先日、差押えの申し立てに民事執行センターに行ったときに、途中で見つけた「フェンスで囲われた空き地」である。
・・・う~む。
私は田舎育ちなので、小学生時代はあっちこっちに「立ち入りフリー」の空き地があった。所有者もろくに管理してないもんだから雑草とか訳の分からない木とかがたくさん生えてて、そういう空き地に仲間と勝手に「秘密基地」を作ったりした記憶があるが。
「空き地」もフェンスで囲う時代になったか。エンクロージャー・ムーブメントというやつか。ちがうか。
色気づいたガキの私(と、もっと色気づいた仲間たち)は、「秘密基地」で持ち寄ったジュース飲みながら、エロ本見たりしていた。
ニン●ンドーDSもなかったし、Wi●もなかったが、毎日は楽しかった。
枯れ草の匂いを嗅ぎながら、「永遠」と「現在」の狭間でふと、明日の自分と20年後の自分のギャップに思いを馳せた。
差し押さえは無事、成功した。