地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

Jjim Jil Bang Ⅱ

2011年07月10日 | Weblog
また行ってきました、リトル・コリアへ。

今度のタクシーの運転手は、マルガイ通りも韓国料理屋も知っていた。
「ああ、コリアンのとこね。あんたコリアン?」とまたもや。

なんだかえらく陽気な運転手さんで、あれこれ話しかけてくる。
マルガイ通りに入り、私はてっきり韓国料理屋のARAが右手にあると勘違いしており、右側ばかり見てたら、あやうくマルガイ通りが終わってしまうところだった。

私「あれれ?行き過ぎた?!」
運「わっはっは。さっきARAがあるよって行ったじゃん。」
私「す、すいません。見落としましたっ!」

Uターンしてもらい、無事にARAの奥にある韓国サウナへ到着。


フロントへ行き、前回と同じくサウナとマッサージがセットになったのを注文すると、なぜか750ペソ。(=約1,500円)
あれ?たしか平日が840ペソで休日は940ペソだったはず。
先週も日曜日に来たので940ペソ払った。

おそらく、たぶん、これはコリアンプライスです。
前回はSさんと一緒に行き、しかも初めてだったので勝手が分からずパンフレットを見せてもらってあれこれ迷っていたので、非コリアンであることが明白だったが、今回1人で行き勝手が分かった様子だったので、絶対にコリアンと思われたはず。
ラッキーだ。


ここの韓国サウナ+スパは24時間営業。
朝の11時過ぎに行ったらほとんど人がいなかった。

2回目で勝手が分かっているため、行動はスムーズ。
さっさとサウナ用のTシャツと短パンに着替えて、サウナへ。

オークと泥の部屋に入り寝転がる。
今日はちょっと汗の出が悪いかな?

10分ほどしてから水を飲みに更衣室へ。

4歳ぐらいのコリアンの女の子がうろうろしてはしゃいでいる。
アイスクリームを食べながら、フィリピン人のスタッフにしきりに英語で話しかけている。
ちょっとお客さんも増えてきたようだ。

水分補給後、隣の塩の部屋へ。
今日は室温が43度しかないので、しばらく入っていても平気。
逆に物足りないぐらいだ。
床に敷き詰められている、直径1.5cmほどの岩塩の上を歩いて足の裏に刺激を送る。
健康マニアにはたまらない。

次に石炭の部屋へ行くと、前回60度台だったのに今日は73度!
暑い…。というか熱い…。
でもしばらく我慢して三角座りでがんばる。
汗が噴き出す。

耐えられなくなって、アイスルームへ。

アイスルームは混んでいた。
若い韓国人の男女3人がイチャイチャしてはしゃいでいる。
おいおい、「いかがわしい行為禁止」の張り紙してあるぞ。

同じ部屋にさっきの子供がフィリピン人に抱っこされている。
しかもまだアイス食べてる!
マイナス7度の部屋でアイス食べんなよ~。

抱っこしているフィリピン人はここのスタッフだと思うのだが、もしかしてナニー?
よくわからない。


もう一度オークと泥の部屋に戻る。
3つあるサウナのうち、木と薬草とイグサの香りがするここがやっぱり一番好きだ。
寝転がると汗がどっと噴き出てくる。
う~ん、最高。

先週初めて来たときも、しきりに感動して「韓国ばんざーい」とか言ってると、一緒に行ったSさんに「え?そんなに?!」と驚かれた。
昨日もSさんとランチしたときに「また韓国サウナ行くんです。」と言ったら、「本当に気に入ったんですね~。」と言われた。

なんで分からんかなあ、この素晴らしさが。
もはや私は普通の高級スパには興味がない。
そんな暇があったら韓国サウナに来るさ。
が、Sさんは昨日も高級スパのマッサージに行っていた。

なんで分からんかなあ、韓国サウナの素晴らしさが。(←しつこい)


塩の部屋にももう1回行ってみたが、やはり40度台では物足りないので早々に出る。
再度水分補給をし、最後にもう1回だけ木とオークのサウナで汗を出し切る。

そしてシャワーを浴び、高麗人参風呂と緑茶風呂に入り、髪の毛を乾かしてから赤いガウンでマッサージルームへ。


今日はSwedish Massageだ。
とはいえ、ソフトなマッサージではなく、おばさんがグイグイとツボを押してくれる。
さらに首もゴキッと鳴らされ、思わず「うっ!」とうなってしまった。
おばちゃん、「リラ~ックス、リラ~ックス。」と声をかけてくれるが、痛いので思わず力が入ってしまう。

ああ、でもやっぱり極楽だぁ。


今日はマッサージの後にもう1回シャワーを浴び、もう1回入浴。
う~ん、極楽。
お風呂好きにはたまらないよ。
今度思い切って12時間滞在してみようか?


さて、韓国料理のお昼ごはんでも食べて帰ろう。
先週は向かいのARAというレストランで食べたが、サウナの建物の中にも食堂があるので、今日はそこを試してみることに。
着替えを終えた後、フロント側のドアから入店。
チムジルバン側にもドアがあり、汗に濡れたTシャツ短パンのままのお客さんも入ってくる。

案の定、そこはARAよりもさらにコリアン・ローカルなお店。
メニューにはかろうじてハングルの横にアルファベットが書かれているが、料理の説明や写真は一切ない。
う~ん、あんまりよくわからない。

石焼ビビンバが食べたかったんだけど、それらしきものは書かれていない。(と思う。)
念のためウェイトレスの女の子に聞いてみたが、やはり石焼ビビンバはないと言われた。
仕方がないので、チャプチェとご飯がセットになったものを注文。

お水はジンロの空き瓶に入れてある。
これが韓国スタイルなのかな?
う~ん、今まであまりに韓国を知らなさすぎた。
今度一度行ってみねばなるまい。

店内のサムスンの大型テレビでは当然ながら韓国のテレビ番組が流れている。
若い女性がソウルフルな歌声を披露している。
時折心配そうな表情の人たちが映るのだが、それがオーディション番組なのか、違うのかよくわからない。
なんせ、韓国語が一言も分からず、ハングルが一文字も読めないのだから。

まさにSさんが先週言ってたように、「完全にアウェー」な環境だ。
でも、ここフィリピンにおいて韓国文化の中に入るとなぜかホッとする。

注文したチャプチェご飯とともに、真っ赤な辛いスープ、キムチ、たくあん、そしてなぜか生タマネギが運ばれてきた。
甜麺醤みたいなソースが添えられているが、これは生タマネギをつけて食べればいいんだろうか?

う~ん、それにしてもおいしい。
しょっちゅうフィリピンのパンシットは食べているが、やっぱチャプチェは最高やね!
サウナとマッサージでデトックスした後、野菜と唐辛子たっぷりの韓国料理で栄養を体に入れる。
どう考えても最高じゃないですか!
なんで分からんかなあ、このよさが。(←まだ言ってる)

ボリュームたっぷりでお値段300ペソ。(=約600円)

昨日行った、日本人経営のマクロビ「風」レストランでは、ランチのセットメニューが300ペソ。
が、ご飯とお味噌汁は別売りで、それぞれ50ペソずつした。
さらにびっくりするぐらい1品1品が小さくて、若干不満足だった私。
同じヘルシーでもボリューム満点の韓国料理屋を見習え!


レストランが出て、建物内をちょっと見学。
コリアン関係の掲示板などものぞいてみる。
同じ建物の1階にはなぜか中華レストランがある。
何度か利用したことがあるチェーン店だがあんまりおいしくない。
このロケーションは完全に不利だと思うが…。

その隣にはレストランかバーのようなお店があり、先週はそこでテコンドー教室をやっていた。
2階はマカティ・ゴルフクラブ。
打ちっぱなしができる場所だ。
サウナとARAの間にある駐車場の上に網が張ってあり、そこにゴルフボールが落ちてくる。

体も心も満たされて、午後3時過ぎにホテルへ帰着。
外は雨模様だが私は上機嫌。

帰国までにあともう1回は行きたいなあ。


ちなみにマイ韓国ブームだからってわけじゃないが、昨日スーパーで韓国のカップうどんを購入した。




辛ラーメンはたまに買うが、これを買うのは初めて。
どん兵衛みたいな感じだろうか?
楽しみ。

注:本物の健康オタクはカップ麺など購入しない。