原発がないインドネシアでは、電気代がものすごく高い。
入居して2か月、初めて水道光熱費の請求が来た。
(結構時間差あるのね。。。)
電気代は、2月4日から3月1日までの1か月間で488,000ルピア(約4,600円)だった。
これに必ずVAT(付加価値税)10%が付くので、合計536,880ルピア(約5,000円)。
高っ!
明細を詳しく見てみると、この期間の使用料は534kw。
ピーク時とそうでない時で値段設定が違うようだ。
ピーク時は1kwhあたり21.810%x1,200ルピア=261.72ルピアと書いてある。
ノン・ピーク時は78.190%x800ルピア=625.52ルピア。
平均すると887.24ルピア/kWH(約8.3円)なんだって。
ちなみにどの時間帯がピークアワーなのかは書いていない。
1人暮らしで平日の昼間は留守だし、普段からこまめに電気は消すようにしてるのに、4,600円は高いなあ。
例のW木さんに聞いてみると、われら高級アパートの住民は最も高い電気代を払わされており、インドネシア一般庶民の電気代はもっと安いらしい。
「金持ちから取る」という姿勢が徹底されている。
ちなみに水道代はというと、たったの87,850ルピア(約820円)。
VAT込みで96,635ルピア(約900円)。
ほぼ毎日浴槽にお湯をため、洗濯もほぼ毎日している割には思ったより全然安い。
しかし、電気代・水道代に加えてさらに手数料VAT込みで600円近く取られているのは一体どういうことだい?
いわゆる「共益費」みたいなのは最初に一括払いしたはずだけど…。
とにかく、高級アパートに住んでいると、あれやこれやとお金を取られる。
「金持ちなんだから、払って同然でしょ」というスタンスである。
話はちょっとそれるが、私の前任者が元ホテルインドネシアという由緒あるホテル併設のアパートに引っ越した。
家賃もうちより高い、高級中の高級と言ってもいいのかもしれない。
場所もジャカルタのど真ん中だ。
が、建物が結構古いらしく、ドアはきちんと閉まらないし、エレベーターは異常に揺れるそうだ。
ロビーに居住者用のコーヒーサービスがあるそうだけど、コーヒーを持ってエレベーターに乗り込むと、あまりの揺れにコーヒーがこぼれたとか…。
ちょっと想像つかないんですけど…。
「どこの国の建設会社ですか?」と聞いたら、「ローカル」とのこと。
こっわ~。
地震が来たらどうするんですか、M澤さん!
その他のビルやアパートでも、中国が建てたものは同様に問題がたくさんあると聞いている。
韓国企業でもよくないそうだ。
ましてや、インドネシア企業には無理があるやろ…。
地震国インドネシアでは、日本の建設会社が建てた建物しか選んじゃいけない気がする。
ちなみにうちは鹿島建設です
さらに、家賃も高く、設備もガタガタなくせにM澤さんの部屋はキッチンがとてつもなく狭いそうだ。
うちは1ベッドルームでキッチンが小さいなあと不満に思っているが、M澤さんの部屋は2ベッドルームなのにうちよりもさらに小さいキッチンしかついてないとか。
アパートのスタッフに「キッチンが狭い」と文句を言うと、「このアパートに住む人は料理なんかしません」と返されたそうだ。
そんなことはないだろう!
自分でしなくたってお手伝いさんを雇って作ってもらうし、人を呼んでパーティーだってするに決まってる。
なんか、色んなことに無理があるよ、そのアパート。