ヤクスギランドを満喫した日の夕飯は、肉っけなしの豆腐定食!
ちょっと硬めの島豆腐と粘り気の強いとろろがメインです。
実は他に行きたい店があったのですが、その日は閉まっていました。
不定休で休む店多いもんね、ここ。
仕方なく、疲れた足を引きずって、初日に行った観光センター上のお店へ。
お店に入ると真中あたりで地元の人のグループがわいわいやっていて、それ以外にお客さんは無し…。
遠慮して隅っこの方で大人しく豆腐定食を食べていたのですが、聞こえてくる会話から推測するに、団体さんは役場の人たち?
みんなが鹿児島弁で同時にガヤガヤしゃべるもんだから詳細は聞き取れませんが、断片的に拾った話を組み立ててみると、どうやら来年は皆既日食が見られる年でそれをにらんだ屋久島観光戦略が話題のようでした。
「屋久島パスポートを発行して、それがある人しか来れないようにしよう」とか、「大勢きてもどっちみち泊まる場所がない」とか、「外の者がたくさん入ってきて島の物資がなくなり、村民の生活が脅かされる」とか、喧々諤々議論が白熱。
ひ、ひえ~。このお店でよそ者は私一人なんですけど…。
変に絡まれたらどうしようかと内心ビクビクしながら、そそくさと豆腐定食を食べ撤退。
もちろん宿に帰って同室のみんなに報告しましたよ~。
最後の日も気さくで楽しい人たちがルームメイトでした。
着いたばかりの人たちは別のグループと一緒にレンタカーを借りようなどという話で盛り上がっていました。
いいな~。
残念だけど、私はもう帰る準備です。
翌朝、晴れ。
昨日までの雨は台風の影響だったのですが、いつの間にか台風の進路がそれてしまったので、快晴でした。
部屋の仲間にお別れを告げ、まずは郵便局へ。
いつもの歩きなれた道をてくてく。
郵便局へ向かう途中、町内のスピーカーから案内が。
「ピンポンパンポーン♪鹿児島県警からのお知らせです」
な、なにごと?
何か犯罪でもあった?(大阪なら「ひったくり発生」とかでしょうか。)
が、続いて聞こえてきたのは、
「平成21年度の警察官募集は○月×日まで応募を受け付けています」
な~んだ。
っていうか、そんなことまで町内放送流れるのか?
しかも詳しい応募資格などの情報も流れます。
すごい、のどかだー。
郵便局でポストカードを投函し終え、大好きな宮之浦川を満喫。
宮之浦川のほとりでまったりするのも今日で最後。
いや~、ここが一番落ち着くなあ。
今朝はおばあちゃん出てきてないね。
猫も非常にまったりとしております。
近くに言っても攻撃される危険性は全く感じていない様子です。
しばらく猫と一緒にのんびりまったりと川を眺め、名残惜しいひと時を過ごしました。
さて、そろそろ出発の時間です。
ユースホステルのマネージャーさんに「お世話になりました」と挨拶をし、トッピーに乗るために港へ。
港の前で鹿児島本島から来たおばあちゃんと世間話。(目があったら案の定話しかけられた…。おばあちゃんとは、目があった人に話しかける人種のことです)
会話はたわいないものです。
「鹿児島は雨降ってたよ」
「あら、そうですかー、こっちは晴れてるのにねえ」
「もう帰るの?」
「はい~、帰ります~」
しばしおばあちゃんと世間話をした後、ターミナルに入り待合室で座っていると例のA君がやってきました。
私は鹿児島から飛行機で帰るのですが、A君はエコな新幹線の旅です。
最初、一緒にちょこっと鹿児島観光してから大阪へ帰ろうなどと話していたのですが、それはオジャンに。
なぜならば…、
A君に「もうチェックインした?」と聞くと「まだ」と言うので、「早くチェックインしておいでよ」と言って私のチケットを見せると、「じゃあ僕も隣の席にしてもらうよ!」と張り切って窓口に行ったのですが…、
首をかしげながら「あっちの建物に行くように言われた」と戻ってきました。
もしやと思い、A君のチケットを見るとそれはトッピーではなくロケット。
う~ん、このような展開を予想しなかったわけではありません。
昨日のバスで「高速船にはトッピーとロケットの2種類ある」って教えたやろ!
しかもA君のチケットには出発時間が12:00としっかり書かれているし。
(いったいどこが「10:45に変更した」なんだ?!)
というわけで、結局鹿児島に戻るのは別々に。(やっぱりね)
私の乗船時間が押し迫る中、大阪入りスケジュールを必死で確認。
バラバラの時間に大阪入りするのも不便だから、できれば一緒に家まで帰りたい。
でも1人は新幹線、もう1人は飛行機。
そこで鹿児島市内観光は諦めて、A君には鹿児島本島到着後すぐに新幹線に乗ってもらうことに。
でないとお互いちょうどいい時間に大阪に着きません。
とりあえず急いで新大阪駅での待ち合わせ時間と場所を決定。
A君は「途中で誰かに携帯電話借りて電話するよ」と言ってました。
そんな親切な人に巡り会えるといいね…。
君の楽天的な性格はブラボーだ。
そして私はA君に別れを告げ、トッピーに乗船。
行きは満席だったのに、帰りはガラガラでした。
屋久島さん、さようならー!
おなごり惜しゅうございますー。
途中でまた雨が降ってきたりしました。
トッピーの中ではタクシーの予約ができます。
タクシーが必要な人は番号札をもらい、港に着くとその番号を書いた紙を掲げた運転手さんが下船口で待っていてくれます。
帰りもまたデパート山形屋で時間をつぶそうか、それとも空港へ直行しようか迷っていると、運転手さんが「金生町よりも天文館で降りた方が屋根があるから」と降ろしてくれたそのすぐ後ろから空港行きのバスが。
ということで、思いがけずそのまますぐバスにシフトして空港へ。
やっぱり鹿児島市内をうろつくチャンスはありませーん。
鹿児島空港前のお寺?に巨大な西郷どんの銅像があったりして、鹿児島市内も興味をそそられるのですが、もう屋久島で精根尽き果てたので空港で大人しくしてます。
とにかくお土産いっぱい買って荷物が重いのでロッカーに預け、腹ごしらえにいざ!
やっぱ最後の記念にご当地ものでしょう。
で、黒豚チャーシュー味噌ラーメン!
お腹は一杯になったものの、なぜかラーメンだけではエネルギーが足りず、そのあと場所を移動してシフォンケーキまで食べてしまいました。
飛行機が出るまでまだ3時間ぐらい時間があるので、私が向かった先は空港内のマッサージ!
全身マッサージ、60分コースでお願いします!
ああ、至福の時。
うつらうつらしていると、60分は夢のように過ぎてしまいました。
その後予定通りに飛行機に乗り、無事大阪へ帰着。
そして空港バスで超絶妙なタイミングで新大阪駅へ到着し、九州から到着したA君を改札で出迎え。
我ながらすばらしいスケジューリングでございます。
さあて、長かったようで短かった私の屋久島センチメンタルジャーニーも終わりです。
このあと、疲れた体を癒す間も洗濯する間もなく、A君との大阪珍道中が待っているのですが、その話はまた別の場所でご紹介しましょう。
やはり屋久島には不思議な力が満ちていました。
思い立って旅して本当に良かった。
自分の中でもちょっぴり何かが変わった気がします。
そして、九州バンザイ!
なんか、目に映るグリーンが濃くて素敵です。
また旅したいなあ、九州。
ちょっと硬めの島豆腐と粘り気の強いとろろがメインです。
実は他に行きたい店があったのですが、その日は閉まっていました。
不定休で休む店多いもんね、ここ。
仕方なく、疲れた足を引きずって、初日に行った観光センター上のお店へ。
お店に入ると真中あたりで地元の人のグループがわいわいやっていて、それ以外にお客さんは無し…。
遠慮して隅っこの方で大人しく豆腐定食を食べていたのですが、聞こえてくる会話から推測するに、団体さんは役場の人たち?
みんなが鹿児島弁で同時にガヤガヤしゃべるもんだから詳細は聞き取れませんが、断片的に拾った話を組み立ててみると、どうやら来年は皆既日食が見られる年でそれをにらんだ屋久島観光戦略が話題のようでした。
「屋久島パスポートを発行して、それがある人しか来れないようにしよう」とか、「大勢きてもどっちみち泊まる場所がない」とか、「外の者がたくさん入ってきて島の物資がなくなり、村民の生活が脅かされる」とか、喧々諤々議論が白熱。
ひ、ひえ~。このお店でよそ者は私一人なんですけど…。
変に絡まれたらどうしようかと内心ビクビクしながら、そそくさと豆腐定食を食べ撤退。
もちろん宿に帰って同室のみんなに報告しましたよ~。
最後の日も気さくで楽しい人たちがルームメイトでした。
着いたばかりの人たちは別のグループと一緒にレンタカーを借りようなどという話で盛り上がっていました。
いいな~。
残念だけど、私はもう帰る準備です。
翌朝、晴れ。
昨日までの雨は台風の影響だったのですが、いつの間にか台風の進路がそれてしまったので、快晴でした。
部屋の仲間にお別れを告げ、まずは郵便局へ。
いつもの歩きなれた道をてくてく。
郵便局へ向かう途中、町内のスピーカーから案内が。
「ピンポンパンポーン♪鹿児島県警からのお知らせです」
な、なにごと?
何か犯罪でもあった?(大阪なら「ひったくり発生」とかでしょうか。)
が、続いて聞こえてきたのは、
「平成21年度の警察官募集は○月×日まで応募を受け付けています」
な~んだ。
っていうか、そんなことまで町内放送流れるのか?
しかも詳しい応募資格などの情報も流れます。
すごい、のどかだー。
郵便局でポストカードを投函し終え、大好きな宮之浦川を満喫。
宮之浦川のほとりでまったりするのも今日で最後。
いや~、ここが一番落ち着くなあ。
今朝はおばあちゃん出てきてないね。
猫も非常にまったりとしております。
近くに言っても攻撃される危険性は全く感じていない様子です。
しばらく猫と一緒にのんびりまったりと川を眺め、名残惜しいひと時を過ごしました。
さて、そろそろ出発の時間です。
ユースホステルのマネージャーさんに「お世話になりました」と挨拶をし、トッピーに乗るために港へ。
港の前で鹿児島本島から来たおばあちゃんと世間話。(目があったら案の定話しかけられた…。おばあちゃんとは、目があった人に話しかける人種のことです)
会話はたわいないものです。
「鹿児島は雨降ってたよ」
「あら、そうですかー、こっちは晴れてるのにねえ」
「もう帰るの?」
「はい~、帰ります~」
しばしおばあちゃんと世間話をした後、ターミナルに入り待合室で座っていると例のA君がやってきました。
私は鹿児島から飛行機で帰るのですが、A君はエコな新幹線の旅です。
最初、一緒にちょこっと鹿児島観光してから大阪へ帰ろうなどと話していたのですが、それはオジャンに。
なぜならば…、
A君に「もうチェックインした?」と聞くと「まだ」と言うので、「早くチェックインしておいでよ」と言って私のチケットを見せると、「じゃあ僕も隣の席にしてもらうよ!」と張り切って窓口に行ったのですが…、
首をかしげながら「あっちの建物に行くように言われた」と戻ってきました。
もしやと思い、A君のチケットを見るとそれはトッピーではなくロケット。
う~ん、このような展開を予想しなかったわけではありません。
昨日のバスで「高速船にはトッピーとロケットの2種類ある」って教えたやろ!
しかもA君のチケットには出発時間が12:00としっかり書かれているし。
(いったいどこが「10:45に変更した」なんだ?!)
というわけで、結局鹿児島に戻るのは別々に。(やっぱりね)
私の乗船時間が押し迫る中、大阪入りスケジュールを必死で確認。
バラバラの時間に大阪入りするのも不便だから、できれば一緒に家まで帰りたい。
でも1人は新幹線、もう1人は飛行機。
そこで鹿児島市内観光は諦めて、A君には鹿児島本島到着後すぐに新幹線に乗ってもらうことに。
でないとお互いちょうどいい時間に大阪に着きません。
とりあえず急いで新大阪駅での待ち合わせ時間と場所を決定。
A君は「途中で誰かに携帯電話借りて電話するよ」と言ってました。
そんな親切な人に巡り会えるといいね…。
君の楽天的な性格はブラボーだ。
そして私はA君に別れを告げ、トッピーに乗船。
行きは満席だったのに、帰りはガラガラでした。
屋久島さん、さようならー!
おなごり惜しゅうございますー。
途中でまた雨が降ってきたりしました。
トッピーの中ではタクシーの予約ができます。
タクシーが必要な人は番号札をもらい、港に着くとその番号を書いた紙を掲げた運転手さんが下船口で待っていてくれます。
帰りもまたデパート山形屋で時間をつぶそうか、それとも空港へ直行しようか迷っていると、運転手さんが「金生町よりも天文館で降りた方が屋根があるから」と降ろしてくれたそのすぐ後ろから空港行きのバスが。
ということで、思いがけずそのまますぐバスにシフトして空港へ。
やっぱり鹿児島市内をうろつくチャンスはありませーん。
鹿児島空港前のお寺?に巨大な西郷どんの銅像があったりして、鹿児島市内も興味をそそられるのですが、もう屋久島で精根尽き果てたので空港で大人しくしてます。
とにかくお土産いっぱい買って荷物が重いのでロッカーに預け、腹ごしらえにいざ!
やっぱ最後の記念にご当地ものでしょう。
で、黒豚チャーシュー味噌ラーメン!
お腹は一杯になったものの、なぜかラーメンだけではエネルギーが足りず、そのあと場所を移動してシフォンケーキまで食べてしまいました。
飛行機が出るまでまだ3時間ぐらい時間があるので、私が向かった先は空港内のマッサージ!
全身マッサージ、60分コースでお願いします!
ああ、至福の時。
うつらうつらしていると、60分は夢のように過ぎてしまいました。
その後予定通りに飛行機に乗り、無事大阪へ帰着。
そして空港バスで超絶妙なタイミングで新大阪駅へ到着し、九州から到着したA君を改札で出迎え。
我ながらすばらしいスケジューリングでございます。
さあて、長かったようで短かった私の屋久島センチメンタルジャーニーも終わりです。
このあと、疲れた体を癒す間も洗濯する間もなく、A君との大阪珍道中が待っているのですが、その話はまた別の場所でご紹介しましょう。
やはり屋久島には不思議な力が満ちていました。
思い立って旅して本当に良かった。
自分の中でもちょっぴり何かが変わった気がします。
そして、九州バンザイ!
なんか、目に映るグリーンが濃くて素敵です。
また旅したいなあ、九州。