地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

電気代

2012年04月08日 | Weblog

原発がないインドネシアでは、電気代がものすごく高い。

入居して2か月、初めて水道光熱費の請求が来た。
(結構時間差あるのね。。。)


電気代は、2月4日から3月1日までの1か月間で488,000ルピア(約4,600円)だった。
これに必ずVAT(付加価値税)10%が付くので、合計536,880ルピア(約5,000円)。
高っ!

明細を詳しく見てみると、この期間の使用料は534kw。
ピーク時とそうでない時で値段設定が違うようだ。
ピーク時は1kwhあたり21.810%x1,200ルピア=261.72ルピアと書いてある。
ノン・ピーク時は78.190%x800ルピア=625.52ルピア。
平均すると887.24ルピア/kWH(約8.3円)なんだって。

ちなみにどの時間帯がピークアワーなのかは書いていない。


1人暮らしで平日の昼間は留守だし、普段からこまめに電気は消すようにしてるのに、4,600円は高いなあ。
例のW木さんに聞いてみると、われら高級アパートの住民は最も高い電気代を払わされており、インドネシア一般庶民の電気代はもっと安いらしい。
「金持ちから取る」という姿勢が徹底されている。


ちなみに水道代はというと、たったの87,850ルピア(約820円)。
VAT込みで96,635ルピア(約900円)。
ほぼ毎日浴槽にお湯をため、洗濯もほぼ毎日している割には思ったより全然安い。

しかし、電気代・水道代に加えてさらに手数料VAT込みで600円近く取られているのは一体どういうことだい?
いわゆる「共益費」みたいなのは最初に一括払いしたはずだけど…。

とにかく、高級アパートに住んでいると、あれやこれやとお金を取られる。
「金持ちなんだから、払って同然でしょ」というスタンスである。


話はちょっとそれるが、私の前任者が元ホテルインドネシアという由緒あるホテル併設のアパートに引っ越した。
家賃もうちより高い、高級中の高級と言ってもいいのかもしれない。
場所もジャカルタのど真ん中だ。

が、建物が結構古いらしく、ドアはきちんと閉まらないし、エレベーターは異常に揺れるそうだ。
ロビーに居住者用のコーヒーサービスがあるそうだけど、コーヒーを持ってエレベーターに乗り込むと、あまりの揺れにコーヒーがこぼれたとか…。
ちょっと想像つかないんですけど…。


「どこの国の建設会社ですか?」と聞いたら、「ローカル」とのこと。
こっわ~。
地震が来たらどうするんですか、M澤さん!

その他のビルやアパートでも、中国が建てたものは同様に問題がたくさんあると聞いている。
韓国企業でもよくないそうだ。
ましてや、インドネシア企業には無理があるやろ…。
地震国インドネシアでは、日本の建設会社が建てた建物しか選んじゃいけない気がする。

ちなみにうちは鹿島建設です



さらに、家賃も高く、設備もガタガタなくせにM澤さんの部屋はキッチンがとてつもなく狭いそうだ。
うちは1ベッドルームでキッチンが小さいなあと不満に思っているが、M澤さんの部屋は2ベッドルームなのにうちよりもさらに小さいキッチンしかついてないとか。
アパートのスタッフに「キッチンが狭い」と文句を言うと、「このアパートに住む人は料理なんかしません」と返されたそうだ。

そんなことはないだろう!
自分でしなくたってお手伝いさんを雇って作ってもらうし、人を呼んでパーティーだってするに決まってる。
なんか、色んなことに無理があるよ、そのアパート。

3連休 つづき

2012年04月08日 | Weblog

3連休最後の日は、このまま家でグダグダしていてはいけないと思い、お気に入りのダルマワンサスクウェア(この前髪を切った美容室が入ってるモール)へ出かけた。


ALOHAという名前の、別に内装がハワイアンでもなんでもないネイル屋さんに入ってみた。
「マニキュアとペディキュアしたいんだけど」と伝えると、ペディキュアは椅子が埋まっているので、マニキュアだけならOKと言われた。
仕方がないのでカウンターでマニキュアだけしてもらうことにした。

設備的にもスタッフの腕前的にもマニラで行ってたネイルサロンと同じぐらいだけど、ここはいくらだろうと思っていたら、ごく普通のフレンチネイルで120,000ルピア、日本円にして1,200円弱だった。
マニラでは500~1,000円ぐらいでできたので、やはりジャカルタの方が物価が高いと思う。





マニキュアをしてもらっていると、モデルのように長身で、美川憲一のようなギラギラのスパンコールの服を着た女性が店内をウロウロしていた。
どうやらこの店のオーナーらしい。
従業員に対してえらそうな態度を取っている。

結構べっぴんさんだな~と思ってみていたら、韓国人だった。
どうりで店内にちらほら韓国コスメのポスターがあるわけだ。
そしてこのお店、ネイルだけでなくアートメイクもやってるらしい。



ネイル終了後、ジェラート・カフェという名前のイタリアンカフェみたいなところでランチ。
どんなお店でも、モールに入っているお店であればメニューには必ずと言っていいほどナシゴレンなども載っているのがお約束か。

いつもならアジアン料理好きなのでインドネシア料理を注文するところだが、今日はあえてパスタにしてみた。
なんとなく、この西洋人率が高いオシャレなモールだもんで。

パスタはごく普通においしかった。
東南アジアでよくある(いや、スペインでもあったか)、茹ですぎてべちゃべちゃになっているということもなかった。

食後、ダルマワンサスクウェアの中をぶらぶらする。
キッチュなデザインのカラフルな布バッグや小物など、かわいいものがたくさん売られているが、なんせ価格が日本並み。
バティック柄のショルダーバッグは約8,000円。
大きめのトートバッグは1万円。
う~む、途上国にいるお得感が全く感じられない。
どうしても欲しいデザインならいいけど、妥協して1万円はなあ…。
ということで、結局何も買わなかった。


ダルマワンサスクウェアの中には、ピラティスのスタジオとか、マッサージ店とか、フィギュア屋さんとか入っていた。
その辺の新しいショッピングモールにはないような、ちょっとこだわりのある商品のお店がいくつかあるので見ていて楽しい。
ただし、お客さんの数が少ないので、お店には結構入りにくい。
ここに入っているスーパーも高級志向でこだわりの品が並んでいる。


一通り見た後、自分の生活圏へ戻り、SOGOの下のスーパーで買い物。
途端にお客さんの数多いなあ。

お、チラシがイースター特集になってる。




イースターだけに卵がセールになっていたり、




こんなかわいいクッキーも出回っている。




しかし、国民の90%以上がイスラム教徒なのに、イースターて。