地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

週末ショッピング

2005年11月21日 | Weblog
ここのところ、平日のアフター5(←死語?)はベトナム語やヨガでふさがっているので、食材の買出しはもっぱら週末に行っています。

土曜日の朝、「今週は風邪の引き始めで体調が思わしくなかったので、この辺でがっつり野菜を食べておこう」と思い、自宅から徒歩3分半、事務所のちょっと手前にある市場に食料の調達に出かけました。(正確には市場の前の路上で野菜を売っている行商人のところ。)

何箇所か行商人の商売スポットがあるのですが、以前めちゃくちゃボラれたスポットは避けて、最近よく購入しているスポットに立ち寄りました。野菜を売っているのは、前はおばさんだったけど、今日は若いお姉さん。同じお店(というか家族)なのか、全く無関係の人なのかは分かりませんが、以前おばさんから買ったときにそんなにボラれなかったので、またうまく行きますよーに!

お姉さんは北部のベトナム人にしては愛想よく、笑顔で色々と話しかけてきてくれます。(注:ベトナムでは笑顔にだまされてはいけません) 早速、大量のねぎと大量の葉野菜(ホウレン草のような、チンゲン菜のような・・・)、こぶりのトマト4~5個、そしてジャガイモ1kgを購入。

一人暮らしなのにジャガイモ1kgもいらないだろうとお思いでしょうか。その通りです。本当は500gでよかったのですが、ベトナム語で「500g」に相当する単語を忘れてしまったので、やむなく1kg買ったのです。(Lieu先生、相変わらず出来の悪い生徒でごめんなさい)
話せなくても、他に伝える方法はあったでしょうが、先日知人から聞いた「秋から冬にかけてのベトナム産のジャガイモはおいしい」という言葉がどこかにすり込まれていたのかも知れません。「久しぶりにジャガイモ料理作ろうかな~」と思ってたくさん買いました。

合計金額は16,000ドン。おおっ、市場での買い物で10,000ドンを超えたのは初めて。う~ん、今日はジャガイモ1kgも買ったからかなぁ。ネギが安いのは分かっています。トマトはちょっと高め。それにもうこの時期は中国からの輸入かな。葉野菜も多少高めで、ジャガイモはそんなに高くないけど1kg買ったし・・・、頭の中で色々考えてみました。

とりあえずお姉さんに「13,000ドンにしてよ」と言ってみたけど、だめだと言われてしまいました。なにやら「これはベトナム人プライス!」とか言ってる感じです。(そんなはずは決してないと思いますが。)
しょうがないので、じゃあ端数が出てもあれなんで「15,000ドンね!」と言って商談成立。私ったら、たった1,000ドンぐらい値切ってどうするつもりでしょう?日本円にして約7円。どうせ値切るならもっと大きく値切れ~。

愛想のいいお姉さんは、「市場の中で他にも買い物するなら、ここに荷物置いていってもいいよ」と言ってくれましたが、市場の中で買い物をする気はさらさらないので、「いや、もう家に帰るから。またね~」と言ってその場を後にしました。
私の経験上、市場の人(=自分のお店を持っている人)はがめつい。相手が外国人だと見るとものすごいぼったくって来ます。ベトナム人のLieu先生ですら、「あの市場は高い!」とか言ってるので、もしかしたらベトナム人相手にも多少はふっかけているのでしょう。そしてマケてくれと言っても断固としてマケてくれなかったりします。なので買い物はもっぱら路上の行商人からと決めています。その方が多少なりとも値段が安いし(それでも外国人なのでボラれてはいますが)、彼らの生活も助かるし。
それにしても、重い野菜や果物を乗せた天秤を担いで毎日売り歩くのは大変だろうなあと思います。

その後スーパーで牛乳やら缶詰やら日本製の入浴剤やらをちょっと買っただけで110,000ドンにもなったので、いかに野菜が安いかが分かります。というか、加工食品や日用品が高いのです。
ちなみにお釣りの小銭が足りないときは飴で。(関西人で言うところの「飴ちゃん」)

さてさて、大量に買ったネギは、半分は薬味に使うために小口切りにし、もう半分は野菜として使うために大きめに切ってどちらも冷凍保存します。ジャガイモはポテトサラダとかお気に入りの中華風ジャガイモ炒めを作ろうっと。
先日聞いたところによれば、ベトナムでも農薬の使用が著しいそうなので、気休めと思いつつ野菜は使う前にものすごく念入りに洗います。


買ってきた野菜をたっぷり使った豆乳雑炊をランチに食べた後、Lieu先生に教えてもらったHam Long通りへ友達のIさんの結婚祝いを買いに出かけました。

Ham Long通りはフランス大使館の裏手にあり、ボヘミアガラス製品や陶器製品などを売る店が並ぶ通りです。立派な店構えの大きなお店もあれば、露天風のお店もありました。
場所柄、そしてわりと高価な品物を売っているという性質上、西洋人客もたくさん来ているのかなあと思ったら大間違い。一人も見かけませんでした。そしてお店の人たちは見事に英語が出来ませんでした。。。

最初は大き目のちゃんとしたお店で買ったほうがいいかなと思ったのですが、1軒1軒くまなく見た後、とある小さなお店で買うことに決定。なんとなく、勘で。
おばさんと娘が2人で切り盛りしているお店でした。ちょっと気になった品物を見せてもらい、値段を聞いたらかなり高額だったので、「う~ん・・・」と考え込むこと数分。お店の人が気を使ってもう少し安めの商品を色々と出してきてくれ、またまた悩みました。

最終的に一つ決め、結婚式のお祝い用だと言ったらちゃんとそれ用のラッピングをしてくれました。小さなお店だったので、ラッピングまでは期待しておらず、「でもせめて箱ぐらいはあるだろう」と思っていた程度なので感動!ほんの世間話のつもりで話したのが良かったです。しかもLieu先生には余裕で通じる私のベトナム語が、一般のベトナム人には通じなかったので、英語やジェスチャーを交えてやっと通じたのでした。お店のおばさんも根気良く「それで?『私の友達』がどうしたの?」と理解に努めてくれました。ありがとうございます。(涙)お陰様で無事お祝いの品を買うことができました。

しかし、ベトナム語発音指導必要だな~。


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