肩こりがひどいので、時々マッサージに行くようにしている。
ホテルから徒歩3分のところに、日本人が経営している指圧屋さんがある。
1時間半で550ペソ(=1,100円)。
チップも入れると600ペソだ。
決して安くはない値段設定だが、全身をグイグイ指圧してもらうとすっきりと体が軽くなるので、週に2,3回は通いたいところである。
が、あろうことかオーナーのコイズミさんが店内でタバコを吸うのだ!
あり得ない!
せっかくの指圧効果が台無しである。
しかも指圧が終わるとさっさと帰りたいのに、応接セットのところにお茶を用意してくれていて、お茶を飲みながらちょっとコイズミさんと世間話をしてからでないと出れない。
あり得ない、もう二度と行かない。
と誓ったはずなのに、重度の肩こりに耐えかねてまた行ってしまったりするのだが、やっぱりもうやめとこう。
マッサージ屋さんの店内でタバコはNGだ。
週末になるとちょいちょい行くのが、もっとオシャレなスパ。
(スパでも思わず「指圧」メニューを指さしてしまう私であるが。)
一番気に入っているのは、The Spaというお店で、マッサージは1時間2,000ペソ(=4,000円)ぐらいする。
なのでロックウェルなど高級住宅街のモールに入っている。
でもThe Spaに一歩足を踏み入れると、ほの暗い中にアロマの香りが漂い、ヒーリングミュージックが流れ、非常にリラックスできる。
お風呂やスチームサウナも部屋についている。
普段から良く行くグリーンベルトというショッピングセンターにもThe Spaの店舗があることが分かったので、今日はそっちに行ってみようと思って出かけた。
今まで受けたことのない、ホットストーンマッサージがお目当て。
いつもは予約なしで空いている時間帯を狙ってお昼前ぐらいに行ったりするのだが、マッサージを受けるとそのあとボーっとしてだるくなる。
しかもせっかく体をほぐしてもらったのに、そのあと買い物をしてるとあっという間にまた肩がこる。
今日は直接受付で3時ぐらいで予約してみよう。
そう思って出かけたが、行ってみるとグリーンベルト店は正午開店。
う~ん、まだ11時にもなってないぐらい。
ネイルサロンにでも行って時間つぶすか。
最近行きつけのTips n’ Toesというネイルサロンに行ってみると、まだ早い時間帯なのに今日は予約が詰まってるらしく、「正午からならできます」と。
仕方がないので、とりあえず正午に予約を入れ、さて、何をして時間をつぶそうか。
思い立って、Tips n’ Toesの斜め前ぐらいにあるヘアサロンへ。
そこのヘッドスパがいいと人に聞いたので。
でも結構人気があるサロンなので、予約でいっぱいの時があるとも聞いていた。
とりあえず受付で聞いてみると、ヘア・スパならすぐにやってくれるとのこと。
シャンプー+トリートメント+マッサージのコースだ。
トリートメントには色々種類があり、値段もまちまちだ。
受付のお姉さんに「どう違うの?」と聞くと、面倒くさそうに「これがドライヘア用、これがカラーヘア用、これが・・・。」みたいにざっくり説明してくれた。
とりあえず、「これ」と1個選んでみたけど、お姉さんはちらりと私の髪を見て、「スタイリストに相談することもできるから」と。
了解
しばらく待っていると、理容師のような白衣を着てマスクをしたお兄さんが呼びに来た。
席に着き、トリートメントの相談をしようとしたが、彼が手にした紙にはすでに私が受付で選んだトリートメント名が記載されており、まったく相談に乗ってくれる様子もない。
「相談できるって聞いたんですけどぉ。」と一応は言ってみたが、あっさり「これでいいです。」みたいに言われた。
とりあえずお任せするか。
まずはシャンプー台へ。
あんまり体を寝かせないタイプのシャンプー台だけど、なんか首が痛いなあ。
シャンプーの時はあんまり頭皮をマッサージしてくれないので、特に気持ちよくはなかった。
お湯はかなりぬるめ。
席へ戻り、トリートメントへ。
「添加物の入っていないトリートメントです。」との説明を受ける。
そういえば私が選んだやつはナチュラルなんとかっていうトリートメントだったな。
髪全体にトリートメントを塗りこみ、少しだけ頭皮をマッサージ。
力が弱く、あんまり気持ちよくない。
そのあと、赤穂浪士の鉢巻みたいな白い紙で生え際を巻かれ、シャワーキャップをかぶせられる。
そこからが日本と違うところ。
まずは肩のマッサージから入り、背中から腰に掛けても入念に指圧され、腕もしっかりともまれ、最後には体をひねったり、腕を引っ張ったりもされた。
これはタイマッサージですか?
これまで受けたどのマッサージでも必ず最後にタイマッサージ的に体をひねられた。
それがフィリピンスタイルなのか?
ちなみに本日、私はフィリピンに来て初めてマネーベルトを腰に装着していた。
元々治安が悪いマニラであるが、比較的安全と言われているエリアでさえ、ここんとこ立て続けにひったくりや強盗事件が発生しており、被害者の日本人率も高い。
それでカバンごと奪われた時のために、マネーベルトにお金とクレジットカードを入れて装着してきたのである。
今日はそもそもホットストーンマッサージを受けるつもりでいたので、服を脱いだ時にマネーベルトも外せばいいやと思っていた。
でも結局今日受けたのはヘア・スパなので、そのまま腰についている。
ところが、肩のマッサージからだんだんお兄さんの手が背中を降りていき、腰までも指圧。
はっ!今日はマネーベルトしちゃってる!
誰が美容院に来て腰までマッサージされることを想定するであろうか。
しかも椅子に座ったままの状態で。
今さら外すこともできず、とりあえずそのままの状態でマッサージを受ける。
お兄さんもきっと、「ん?この人腰に貴重品巻いてる?」とか思ったに違いない。
お願いだから、腰のクレジットカードを押さないで下さい…
最後にトリートメントを洗い流すとき、水、冷たっ!
せっかくマッサージでほぐれた筋肉が、この水の冷たさで一気に収縮するようである。
しかも、すいません、私の背中も濡れてませんか?
そんなことはちっとも気にされず、席に戻って髪の毛をブローしてもらって完了。
まあ、髪にも栄養行ったし、肩もんでもらったからよかったか。
私の肩は懲りすぎているので、お兄さんが肘まで使ってグイグイ押してくれたけど、まだ物足りない気がする。。。
ここは一応飲み物も出してくれるので、温かいお茶を頼んだら、クッキーまで添えられていた。
なかなかサービスの良い美容院である。
それならトリートメントを洗い流す時はもうちょっと温かいお湯でお願いしたい。
特に「キューティクルを引き締めるため」とかいう説明もなかったし。
日本ならそういう時、「ちょっと冷たいですよ~」って声かけてくれるのに。
まあいいか。
1時間で終わるだろうと思っていたのに、結構お兄さんのブローがトロトロしていたため、ネイルの予約に30分ぐらい遅刻。
「12時に予約してたんですけど!」って言ったら、チラッと時計を見られたのが痛かった。
すいません
明日は韓国式サウナ&マッサージデビュー、の予定。
ホテルから徒歩3分のところに、日本人が経営している指圧屋さんがある。
1時間半で550ペソ(=1,100円)。
チップも入れると600ペソだ。
決して安くはない値段設定だが、全身をグイグイ指圧してもらうとすっきりと体が軽くなるので、週に2,3回は通いたいところである。
が、あろうことかオーナーのコイズミさんが店内でタバコを吸うのだ!
あり得ない!
せっかくの指圧効果が台無しである。
しかも指圧が終わるとさっさと帰りたいのに、応接セットのところにお茶を用意してくれていて、お茶を飲みながらちょっとコイズミさんと世間話をしてからでないと出れない。
あり得ない、もう二度と行かない。
と誓ったはずなのに、重度の肩こりに耐えかねてまた行ってしまったりするのだが、やっぱりもうやめとこう。
マッサージ屋さんの店内でタバコはNGだ。
週末になるとちょいちょい行くのが、もっとオシャレなスパ。
(スパでも思わず「指圧」メニューを指さしてしまう私であるが。)
一番気に入っているのは、The Spaというお店で、マッサージは1時間2,000ペソ(=4,000円)ぐらいする。
なのでロックウェルなど高級住宅街のモールに入っている。
でもThe Spaに一歩足を踏み入れると、ほの暗い中にアロマの香りが漂い、ヒーリングミュージックが流れ、非常にリラックスできる。
お風呂やスチームサウナも部屋についている。
普段から良く行くグリーンベルトというショッピングセンターにもThe Spaの店舗があることが分かったので、今日はそっちに行ってみようと思って出かけた。
今まで受けたことのない、ホットストーンマッサージがお目当て。
いつもは予約なしで空いている時間帯を狙ってお昼前ぐらいに行ったりするのだが、マッサージを受けるとそのあとボーっとしてだるくなる。
しかもせっかく体をほぐしてもらったのに、そのあと買い物をしてるとあっという間にまた肩がこる。
今日は直接受付で3時ぐらいで予約してみよう。
そう思って出かけたが、行ってみるとグリーンベルト店は正午開店。
う~ん、まだ11時にもなってないぐらい。
ネイルサロンにでも行って時間つぶすか。
最近行きつけのTips n’ Toesというネイルサロンに行ってみると、まだ早い時間帯なのに今日は予約が詰まってるらしく、「正午からならできます」と。
仕方がないので、とりあえず正午に予約を入れ、さて、何をして時間をつぶそうか。
思い立って、Tips n’ Toesの斜め前ぐらいにあるヘアサロンへ。
そこのヘッドスパがいいと人に聞いたので。
でも結構人気があるサロンなので、予約でいっぱいの時があるとも聞いていた。
とりあえず受付で聞いてみると、ヘア・スパならすぐにやってくれるとのこと。
シャンプー+トリートメント+マッサージのコースだ。
トリートメントには色々種類があり、値段もまちまちだ。
受付のお姉さんに「どう違うの?」と聞くと、面倒くさそうに「これがドライヘア用、これがカラーヘア用、これが・・・。」みたいにざっくり説明してくれた。
とりあえず、「これ」と1個選んでみたけど、お姉さんはちらりと私の髪を見て、「スタイリストに相談することもできるから」と。
了解
しばらく待っていると、理容師のような白衣を着てマスクをしたお兄さんが呼びに来た。
席に着き、トリートメントの相談をしようとしたが、彼が手にした紙にはすでに私が受付で選んだトリートメント名が記載されており、まったく相談に乗ってくれる様子もない。
「相談できるって聞いたんですけどぉ。」と一応は言ってみたが、あっさり「これでいいです。」みたいに言われた。
とりあえずお任せするか。
まずはシャンプー台へ。
あんまり体を寝かせないタイプのシャンプー台だけど、なんか首が痛いなあ。
シャンプーの時はあんまり頭皮をマッサージしてくれないので、特に気持ちよくはなかった。
お湯はかなりぬるめ。
席へ戻り、トリートメントへ。
「添加物の入っていないトリートメントです。」との説明を受ける。
そういえば私が選んだやつはナチュラルなんとかっていうトリートメントだったな。
髪全体にトリートメントを塗りこみ、少しだけ頭皮をマッサージ。
力が弱く、あんまり気持ちよくない。
そのあと、赤穂浪士の鉢巻みたいな白い紙で生え際を巻かれ、シャワーキャップをかぶせられる。
そこからが日本と違うところ。
まずは肩のマッサージから入り、背中から腰に掛けても入念に指圧され、腕もしっかりともまれ、最後には体をひねったり、腕を引っ張ったりもされた。
これはタイマッサージですか?
これまで受けたどのマッサージでも必ず最後にタイマッサージ的に体をひねられた。
それがフィリピンスタイルなのか?
ちなみに本日、私はフィリピンに来て初めてマネーベルトを腰に装着していた。
元々治安が悪いマニラであるが、比較的安全と言われているエリアでさえ、ここんとこ立て続けにひったくりや強盗事件が発生しており、被害者の日本人率も高い。
それでカバンごと奪われた時のために、マネーベルトにお金とクレジットカードを入れて装着してきたのである。
今日はそもそもホットストーンマッサージを受けるつもりでいたので、服を脱いだ時にマネーベルトも外せばいいやと思っていた。
でも結局今日受けたのはヘア・スパなので、そのまま腰についている。
ところが、肩のマッサージからだんだんお兄さんの手が背中を降りていき、腰までも指圧。
はっ!今日はマネーベルトしちゃってる!
誰が美容院に来て腰までマッサージされることを想定するであろうか。
しかも椅子に座ったままの状態で。
今さら外すこともできず、とりあえずそのままの状態でマッサージを受ける。
お兄さんもきっと、「ん?この人腰に貴重品巻いてる?」とか思ったに違いない。
お願いだから、腰のクレジットカードを押さないで下さい…
最後にトリートメントを洗い流すとき、水、冷たっ!
せっかくマッサージでほぐれた筋肉が、この水の冷たさで一気に収縮するようである。
しかも、すいません、私の背中も濡れてませんか?
そんなことはちっとも気にされず、席に戻って髪の毛をブローしてもらって完了。
まあ、髪にも栄養行ったし、肩もんでもらったからよかったか。
私の肩は懲りすぎているので、お兄さんが肘まで使ってグイグイ押してくれたけど、まだ物足りない気がする。。。
ここは一応飲み物も出してくれるので、温かいお茶を頼んだら、クッキーまで添えられていた。
なかなかサービスの良い美容院である。
それならトリートメントを洗い流す時はもうちょっと温かいお湯でお願いしたい。
特に「キューティクルを引き締めるため」とかいう説明もなかったし。
日本ならそういう時、「ちょっと冷たいですよ~」って声かけてくれるのに。
まあいいか。
1時間で終わるだろうと思っていたのに、結構お兄さんのブローがトロトロしていたため、ネイルの予約に30分ぐらい遅刻。
「12時に予約してたんですけど!」って言ったら、チラッと時計を見られたのが痛かった。
すいません
明日は韓国式サウナ&マッサージデビュー、の予定。