たるんだ私の乳ではない。
冒頭から下ネタですいません。
既にK女史がコメントで暴露してしまったが、今年から波乗りを始めた。
今年4月にハワイに行った際、気まぐれで地元のサーフィン・スクールに申し込み、生まれて初めて波乗りなるものをしてみたらこれがたまらなく面白かったからである。
中学時代の愛読書が片岡義男だったので、もっと早く波乗りにのめり込んでいてもよかったはずなのだが、自分の周りにいたサーファーたちのあの何とも言えないオチャラケた軟派で軽薄な感じが嫌いで今日まで来てしまった(サーファーのみなさん、すいません。今は微塵もそんなこと思ってません。みなさん、私の大先輩であり師匠ですから。)
ちなみに、片岡義男先生とは一度だけ、仕事の関係で(お電話越しにだが)お話をさせて頂いたことがある。生まれて初めて「人と話す」ということに嬉しくてドキドキした。
一昨日(8月13日)。ハワイで初めてロングボードに乗って(乗せてもらって)から実に4ヶ月ぶりに波乗りに行って参りました。
場所は九十九里。午前2時起床(←ほぼ不眠に近い)、4時半待ち合わせ、5時半頃から入水である。(その後、昼前には事務所に戻り夕方まで仕事。もしかして俺ってば仕事が大好きなんだろーか?)
ご一緒して頂いたのは顧問先のK氏(←K女史とは別人。波乗りの腕前は私とどっこいどっこい。)。
同行してくれた波乗りの師匠は我が事務所を作ってくれたインテリア・シライの社長の息子SHIRAI-Jr.-ヨッシィ(波乗り歴10年以上)である。
ざっと2時間半、波にもまれ続けて板の上に立てたのはせいぜい4~5回くらいだ。
サーフボードに立っている時間より波に翻弄されている時間の方が圧倒的に長い。
波乗りというより波できりもみ状態である。
ふと横を見ればK氏も海の中でひっくり返っている。海面から突き出たK氏の足が映画「犬神家の一族」のワンシーンみたいだ(意味のわからない人は、http://dic.pixiv.net/a/%E7%8A%AC%E7%A5%9E%E5%AE%B6%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%97%8F)
午前2時半に起きて、2時間半近くかけて海までやって来て、ここまで徹頭徹尾自分の思い通りにならない、というこの現実。なんて楽しいんだ。わくわくしっぱなしだ。(←負け惜しみじゃないぞ。)
ゴルフを始めたときとそっくりである。
K氏はまだ30代。私は今年50歳だが、
「今年中にサーファーの端くれですといえる程度に上手くなろうな!」
と帰りの車の中で抱き合った・・・じゃなかった誓い合った。
しかし2人とも自分のボード(K氏も私もロングボード派)を持っとらん。まずは中古でいいから自分のボードだな。Kさん。
ちなみにK氏はマンション住まいである。エレベーターに9フィートのロングボードが入らないらしい。
一歩、私がリードである。