家のモッコウバラが満開である。
モッコウバラが満開になれば長く苦しかった花粉症の季節も終わりである。
ちなみ私、小学校2年生くらいから花粉症でございます。かれこれ40年。40年前はそもそも「花粉症」なんていう言葉すらありませんでした。
「春季カタル」って病名をつけられていた記憶がある。
ようやく時代が俺に追いついたぜ。
当時は、「なんだか原因はよく分からないけど、春先になると鼻水垂らして目を赤く腫らしてる虚弱なヤツ」扱いされていました。ホントは時代の先端を走っていただけなのに。
母親は「体が弱いから風邪をひくんだ」と決めつけて、毎年2月頃から屋外で乾布摩擦(←今や死語。上半身裸になって乾いたタオルで身体をゴシゴシ擦るやつ。イタイ。色んな意味で。)を私にやらせていた。今から考えれば、「早春から、裸になって、屋外で、舞い狂うアレルゲンの花粉を体に擦りこんでた」わけで・・・
殺す気か!
今年は噂の「第一種医薬品」のアレグラを使ってみました。
・・・んが、効かーん!
「第一種」だろうが「希少種」だろうが、花粉症歴40年の筋金入りカフラー(←今作った言葉)の私の敵ではありませんでしたぜ。いや、敵じゃなくて味方か。まぁ、全然効かなかったから敵でも味方でもどっちでもかまわんが。
ふっ。製薬会社もまだまだ甘ちゃんだぜ。
というわけで、今年も花粉の嵐から逃れるべく3月末から4月頭にかけてハワイに行ってきました。
去年のクソ・ヒルトンのリベンジを果たすべく。
リベンジできたか返り討ちにあったかは、また後日。
あ、たっちゃん。コメントさんくす。
坊ちゃんはいいよな。あの流れるような勢いのある文体で準備書面とか書いてみたいな。
そういや、朝日新聞で「こころ」が再連載されてるね。
坊ちゃんに比べて、ディープで暗いのであまり好きじゃないから読んでないけど。
漱石大先生に再脚光が当たるのは嬉しい。