地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

シネドラマ・ライヴ・ショー

2012年06月03日 | Weblog
昨日の朝、日刊じゃかるた新聞を読んでいたら、近くでシネドラマなるものをやっているのが分かった。 なにやらインドネシア伝統のワヤン(影絵芝居)と舞台のお芝居を組み合わせたようなものらしい。

http://www.dramasinema.com/Dramasinema/HOME_%28E%29.html




当日券もあるというので、行ってみた。
夕方5時と7時からのがあるらしいので、7時のチケットを購入。

ホームページには7時としか書いていなかったので、てっきり7時開演だと思って行ってみたが、前の回のお客さんが帰っている途中で、会場にはまだ入れなかった。



会場前にはこのような格好をした人たちがおり、記念撮影に応じていた。
ただのコンパニオンかと思ったが、たぶん出演者。





その隣にはショーを見た人が壁に感想を書けるスペース。





TV局が来て、インタビューを受けてる人も。





あと、こんなキッチュな感じの人形も。





7時10分前ぐらいになっても全く会場内へ誘導する気配が見られないので、ドアのところにいるガードさんに「まだ入れないの?」と聞いたら、「7時からです」と言われたので、どうやら7時開場らしい。
開演は7時半だろうか。 どこにもその情報がない。


7時を少し過ぎたところでようやく会場内へ。
恐ろしくキンキンに冷房が効いている。
会場の冷房が寒くて寒くて、ちょうど直前に買ったバスタオルがあったので、それを袋から出してきてひざ掛け代わりに使った。


前のスクリーンでインドネシアのプロモーションビデオが流れていた。




すごく映像が綺麗なプロモーションビデオだったが、農民も漁民も誰もかれもが満面の笑みで、実際の生活でそんなことはあるまい、と思った。



会場は劇場ではなく、多目的ホールみたいな部屋なので、椅子は普通の椅子。
真ん中のVIP席には白い布とリボン。




一般席は普通の椅子。




結構小さい子供を連れたインドネシア人も多かったので、裕福な家庭も多いんだなあと実感。



7時半ごろになってショーが始まった。
スクリーンが3つあり、そこに映し出される映像と実際の舞台を両方コラボしたミュージカルみたいなもの。

主役級の男性とその母親役の人は外国人なのでセリフが英語。
それはある意味助かったが、他の出演者は全員インドネシア語なので、いまいちストーリーがつかめない。
結構コミカルな場面もあったが、セリフで笑わせる部分は周りのインドネシア人がどっと沸いているのに、外国人だけは笑えずにいた。


ストーリーとしては、最初に天女みたいなお姫様みたいな人が出てきて、その人が悪者に襲われて捕まる。
空を飛べるんだからさっさと飛んで逃げればいいのに、森の中を走って逃げて捕まる。
それを助けに来た男性が西洋人の主役級の人。
せっかく助けたと思ったら、今度はまた別の人が現われて、その西洋人を倒してお姫様を奪って行く。

そのあとは、戦いの場面ばかり。 一応ミュージカル仕立てなので、歌は結構よかった。
そしてシルク・ドゥ・ソレイユみたいに音楽は会場で生演奏。

そして目の前で戦いを繰り広げる役者さんの後ろのスクリーンに、ワヤン人形が大きく映し出される。



最後はめでたくお姫様を取り戻すのかなと思っていたら、その西洋人が「これで済むと思うなよ!」と的に捨て台詞を吐いて退場。
そのあと、出演者全員が出てきて自己紹介が始まった。







え? まさかもう終わり??
話のオチはどないなってんねん?!


ショーはきっちり1時間ほど。
短すぎませんか?
ホームページには75分って書いてあったけど?

全体的に悪くはなかったが、なんだか釈然としないまま会場を後にした。
今度は9月に別の演目でやるみたいだけど、結構会場も狭いので一番安い後ろの方の席でもいいみたい。

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