昨夜、サッカーW杯の日本VSポーランドのクソ情けない試合を見て、完全寝不足&フラストレーション・マックスでゴルフ(with M物産のOBとM商事のOBとM石油のOBと私)に行って、事務所に戻ってきて仕事して、行きつけのマッサージに行って馴染みのSさんに全身揉みほぐしてもらって、再び事務所に戻ってきて、この投稿を書いています。
なんでとっとと家に帰って寝なかったのかというと、Sさんから肩甲骨をバインバインほぐされながら、
「ちょこちょこブログ覗きに行ってるんですけど、ぜんぜん更新されませんね!」
とお叱りのお言葉を頂いたからだ。
サポーターあってのサッカー、読者あってのこのブログ。
はいっ。ただいま、今すぐ、喜んで。
更新させていただきます。
というわけでW杯日本VSポーランド戦である。
日本の戦い方に賛否両論があるのはご存じのとおり。
私、別に、熱心なサポーターでもなければ、サッカーファンでもない。
サッカーに詳しいわけでもない(というより、ぜんぜん詳しくない)。
なので、以下は完全な素人の戯言(たわごと)としてお読みください。
最低の試合だった。
TVのワイドショーとかレポーターとか解説者は、見苦しい言い訳というか擁護をかましまくっているが、違うだろ!
W杯で戦っているのはサッカーのプロだ。それもプロの中でもさらに選りすぐられたプロたちである。
彼らはプロである以上、技術や勝敗もさることながら、見ている人間に試合を通じて感動や夢や勇気を与えなければならない、と私は思う。
そうでなければ金を取って試合を見せるべきではない。
昨日のポーランドとの試合を見て、感動や夢や勇気をもらった人はいるのか?(いたらスイマセン)
後半ラスト10分の日本の戦い方を見て、
「サッカーって凄い。僕も大きくなったら絶対サッカー選手になる!」
と夢を抱いた子供はいるのか?(いたらスイマセン)
試合を通じて、感動も夢も勇気も伝えられなかったからこそ、
「あれも戦術のうち」
「別に反則じゃないから」
「ドーハの悲劇を繰り返してはならない」
「日本のサッカーはまた一歩進化した」
「批判を甘んじて受けて勝ちに行った侍ジャパンを誇りに思う」
などなど、聞くに堪えない言い訳ばかりが出てくるんじゃないのか?
昨夜のポーランド戦を見て、世界は日本を軽蔑しただろう。
昨夜の試合は、日本の試合が終わるたびに観客席で黙々とゴミ拾いをしているサポーターたちをも侮辱したと思う。
世界から軽蔑されて、試合後までサッカーに真摯に向き合おうとしているサポーターたちを侮辱して進んだ決勝トーナメントに価値はあるのか?
決勝トーナメントに進んだというのに、どの選手も苦虫を噛み潰したような顔でインタビューに答えているのは何故だ?
「あれも戦術のうち」・・・他力本願のギャンブルに賭けただけだろ?
「別に反則じゃないから」・・・だから何?
「ドーハの悲劇を繰り返してはならない」・・・そのかわりボルゴグラードの喜劇を世界に晒したが。
「日本のサッカーはまた一歩進化した」・・・退化した、の間違いだろ?
「批判を甘んじて受けて勝ちに行った侍ジャパンを誇りに思う」・・・てか、そもそも昨夜の試合は「勝ちに行っ」てませんが?
ボール回しで時間を潰している選手たち自身も辛かっただろう。
「こんなことするためにサッカー続けてきたんじゃない」と思ってパスを出していた選手は何人いただろう。
それでも、(戦術などと呼ぶに値しない)監督の指示を拒否して、最後までポーランドのゴールを目指して走り続けようとした選手は一人もいなかった。
日大アメフト部の反則タックル問題とそっくりの、
「結果が良ければ評価は後からついてくる。
結果が良ければ手段の是非は問われない。」
的なプレーが世界に晒された瞬間だった。
日本はサッカーW杯に100年残る恥を晒したのだと思う。
眠くなってきたので、もう、結論だけ言う。
結果的に負けても、決勝トーナメントに進めなくても、昨夜、あのピッチに立っていたイレブンには最後までゴール目指して走り続けて欲しかった。
どんなに贔屓目(ひいきめ)に見ても、昨夜の試合は「サムライ」の試合ではない。
日本は「サムライジャパン」の名を返上すべきだ。
決勝トーナメント進出、という結果はそんなに大切か?
選手たちのプライドを傷つけ、サポーターを侮辱し、世界から軽蔑されても手に入れなければならない結果だったか?
サッカーってそんなにチンケなスポーツなのか?
私はサッカーには詳しくないので、的外れな意見だったらスマン。
仮に「W杯の決勝トーナメントに進出できない=敗北」だとしても、サッカーの基本である「相手のゴールにボールを蹴り込む」ことを諦めずに最後まで走り続けたイレブンが手にする敗北は「世界に誇るに足るもの」ではないのか?
誇るに足る敗北は卑しい勝利に勝る
と私は思うが、どうか?