まで急な坂道を上りましたが、以前よりぐんと楽に上れました。
短期間しかトレーニングしてないのに、人間の体ってすごいですね。
がんばったし、元旦早々お伊勢参りしたし、今年は良い年になりそうです。
なんだかんだで4:30頃から起きだし、もう一度ストレッチしたり、荷物を整えます。
5:30からご飯、お味噌汁、納豆、卵、ちりめんじゃこなどの朝食。
相変わらず男性陣はみなさんおかわりしています。
あと、数名は納豆を返品。(関西やな~。)
天気予報では大晦日は大寒波で大荒れのお天気でしたね。
はい、御杖村でも雪が…。
本日の出発地点である姫石の湯まで向かうバスに乗っていても、結構雪が降っております。
嫌だな~…。
なんだかんだで全体の予定が遅れ、2日目に私たち7講が2番目に出発したのはすでに7:50ぐらい。
雪の中、最終日の歩行スタート!
景色としては奇麗ですが、時々突風も吹くので歩くのは大変です。
雨じゃないだけまだマシですけど、やはり頭やリュックに降り積もった雪が溶けてくると濡れるし。
本日は、雨用に準備したスパッツやザックカバーも総動員。
風が強く、あまりに寒いので歩いていてもあまり体が温まりません。
こんなに吹雪いたりするし。ひえ~っ。
5kmから15km地点ぐらいまでは「美杉町」という地名が続きます。
その名の通り杉がたくさん生えていました。
道中、昔旅籠だったお家には「伊勢本街道」と書かれたのれんがかかっていたり、例の提灯がかかっていたり、お正月飾りがきれいだったりしたのですが、雪のためカメラを取り出して撮影する気になれません!
せっかくの最終日ですが、写真がほとんどないことご了承ください。
あと、充電コードがかさばるし重いので持ってきませんでした。
この寒い気温でデジカメのバッテリーが急速に減っていきます。
たぶん最後のゴールまで撮影できません。
…あしからず。
ちなみに時間も測ってません。
(もう、時計とか見る余裕も…。)
こちら、写真では見えにくいですが石の道標に「すぐいせ」と彫ってあります。
ここで言う「すぐ」とは「もうすぐ」という意味ではなく、「まっすぐ」という意味です。
したがって、伊勢はまだまだ遠いのです
本日越えるはずだった飼坂(かいさか)峠は、雪で危険なため回避。
下の新道の方を通って行くことにしました。
内心ほっ。
飼坂峠を過ぎると、ゆきひめ亭というところで昼食。
ちょうどテレビでビートたけしが伊勢神宮を訪問した時の番組が流れていました。
みんなこのタイミングに驚いていましたが、私それ伊勢神宮のホームページで見た。
ここでのランチ休憩も30分しかないので、とにかく急いでご飯を食べ、体をあたためます。
支度を整えて再度スタートすると、前より寒くなってる…。
しかもすごい雪と突風…。
次の休憩地点は「道の駅」。
昔駅舎だったところですが、今は廃線になっていると聞きました。
ここではトイレ休憩のみで、次へ進みます。
本日の出発から20km地点を越えたあたりで上仁柿という土地に出ます。(読み方分かりません。)
さらに進むと下仁柿。
25km地点を越え、柿野神社へ到着するより前だったでしょうか、とある民家のガレージに猪が皮を剥がれて吊るされているのを見たのは…。
当然近づいて行って激写。
(もうバッテリーほとんど残ってないのにこれ写すって…。)
大学生ボランティアの女の子は「気持ち悪~い」とか言ってますし、他の男性陣も「これはすごいなあ…。写真撮るってすごいね」とか言ってますが、こんなものベトナムでは日常茶飯事です!
ブタや犬がこのような姿でバイクの荷台に束になって縛り付けられている図は普通に見かけますから、はい。
冷静に、「やっぱブタとはちょっとシルエット違うな~」とか思って見てました。
ちなみにこの猪吊り下げ写真がこの旅最後に撮った写真です。
柿野神社ではスタッフがみかんやあったかいお茶を準備してくれていました。
10分程度の休憩で、さあさ前へ進みますよ。
30kmを越えたところで大石バス停。
この辺りはもう松阪市です。(松阪牛食べたい…。)
ちょっと前までは津市だったと思います。
さあ、もうだいぶ疲れてきましたよ~。
40kmを越えたところで津田公民館へ到着。
ここで夕食を食べ、夜間歩行へと移ります。
当然休憩時間はたったの30分。
この間に自分の配給分のスタミナドリンクとおにぎりと年越しそばを受け取り、急いで食べ、トイレを済ませ、急いで靴下を履き替え夜間歩行の装備を身につけます。(ヘッドランプとか、ね。)
ゆっくり足をもみほぐしている暇もなく、とにかく時間との戦いです。
なんか、まるで軍隊みたいなんですけど…。
私たちが夜間歩行に出発したのは確か17:20頃だったと思います。
スタートして割とすぐに近くのおうちのお接待であったかい甘酒を頂きました。
ええんかな、お酒なんか飲んでしまって…。
今からさらに20km以上歩くのに。
夜間歩行はもう自分との闘いです。
己を前に進めるのは気力のみです
日が落ち、強い風が吹き、とにかく寒い!
そしてとにかく足が痛い!
時にはおじさんたちと雑談で気を紛らわせながら、時には黙々と、とにかく歩きます。
住宅街を抜け、真っ暗な林を抜け、満月が明るく照らしてくれる平野を抜け、とにかく歩きます。
時々意識がどこかへ飛んでます。
ただ、機械的に足が前へ前へと進んでいるのみ。
とにかく心が折れないように、折れないように、無心になって進みます。
もう、あと何時間とか何キロとか考えている余裕すらありません。
歩道の段差を越えるのすら辛いです。
60km地点を通過したところにある度会橋を渡るともう伊勢市。
(この橋を渡るときが寒いのなんのって…。)
外宮はすぐそこです。
3kmほど歩いて外宮へ到着。
が、ゴールはあくまで内宮です。
ちなみに外宮から内宮までは徒歩であと1時間ほどかかります…。
ここでホッとしてしまうと先へは進むことができません。
ちょっとだけかがり火にあたり、晩御飯で残していたおにぎりをささっとほおばり、いざ内宮へ向けて出発!(もう、出陣って感じです。)
ここから先は非常に辛いです。
足は限界を超えてるのに、上り坂ありの長~い道のりです。
もうここまで来ると、「なんで私は大晦日にこんなことやってるんだ?」とか、「この企画自体おかしいんじゃないか?」とか、足が疲れすぎてキレ気味になってきます。
65km地点を抜け、猿田彦神社を抜ける頃には意識朦朧。
最後は痛めた足にとどめを刺すかのように続く長い下り坂。
下りはきついです、下りは。
そしてついに内宮へ到着~!
パチパチパチ~。
おめでとう~、よくがんばりました~!
死ぬ~。
もう一歩も歩けない~。
と思ったら、まだこの先があるんです。
毎年恒例、「伊勢迄歩講」の幟を持って、おかげ横丁を「ワッショイ、ワッショイ」と言いながら練り歩くんです…。
ぐ…。
なんでそんなことせにゃならんのだ。
気持ち的には全く盛り上がらず、いやいやながらおかげ横丁をふてくされた顔で小さく「ワッショイ…」と言いながら歩きました。
でも歩いてみると、運動後のクールダウン効果か、ちょっと足が楽になりました。
おかげ横丁を抜けて、去年まっさらに架け替えられた宇治橋の前へ集合。
ここでカウントダウンをします。
が、結構早くつきすぎたので時間待ち。
さささ寒い!!!
その場でなぜか「蛍の光」を2回も歌わされ、カウントダウンし、さらに「お正月」を歌わされ、凍る気温の中長時間我慢したあとようやく近くの「岩戸屋」さんに入店を許されました。
岩戸屋は1階がお土産物屋さん、2階が食堂。
「さあさ、お2階へどうぞ~」って、階段辛いわっ!
ここであらかじめ注文していた月見うどんを頂き、靴紐をゆるめてほっと一息。
認定証の授与やら、各講の先達さんのあいさつやら、学生ボランティアのあいさつやらを済ませ、午前2時ごろにかいさ~ん。
みなさん、長らくお疲れ様でした!
良いお年を!
解散後、私はすぐ横の赤福の店舗に並び、お土産を3箱購入。
色々あった赤福ですが、信用回復は早かったです。
赤福餅おいしいし。
さて、この後どうするか。
到着前は足が限界なので初詣して帰るなんてあり得ないと思っていましたが、こうして岩戸屋さんで2時間弱休んでいる間にずいぶんと足が回復しています。
とりあえず新しい宇治橋だけは渡っておこう。
宇治橋を渡っていると、目の前に同じ講のFさんが足をひきずりゆっくり歩いておられます。
「お参りされるんですか~?」
「ああ、ゆっくり行くからお先にどうぞ。他の人も前にいると思うよ」と。
「じゃ、お先に~」と歩きだしてみると、なぜだか足取り軽いです、私。
大股でどんどん奥へ進んでいけます
内宮ではお参りの列の真ん中は渋滞しており1時間ぐらい並ばないとお参りできないのですが、右側は比較的スムーズに流れているので、右側でお参りすることに。
混んでるのにリュック背負ってて申し訳ないですけど。
無事にお伊勢さんにご挨拶とお願いを済ませ、いざ、終夜運転のバスと電車で大阪の我が家へ
バスはすごいです。
伊勢神宮にどんどん到着するので、どんどん乗れちゃいます。
大丈夫と思ったけどやはり足は疲れており、バスの座席から立つ時コケそうになりました。
バスのタラップを降りるのも痛かったです。
そして近鉄宇治山田駅3:30発の電車に乗りこみました。
電車の中では爆睡を決め込んでいたのですが、なんか酔っぱらった若者が騒いでて、それを仲間がなだめててうるさかったです。
途中で下車しろよ~。
しかも酔っぱらってるの、中学生か高校生じゃないのか。
朝の5:30頃にようやく大阪の鶴橋駅に到着。
ホームに降り立ってみると、自分と同じような「山帰り」っぽい格好をした人が4~5人。
あ、仲間かな。
ふと見ると、足が痛いらしくロボットのような歩き方をしています。
仲間に違いない。
さらにその手元を見ると赤福餅が。
絶対間違いない(笑)
幸い私はロボットのような歩き方をしなくても無事に家に帰れました。
自宅に戻ったのが6:00頃。
それから5時間ほど爆睡して疲れをとりました~。
もう二度とやるまいと思った伊勢ウォーク。
でも時間が経つとだんだん達成感も感じるし、今年はどうしようかな~?
マメはできなかったけど、通常ではあり得ない長時間靴下とトレッキングシューズを履いて、通常ではあり得ない距離を歩いたので、足首から下がかぶれたようになり、赤い発疹ができていました。
もし170kmコースに参加してたらこれがマメや靴ずれになっていたのかもしれません。
ま、お陰さまで寝込むこともなく普通に歩けています。
1月3日はお墓参りで山の上まで急な坂道を上りましたが、以前よりぐんと楽に上れました。
短期間しかトレーニングしてないのに、人間の体ってすごいですね。
がんばったし、元旦早々お伊勢参りしたし、今年は良い年になりそうです。