つれづれなるままに弁護士(ネクスト法律事務所)

それは、普段なかなか聞けない、弁護士の本音の独り言

もまれまくる

2014-08-15 13:08:07 | 日記

たるんだ私の乳ではない。

冒頭から下ネタですいません。

 

既にK女史がコメントで暴露してしまったが、今年から波乗りを始めた。

今年4月にハワイに行った際、気まぐれで地元のサーフィン・スクールに申し込み、生まれて初めて波乗りなるものをしてみたらこれがたまらなく面白かったからである。

中学時代の愛読書が片岡義男だったので、もっと早く波乗りにのめり込んでいてもよかったはずなのだが、自分の周りにいたサーファーたちのあの何とも言えないオチャラケた軟派で軽薄な感じが嫌いで今日まで来てしまった(サーファーのみなさん、すいません。今は微塵もそんなこと思ってません。みなさん、私の大先輩であり師匠ですから。)

ちなみに、片岡義男先生とは一度だけ、仕事の関係で(お電話越しにだが)お話をさせて頂いたことがある。生まれて初めて「人と話す」ということに嬉しくてドキドキした。

 

一昨日(8月13日)。ハワイで初めてロングボードに乗って(乗せてもらって)から実に4ヶ月ぶりに波乗りに行って参りました。

場所は九十九里。午前2時起床(←ほぼ不眠に近い)、4時半待ち合わせ、5時半頃から入水である。(その後、昼前には事務所に戻り夕方まで仕事。もしかして俺ってば仕事が大好きなんだろーか?)

ご一緒して頂いたのは顧問先のK氏(←K女史とは別人。波乗りの腕前は私とどっこいどっこい。)。

同行してくれた波乗りの師匠は我が事務所を作ってくれたインテリア・シライの社長の息子SHIRAI-Jr.-ヨッシィ(波乗り歴10年以上)である。

ざっと2時間半、波にもまれ続けて板の上に立てたのはせいぜい4~5回くらいだ。

サーフボードに立っている時間より波に翻弄されている時間の方が圧倒的に長い。

波乗りというより波できりもみ状態である。

ふと横を見ればK氏も海の中でひっくり返っている。海面から突き出たK氏の足が映画「犬神家の一族」のワンシーンみたいだ(意味のわからない人は、http://dic.pixiv.net/a/%E7%8A%AC%E7%A5%9E%E5%AE%B6%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%97%8F

 

午前2時半に起きて、2時間半近くかけて海までやって来て、ここまで徹頭徹尾自分の思い通りにならない、というこの現実。なんて楽しいんだ。わくわくしっぱなしだ。(←負け惜しみじゃないぞ。)

ゴルフを始めたときとそっくりである。

 

K氏はまだ30代。私は今年50歳だが、

「今年中にサーファーの端くれですといえる程度に上手くなろうな!」

と帰りの車の中で抱き合った・・・じゃなかった誓い合った。

しかし2人とも自分のボード(K氏も私もロングボード派)を持っとらん。まずは中古でいいから自分のボードだな。Kさん。

ちなみにK氏はマンション住まいである。エレベーターに9フィートのロングボードが入らないらしい。

 

一歩、私がリードである。

 


春を背負って

2014-08-12 09:04:54 | 映画

2014年6月20日(金)

監督:木村大作

出演:松山ケンイチ、蒼井優、檀ふみ、豊川悦司

 

0点。

 

これは辛い。最後まで観ていられなかった(途中で退席させて頂きました。)。従って採点不能。

お世辞にも達筆とは言い難い(←穏当な表現)手書き文字の縦書きオープニングテロップからして40年前のセンスだ。

黒澤映画のリバイバル上映館にでも迷い込んだのか、と一瞬不安に駆られた私(しかも数10分後に黒澤映画の1/4のクオリティもない内容であることに気づき不安は憤懣に変わる。)。

 

どうにか観られるのは山岳シーンだけ。(美しい、というだけだが。幻想的な自然の神秘という意味では先日レビューを書いた「WOOD JOB」の森林シーンの方が私の中では遙かに上である。)

 

とにかく脚本が陳腐。

これだけの俳優陣を揃えていながら観るべきシーンは皆無(途中で出てきてしまったので後半いいシーンがあったのかもしれない。だとしたら関係者のみなさん、スイマセン。)。

脚本が陳腐な上に演出が下手くそなので役者の台詞が悉く上滑りしている。聞いてるこちらが切なくなるほどだ。

蒼井優さんはいい役者さんなのに、スクリーンの彼女は甲高いキンキン声ばかりが気に障る女だ。

松山ケンイチさんは大河ドラマ「平清盛」以来初めて拝見したが、相変わらず演技が・・・。いや、これは松山ケンイチさんの演技力の問題というより監督の演出力の問題だと信じたい。この作品で松山ケンイチさんを評価するのは可哀想すぎる。

「俳優」として何とか観られるのは檀さんと豊川さんくらいだが、演出が・・・(ごにょごにょごにょ)・・・なのでお二人のよさも半減(かそれ以下)。

(半分しか観ていないが)全編通してスクリーンから「これでもか」と押しつけてくる「善なる心」が鬱陶しくて鬱陶しくて仕方ない。

はい。私、性根が拗くれ曲がってますから。

 

以前にも書いたが、映画にしろ演劇にしろ小説にしろ、エンターテインメントという創造行為には悪魔の力というか「闇のスパイス」が必要不可欠である。

「善人の、善人による、善人のための映画」はDisneyに任せておけば宜しい。

(というか、Disney映画だって最近は程良い「闇のスパイス」を散りばめた佳作を作ってるぞ。)

 

監督の木村大作さんは黒澤映画ファンなら知る人ぞ知る名カメラマンである。「用心棒」(の画面)なんか、何度繰りかえし観ても身震いする。

しかし、名カメラマンではあるが名監督ではない。

本駄作の責任は、安易に「黒澤が評価した名カメラマン木村大作」にメガホンを取らせた製作会社とマスコミにあると思うぞ。

似たような映画(名カメラマンだから監督させてもいい作品作るんじゃないかと期待先行でメガホン持たせたら、とんでもない駄作になった映画)というのは洋の東西を問わない。

最近では「トランセンデンス」がその例。近日中にレビューをアップするけど、

「トランセンデンス」も私は映画館の椅子で仰け反りまくったぞ。つまらなすぎて。

 


腫瘍マーカーの数値(17)

2014-08-11 13:18:38 | 親父の肺癌

親父の腫瘍マーカー検査結果(2014年7月30日時点)は以下のとおり。

(  )内は前回検査時(2014年6月30日)の検査結果。

ProGRP 59(67)※基準値81以下 肺ガンに特有の腫瘍マーカー

CEA 3.3(3.0)※基準値5.0以下 胃・大腸・肝臓ガンに特有の腫瘍マーカー

NSE 16.9(15.1)※基準値16.3以下 小細胞肺ガン、神経芽細胞腫に特有の腫瘍マーカー。告知時(2012/10/11の数値は22.8)

CA19-9 34(37)※基準値37以下 膵臓・胆道・胃・大腸・肝臓ガンに特有の腫瘍マーカー【これまでの経過を見ると、この数値だけがたまに基準値を超える。すぐに元に戻りますが。】

【免疫力の数値】

アルブミン 4.0(4.2)※基準値3.8~5.3

リンパ球 36.4(37.0)※基準値18.0~59.0

ガンの大きさは

上部 縦1.65cm(2.01cm)

    横2.37cm(2.37cm)

    奥行−cm(−cm)

下部 縦3.25cm(2.85cm)

    横5.94cm(4.85cm)

「計測誤差の範囲内」とはいえない程度に下部のガンが大きくなってきました。 NSEの数値も少しだけ基準値をオーバーだ。

親父の年齢(今年79歳)からしても、それほど急速にガンが大きくなるとか転移することはない、と思っていますが。

 

親父からの手紙に

「肺腺ガンが進行して肺に水が溜まって呼吸困難になっても人工呼吸器をつけられることは真っ平御免」

と書いてあった。

「回復見込みがないのに無駄な延命治療は行って欲しくない」

というのは平素からの親父の強い意向である。

生死の時は天が決めるが、生き方は己が決める

というのが私の人生観でもある。

親父の意向を尊重する。 

とはいえ、長男の中学入学、次男の小学校入学まであと8ヶ月である。

踏ん張れ、親父。


K女史

2014-08-08 16:49:34 | 日記

更新をサボってかれこれ2週間近く経った「つれ弁」である。

こんな状態で「日記」というカテゴリーを残しておくことは内心忸怩たる思いだ(←ウソ)。

更新の間隔が空いてしまっているのはひとえに忙しいからである。いいことだ。これで「日々の忙しさ」と「収入」が正比例すれば言うことなしなのだが。

忙しすぎるのと、ちょっと遊びすぎたのと、台風11号がゆっくり近づいてきているのとで最近は喘息の発作まで出てきやがったぜ。ゼイゼイ。

こんな状態でブログなんか書いてられるか!

と思っていたところに、親父からは7月30日の検査結果が送られてきおった。

いい加減、更新するか。でもめんどくさいしな。喘息も苦しいし。と逡巡の日々を送っていたところに、今度はK女史から「ブログはどうした! サボるな!」とのK-HOT LINEが来た。

「忙しいんだ。暇ならオメーが原稿書いて送ってよこせ。」

と冗談半分に返したら本当に送ってきやがった。神をも恐れぬ所業とはこのことか。私としては天に向かって唾した気分だ。いや、雉も鳴かずば撃たれまいともいうな。

以下、K女史の原稿である。

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この度、平岩は持病の為Blogを更新出来無い事を深くお詫びを申し上げます。

Blogを楽しみにしている皆様、読んでいる方はご存知だと思いますが平岩のBlogでたまにK女史が登場しますが、私(上戸彩似)が代わりにBlogを書きたいと思います。 

さてさて、皆様も気になるK女史...

平岩の愛人でもなんでもありゃしません(笑)

しかし、平岩の事は身体以外は良く知っております(笑)

親友です。

呑み仲間です。

お互いに既婚者なので不倫は致しません。

 

K女史は専業主婦なので暇もあり平岩の管理をしています。

管理!? そう、管理です。

Blogの更新がまだならLINEにて怒る。

そして平岩が疲れて癒しを求めている時は私とディナーをする。

上戸彩似なので平岩は上戸彩とご飯を食べたと満足して帰られます。

 

皆様も管理されたいと思ったらいつでも平岩に言って下さい。

K女史は暇なのでいつでもOK、OK!! 皆、まとめて管理します。

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だそうだ。

自分は上戸彩ちゃんに似ているとか、俺のことを熟知しているとか、色々事実誤認が多い文章だな。

あんまりブログを放置し続けていると、更にとんでもないことを書かれそうなので来週あたりからユルユルと再開することにする。つもり。