つれづれなるままに弁護士(ネクスト法律事務所)

それは、普段なかなか聞けない、弁護士の本音の独り言

江戸川区

2019-04-29 17:17:00 | 晴れた日は仕事を休んで
4回目。江戸川区。
 
江戸川区ってあんま馴染みないしなぁ。
ま、よくわかんないから葛西臨海公園行って、大観覧車撮って、対岸に見えるTDRのシンデレラ城撮って、チャッチャッと帰ってくればいいや、と思ってましたが、そもそも私、千葉のネズミ王国大嫌いだし、50過ぎのおっさんが一人で観覧車見に行ってもなぁ・・・
 
ということで、急遽、行き先を変えて、上小岩天祖神社(かみこいわてんそじんじゃ)に行ってきました。
 
え? 「なんじゃ、そこ?」ですと?
 
あのノラ猫童話の名作、「ルドルフとイッパイアッテナ」の舞台になった、知る人ぞ知る(知らない人は知らない)神社ですぞ。
 
ここ
 
吽形(うんぎょう)側の狛犬ちゃんの鼻が欠けてるのも歴史を感じるといえば感じるかも・・・
 
ちなみにこっちは阿形(あぎょう)側。
 
こじんまりとした社殿は静かな佇(たたず)まいざんす。
映画そのまま。
 
ちなみに境内にはこんな碑も。
 
説明はこちら。
 
とかいいつつ、猫のフンや悪臭で困っておられるご様子。
聖地なのに?
 
小さな神社ですが、祭神は天照大神(のはず)。
境内も隅々まで綺麗に掃き清められていて、地元の人たちに大切にされているのが伝わってきます。
 
以下、全然、神社と関係ない話。
 
上小岩天祖神社の近くまで来てお賽銭用の小銭を持っていないことに気づき、途中で見つけたローソンに。
ホットドッグとコーヒー買って駐車場に戻ってきたら、見るからにガラの悪そうなヤンキーというか、ボーソー族というか、チンピラ系のお兄ちゃんたち(78人)が。
 
「からまれたらめんどくせーなぁ」
と若干、ビビりつつ、ホットドッグ食べて、コーヒー飲み干して、愛車ボルティのエンジンかけようとしたら、お兄ちゃんの一人がツカツカとこちらに。
「うわっ、なんか因縁つけられるんか?」
と身構えてたら、
 
「先輩!
バイク、黒でキメてて、めっちゃカッコイイっす!
お気をつけて!」
 
 
「え、あ、いや、ありがと。どうもすいません」(って、なに謝っとんじゃ、俺!)
 
私がペコリと挨拶して駐車場を出ようとすると、彼は駐車場出口付近にいた仲間たちに、
 
「おーい、先輩(が駐車場から)出るぞー!
道あけろ、道!」
 
 
 
 江戸川区って、もしかして、メチャいいとこじゃね?
 
 
 
その後、近くの江戸川の堤防まで足を伸ばしたら、堤防の土手の上でなんだか不思議な撮影大会が。
ちなみにモデルさんも含めて全員、外人さんでした。
 
うーむ、クール・ジャパンですな。
ちがうか。
 
次はあなたの住む街へ。
じゃなかった、大田区に伺いますぞよ。

板橋区

2019-04-27 19:14:00 | 晴れた日は仕事を休んで
3回は板橋区なり。
 
平成もあと3日。まもなく令和。昭和は遠くなりにけり。
 
ということで、平成最後の10連休初日に日帰りツーリングでやって来たのは、川越街道と東武東上線大山駅を結ぶ全長560m20065月に「がんばる商店街77選」にも選ばれた、昭和の香り満載の(てか、昭和の香りしかしない)「ハッピーロード大山」
(今回は写メも満載だよー)
 
ゆっくり商店街を散策したいので愛車は300円(1日)払って近くの駐輪場に。
ボルティよ、いい子で待っておるのだぞ。
 
あいにくの雨でしたが、アーケードに守られた商店街はお客さんでいっぱい。
125000人の買い物客が訪れるという(ウィキペディア情報)。
あ、自転車はおりなきゃいけないんだ。
よかった、ボルティ置いてきて。
 
って、我がボルティは自転車じゃないやい!
 
 
近隣の保育園のちびっ子たちが作った鯉のぼりの下には、こういう昔ながらのお店が。
 
宝石屋さんの隣でホルモン売ってるのは世界広しといえどもここだけであろうかと。
 
うわっ、安っ!
ということで一本、買ってしまいました!
 
 
多い!・・・でも、太りそうなのでガマン。
 
なんか変なのもいる!こどもが怯えてますがな。
 
歩き疲れたご老人のために休憩用のベンチが商店街の道のど真ん中に、当たり前のように置かれてるのもなんだかいいですなぁ。
 
お笑い芸人オードリー春さんとは関係ないと思いますが、「焼くとん」って何? 「焼き」じゃなくて?
 あ、マツコさんだ!
勘弁してくださいm(_ _)m
 
すぐ近所には「大山福地蔵尊」があります(川越街道側を出てすぐ右手)。
縁起はこちら
なんとかご尊顔を拝したいが・・・
無理かなぁ
 
 
 
・・・と思ったら横から丸見えでございました!
 
お地蔵様の横にあったイコン(※キリスト教の宗教画)。
だって、もはや、お地蔵様というより隠れキリシタン画にしか見えないんだもん。
 
夏用のシャツまで衝動買いしたぞよ。
2900円。安い!
胸のクジラさんがあまりに可愛かったのが衝動買いの主たる理由🐳
ただ、ブランド名(?)が、FATANIMALS(デブな生き物)ってのが引っかかるが。
デブな生き物・・・
は〜い!
 
「でぶクジラさんシャツ」(今、命名)を買ったフロンティアさん。このお店も昭和の香りプンプン。
でぶラシャツ(もう名前変わっとる!)を入れてくれた袋。
一生っすか!
マヂっすか!
あぁ、面白かった。
 
 次回は江戸川区に行きます!
 

荒川区

2019-04-20 16:41:00 | 晴れた日は仕事を休んで

2回は荒川区でござる。

前回の「足立区」でも書いたとおり、荒川区と足立区は「我が地こそが奥の細道旅立ちの地」と主張してずっと論争を続けている。

なので、南千住駅前にも芭蕉の像が。

 ちなみに、その近くには私がよく来る居酒屋「羽根や」さん。

店構えは汚いが(!)、料理は安くて美味い。
 

ただ、今回、荒川区で是非とも来たかったのはここではなくて。

ここ

和竿専門店の「竿忠」

私は釣りを嗜(たしな)む人間ではないが、この「竿忠」の写真はブログにアップしておきたかった。

落語好きの方は是非とも一度は訪れて頂きたい。

 

昭和20310日。東京大空襲の日である。

当時、三代目三遊亭金馬師匠(以下「三代目金馬」)は新宿内藤町(我が事務所の近くでもある)に住んでいた。

東京大空襲の業火を奇跡的に逃れた弟子(現「四代目金馬」)が数日後に三代目金馬の家に挨拶に行くと、三代目金馬は、

「馬鹿野郎!どんだけ心配してたと思ってんだ!」

と四代目金馬を怒鳴りつけた。

ぽろぽろ涙を流しながら。

四代目金馬も師匠と一緒にわあわあ泣いてしまったという。

三代目金馬は厳しいが情に厚く、義を通す人だった。

 

というか、この話は「竿忠」とは関係ない。

三代目金馬といえば、「狂」がつくほどの釣り好き。

その三代目金馬が愛した和竿の店が「竿忠」である。

当時の「竿忠」の店主は三代目。店は墨田区本所にあった。

東京大空襲で「竿忠」も焼失し、生き残ったのは香葉子という女の子とその兄の二人だけ。

三代目竿忠を含めてその他のご家族(香葉子さんのご両親、祖母、長兄、次兄、弟の6名)は全員亡くなられた。

戦災孤児になって親戚の家を転々としていた香葉子さんが、ある日、家の焼け跡を見に行くと、1本の立て札が。

「金馬来たる 連絡請う」

 

香葉子さんが神田立花寄席の楽屋に三代目金馬を訪ねていったのはそれから5年後。

三代目金馬は、

「竿忠のカヨちゃんが生きてたか。よかったなぁ、よかったなぁ」

と涙を流さんばかりに喜んだという。

三代目金馬は香葉子さんを自宅に連れて帰り、温かい食事を与え、布団で寝かせ、翌日、

「今日から家(うち)の子におなんなさい」

と言った。

さらに三代目金馬は「竿忠」一家でもう一人生き残っていた香葉子さんの兄を説得し、「竿忠」を再興させるべく和竿職人の修行をさせた。

この香葉子さんのお兄様が現「竿忠」の54代目当主、中根喜三郎さんである。

一方、香葉子さんは三代目金馬夫婦に育てられ、初代林家三平師匠に嫁いだ。

すなわち九代目林家正蔵師匠、二代目林家三平師匠、そして、歌手泰葉さんの母上である。

(以上、小学館「落語 昭和の名人 決定版」三代目三遊亭金馬より)

 

この小さな、古びた和竿店には昭和の落語界の歴史と、どんな人情咄(にんじょうばなし)にも引けを取らない江戸っ子の人情譚が凝縮されている。

 

帰りがけに、ウチの事務所を作ってくれた白井建装さんに寄って、暇そうにしていた先代社長にバイクを見せびらかして、勧められた汐入公園を回って帰ってきました。

桜は散ってしまったかと諦めてましたが、荒川沿いは今が満開。

向こうにはスカイツリーも見えます。
お花見にはお勧めスポットです。
 次回は板橋区です。
引き続き、お勧めツーリング・スポット情報をお待ちしておりますm(_ _)m

 

 

 


ウンが!

2019-04-19 16:00:00 | 日記
朝、駅に向かう道すがら、アスファルトの道路上でもがいてたイモムシちゃんを見つけたので道路脇の草地にそっと移動させてやり、

「朝からいいことしちゃったぜ」

と、ご機嫌モードで事務所に着いて、秘書ちゃんに

「グッドモーニング娘!」

とオヤジ挨拶をかましたら、

「先生、大変!」
 
 
・・・あまりの古いオヤジネタを叱られたのかと思ったら、事務所に来る途中に鳥さんにウンチ落とされてました🐦
 
・・・宝くじと株を買うことにしました。