地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

今週の初体験

2005年11月24日 | Weblog
ベトナムに来て依頼、色んな初体験をしていますが、今回は「初めてベトナムで美容院に行った」の巻。

そうは言っても、超ローカルな美容院に行ったわけではなく、うちのアパート1階のショッピングセンター内にある、外国人もよく訪れるような美容院です。だって英語通じるし。
Lieu先生からベトナム語で「レイヤー多いのは好きじゃないので少なめにして下さい」というセリフを教わったものの、やっぱり大事なことは英語でコミュニケーションに限ります。
以前日本人の友人(男性)が「病気とか移るのが怖くてまだベトナムで髪は切ってない」と言ってたのが少々気になりますが。。。う~ん、気合だ!B型肝炎も気合でシャットアウトよ!

カットだけのつもりだったのですが、美容師さんに「トリートメントもした方がいい」と勧められ、軽い気持ちで「あ、じゃあトリートメントもお願いします」と言ったものの、少々値段が気にかかります。実は私は用心深いのでベトナムで余分なお金やクレジットカードは一切持ち歩かないタイプです。今日もカットが14ドルと分かっていたので、あやうく14ドルのみ財布に入れて美容院に行こうとしたのですが、「西洋人も来るような美容院だから、ひょっとしてチップも必要?」と思ったり、「万が一何か余分な費用がかかった時のために・・・」と思って合計29ドルを財布に入れていたのでした。

さて、日本の美容院とベトナムの美容院の違うところ。
その1:仕事中にも美容師の携帯電話が鳴ります。もちろん出て話します。もちろんカットは中断。

その2:人員過剰なのか、ドライヤーかけたりトリートメントを塗るだけでも2人がかりで行います。その他の従業員は暇そうに携帯メールをしていたり、受付に集まってだべっています。

その3:「コーヒーかお茶はいかがですか?」と聞いてくれます。いらないと断ったのに、しばらくするとまた聞かれ、またいらないと言ったのになぜか強制的にお水を出されました。い、いただきます。

その4:日本の美容院でのシャンプーが100点満点だとすると、ベトナムは50点。頭皮をマッサージする力が弱すぎてちっとも気持ちよくありません。お湯もぬるすぎてちょっと寒気を感じるほどです。

その4:シャンプー台はあらかじめベッド状になっていて、リクライニングチェア形式ではないので、自分で寝転がらないといけません。

その5:女性スタッフは基本的に動作がダラダラしていて、やる気が全く感じられません。男性美容師はそれなりにテキパキしていました。美容院に限らず、スーパーでも空港でも女性従業員はダラダラ、ノロノロしています。

全くの余談ですが、髪を切る美容師はオカマっぽい男性2名、その他若い女性従業員は全員シャンプーや補助的な仕事をしていました。

トリートメントと言っても、もっと簡単なものを想像していたのですが、四重にもトリートメント剤を塗り、最後はラップで包んで機械で温めます。おお、かなり本格的。お店に入ってからたっぷり2時間。パーマ並みに時間がかかっています。(ちなみにトリートメントを髪に塗る作業をもう少し手際よくやれば30分は短縮できるものと思われます。)

一体値段はいくらなんでしょうか?ドキドキ。。。
全て終わって受付に行くと、お姉さんが「44ドルです。」
絶句。トリートメント30ドル?!
「それってUSドルですか?」(440,000ドンであってくれと願う私)
「はい」(あっさり答える店員)

仕方がありません。財布には29ドルしか入っていないことは認識しているのですが、涼しい顔で財布からお金を取り出し、「あら、足りないから取りに行ってもいいかしら?」と言ってみました。
あっさりOKです。

私はこのベトナムの「ゆるい」ところが好きです。どこに住んでいるかも言ってないし、予約の時も下の名前しか言ってないのに、あっさり家にお金を取りに帰ってもいいと言ってくれるのです。住所も部屋番号も聞かれません。このまま逃亡も可能です。

もちろん善良な市民である私はお金を取りに帰りました。同じビルの中でよかったです。家に帰って美容院の料金表を確認してみると、トリートメントは「USD15 & above」と書かれています。う~む、髪が長いから倍取られてるのか?それにしても料金表には「はじめにはっきり料金を提示します」と書いてあるくせに嘘つき~。一言も値段のことに触れてくれなかったじゃない~。
(この日の夜、ベトナム語レッスンがあったので先生にお金が足りなかったエピソードを伝えると、「え~、恥ずかしぃ~」と言われてしまいました。


美容院で午前中がつぶれてしまい、午後からベトナム語レッスン時に先生に出すおやつを買いに出かけました。その日は汗ばむほどの陽気です。こうも寒暖の差が激しいと風邪を引いてしまいそうです。

お気に入りのお店にお気に入りのプリンを買いに、自宅から15分くらいてくてく歩きます。(プリン命

が、しかし!今日は大好きなプリンがありません!ガ~ン。ショック。
鳥インフルエンザの影響で、ここ数週間鶏肉も卵も一切手に入らないのです。忘れていました、プリンにはたっぷり卵が必要なことを。
仕方なくココナッツミルクプリンと、勢い余ってチョコレートタルト、そしてクロワッサンを購入しました。

日本に帰ったら絶対に卵かけご飯が食べたい!(ついでに納豆も)
焼き鳥とか唐揚げとか、ありとあらゆる鶏料理が食べたい!


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
納豆・・・ (ひっきー)
2005-11-28 10:36:53
うちは電子レンジにオーブン機能がついているやつはありますが、それでできるのかな?でも、あまり手間がかかるのなら、あっさり断念です。
返信する
アメリカの納豆 (つる姫)
2005-11-25 18:17:27
アメリカ(ケンタッキー州)の友達の納豆作りは下記。

>インターネットの情報を参考に、乾燥納豆菌を日本から購入して、台所備え付けの大きいガスオーブンを”納豆育成チャンバー”にして、温度を40Cになるように、電球など

を入れて調節する。もやしも、今、台所で種(緑豆という中国の豆)を水につけて発芽させてるし、春になったら、しょうがをプランターで作ることにしました。

だって。
返信する
す、すきやき・・・(じゅるる・・・) (ひっきー)
2005-11-25 11:19:49
ベトナムの卵の黄身の色は、日本と同じような感じです。でもあまり黄身がこんもりと盛り上がってるような新鮮そうなやつにはなかなか当たりません。(黄色がきついとエロっぽいという意味が良く分かりませんが・・・)



私も自家製納豆を作るべきでしょうか。検討してみます。
返信する
すきやきもどうぞ (つる姫)
2005-11-24 18:09:03
そっかー、卵もだめなのね。前にイギリスで「すき焼きを食べる時に生卵は使わない(使えない)」と聞いたけれど、生卵を平気で食べられる日本って幸せなんだね。で、イギリスで目玉焼きを頼んだら黄身の色が薄い。これなんで?というと、黄色のキツイ卵なんて変だ、エロっぽくてだめだ、と。ええーなんでー!?ベトナムの卵は何色ですかね。

納豆についてですが。私のアメリカに住む友人は、納豆が食べたいあまりに納豆をつくりました。納豆菌をもちこみ、オーブントースターで。「食べたい」という欲望、太平洋を越えるんですな。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。