ギアスの報告を受けたパリヌルスは、寝食を忘れて奮闘した充実の二日間であった。冷え込むこの季節、更けていく夜、人が住むことが絶えていた建物、あばらな家であるが、屋根と壁のある夜露がしのげるところで休めるのがありがたかった。ひとつ屋根の下、部下たちの寝息、いびきが耳を打つ、闇が彼をひとりにした。
二日間の事をつれづれに思い返した。相手を徹底的に制圧する闘いに勝利する、そのプロジェクトを完結した。その成果に満足した。興奮が彼を覚醒する、まぶたを閉じるが眠れない、想いがさまよった。
彼がひとつの句読点として味わった女の事が股間から、せりあがってくるのに閉口した。
『あの女に眠っていた虫が目覚めさせられたかな』
彼は股間をまさぐった。気が落ち着かない、股間がうずく、いち物が屹立している、気が抑えられない。手が動く、いち物をしごいた、休めずに手を動かした。やがて頂点の気分が訪れた、気をやった。粘った液体のほとばしりを感じた。彼はどうにか今日一日のピリオドを感じた。心の底から気持ちよさを感じないまでも今日を終えた。ようやく闇の中で寝に落ちていった。
朝が来る。まだ暗い、薄明の時である。オロンテスとその一群の朝は早い。彼らの生活時間は陽の出前に始まり、陽が沈む頃に終わる。朝一番早いのは、オロンテスとその一群であることには変わりはない。この地に移動しての作業は、燃料の準備の都合もあって今朝の朝食の準備には火を使わないように計らっていたのである。オロンテスの計画では、今朝までは非常時体制で食事計画を立てていたのである。
二日間の事をつれづれに思い返した。相手を徹底的に制圧する闘いに勝利する、そのプロジェクトを完結した。その成果に満足した。興奮が彼を覚醒する、まぶたを閉じるが眠れない、想いがさまよった。
彼がひとつの句読点として味わった女の事が股間から、せりあがってくるのに閉口した。
『あの女に眠っていた虫が目覚めさせられたかな』
彼は股間をまさぐった。気が落ち着かない、股間がうずく、いち物が屹立している、気が抑えられない。手が動く、いち物をしごいた、休めずに手を動かした。やがて頂点の気分が訪れた、気をやった。粘った液体のほとばしりを感じた。彼はどうにか今日一日のピリオドを感じた。心の底から気持ちよさを感じないまでも今日を終えた。ようやく闇の中で寝に落ちていった。
朝が来る。まだ暗い、薄明の時である。オロンテスとその一群の朝は早い。彼らの生活時間は陽の出前に始まり、陽が沈む頃に終わる。朝一番早いのは、オロンテスとその一群であることには変わりはない。この地に移動しての作業は、燃料の準備の都合もあって今朝の朝食の準備には火を使わないように計らっていたのである。オロンテスの計画では、今朝までは非常時体制で食事計画を立てていたのである。
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