2014年5月30日(金)
監督:劇団ひとり
出演:劇団ひとり、大泉洋、柴咲コウ
「雷に撃たれてタイムスリップ~?」という展開に異論もあるようですが、私的には、
「映画なんだから何でもありなんじゃね? そんなこといったら、SF映画はすべからく駄作だろ?」
と思う。
役者さんもいい。特に大泉さんは以前レビューをアップした「清洲会議」より断然いい。
劇団ひとり様。次回作(があるのかどうか知らないが)を大いに期待しておりまする。
が、残念な点が2つ。
ここだけの話(ここだけもクソも全世界に向けて発信しちゃってるわけだが)。
私には「生涯かけて許せない人間」というのが3人いる(2014年6月現在)。S(男)とM(女)とT(男)。
Sは小・中・高と私の幼なじみだった同郷の男。MとTはそこそこ著名な人物である上、ここに書くだけでもイライラがレッドゾーンぶっちぎりなので詳しくは書かない。
で、「青天の霹靂」の中の劇団ひとりさんの話し方がTにそっくり! 劇団ひとりさんが出てきてしゃべるたびにTを思い出してしまう私は終始イライラしっぱなしであった。
劇団ひとりさんには何の責任もない。私の個人的な問題である。しかし-30点。
もう一つ。観ている最中には気づかなかったが、エンドロールを見たら私の大嫌いな役者が端役で出ておる! 「うわっ! 何であいつが?」 ・・・いや、もとい。「何であんなヤツが?」
気づいた瞬間、坂を転げ落ちるようにダダ下がった俺のテンション。さらに-20点。
映画としての出来の良さや劇団ひとりさんの才能の評価としては80点。
ここから映画の出来とは何の関係もない上記2つの減点事由を差し引いて(こんないい映画なのに、こんな嫌な思いをした、という俺の苦しみに免じて差し引かせてくれい。)結局30点。
「人を許さない」とか「人を嫌う」って、結局、自分の人生の楽しみをこんな風に狭くしてしまうのか、
と悟りはしたが・・・、んなもんカンケーあるかーい!
総括:映画の一つや二つ、つまらなくなってもかまわん。SとMとTはやっぱり許さん。