東京日帰りツーリングも残すところ今回を入れてあと6回。
で、第48回目は福生市。
地方の読者の方には読みづらいかもしれない。
「ふっさし」と読む。
読み方を聞いても、なお、ピンとこない方には、「在日米軍横田基地のあるとこ」と言えばイメージが湧くかも。
福生市と言えば思いつくのは横田基地しかないのか、何人かの方からは「福生に行くなら米軍基地ですよね」と、なんだか決めつけるかの如く期待されておった。
何でみんなそんなにUS-AIRFORCEが好きなんだろ。
75年前に広島と長崎に原爆落として、東京を焼夷弾で焼き尽くした奴らですぜ。
まぁ、いいや。
はい、これ。横田基地(の入口)↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/4a/4f507840719bdb821d00d664b814cfdf.jpg?1584691864)
ただ、行きたかったのは横田基地ではなくここ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/3a/96a7c73303324dc04a1a9c4889169874.jpg?1584692390)
石川酒造さん。
拝島駅から歩けなくもないが、タクシーでもワンメーターくらいの距離のところにある酒蔵だ。
下手な私を懲りもせずにゴルフコンペに誘ってくださる幹事のTさんに石川酒造さんの存在を教えていただいた。
Tさんを含むコンペのメンバーのほとんどが青梅ゴルフ倶楽部の会員でもあるので、コンペのコースは常に青梅ゴルフ倶楽部。
ここ石川酒造さんはそのTさん主催のゴルフコンペの打ち上げ会場でもある(「人気のお店なので予約を取るのが大変」とTさんが毎回、何故か嬉しそうにこぼしておられる)。
石川酒造さんの看板銘柄は「多満自慢」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/fb/5a6975ce69ee70c82f2a08481ba32607.jpg?1584692423)
老舗の酒蔵さんなので、敷地内には登録有形文化財まである↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/11/c8ecf145d63c242a0d1dc36d3d2f5c06.jpg?1584692477)
たとえばこれとか↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b5/d12fe1f9cdd2054866e477e5f8ba6834.jpg?1584692537)
敷地内のケヤキは市の指定天然記念物↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/7b/33d7d3fcc678cfdfc7afb0ba49d7cd45.jpg?1584692949)
これ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/76/101d173841d7bc87eda552316cd36999.jpg?1584697552)
伺ったのは3月1日だったので手入れの行き届いた庭の梅がこれまた見事だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/c0/4fa6e60b9937caf78a2f03dfdc8e70ea.jpg?1584692634)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/27/667997601e9214fa54cdcbdea4ae57fb.jpg?1584692656)
敷地内には食事のできるスペースもあります↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/2e/334b8d88d241680d26968f1fba61a4fe.jpg?1584692737)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b3/67388d1974f9e04e609da9bea1daba33.jpg?1584692737)
ちょうど空腹だったので「身体に嬉しい発酵定食セット」を頂く。おむすびと合わせて830円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a9/c064026df8535560e3a4b6730cd4b697.jpg?1584697482)
ばりうま!
更に奥にはテラス席もある別のレストランも↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d0/7e3ee66d70cee3f033bb1583c4d516a2.jpg?1584692923)
冒頭に触れたゴルフコンペの打ち上げ会場はたいてい、このテラス席だ。
右手前の木は桜。
2年前の春のコンペの打ち上げは満開の桜の下、桜吹雪と地面に敷き詰められた桜の花びらの絨毯で一面が春色だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/8b/423dbc3e3277d27be598a437cd8f618f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/90/2bcb16f5c972d9c13216b3dead0960d6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/03/768a2b06f773f28589fe76cbd5bbf613.jpg)
今は世界中、コロナコロナと悲観一色だが、大丈夫。
今年も冬が終われば春はやって来る。
雪が溶ければ桜は咲く。
みんな、落ち着こう。
暗闇にいるほど未来は眩しいものだ。
眩しい未来を信じよう。
哲学者のアランは言った。
「悲観主義は気分だが、楽観主義は意思だ。」
人生を楽しくするのは、「ダメだダメだ」と落ち込むだけの暗い気分じゃなくて、眩しい未来を信じ抜く強い意思だ。
私は落ち込みそうになるたび、あの満開の桜の下の宴を思い出すことにしている。