つれづれなるままに弁護士(ネクスト法律事務所)

それは、普段なかなか聞けない、弁護士の本音の独り言

妹が乳がんになりました

2018-01-30 17:23:37 | 摂子の乳がん

久しぶりのブログ再開なのにいきなり暗い話題ですいませんm(__)m

妹の摂子が乳がんになりました。

正確には親父がまだ生きていた5年半前の2012年6月13日に右乳がんが見つかり、右乳房を切除。

その後、昨年12月まで、特に症状もなく元気だったのに、昨年12月に胸水が見つかり、今月12日には腫瘍マーカーも上昇。

先週26日にCT検査。

送られてきた診断書には、

「両側肺転移、両側肋骨転移、両側副腎転移、左卵巣転移を疑う腫瘤を認めました。

転移の可能性が高いが切除は難しく、この後治療を行い、ある程度延命することは可能であっても治癒は難しい状況です。治療するのであればホルモン剤変更を行い、それでも効果がなければ、さらなる治療希望がある場合は抗がん剤治療を行います。」

だって。

 

 

えっ?

 

 

私は乳がんに全然詳しくないので、今、必死にネットや本で乳がんについて調べまくってます。

摂子は48歳。

なんで私がここまでしているかというと、摂子は知的障害があり、愛知県の施設にずーーーっと、小学校のころから入所しているからです。

知能レベルは2~3歳(たぶん)。

昔はすごくおしゃべりだったのに、ここ数年はほとんど話をしなくなってしまいました(原因は分かりません)。

だからどこかが痛くても、苦しくても、辛くても、それをちゃんと言葉で私たちに伝えられない。

だから5年半も経って、いきなり体のあちこちに転移が見つかるまで誰にも進行が分からなかったんだと思う。

だから3年前に死んだ親父は最後まで摂子のことを心配して逝きました。

だから親父の後を継いで、親父が逝った後は私がほぼ毎月、摂子に面会に行ってます。

車で。

正直きつい。

でも、がんがあちこち転移しちゃった摂子はもっときついんだろうなぁ。

親父に、

「心配すんな。俺が死ぬまで、摂子の面会には俺が行くから。できる限り面倒見るから。」

って約束したのに。

親父が逝って、まだ3年も経ってないのに。

 

2月9日に主治医の先生のインフォームドコンセントを受けに行きます。

愛知県の病院まで。

運が悪いことに私は前日まで地方出張。8日の夜最終便で羽田に帰京。

4時間くらい寝て、車で愛知県に向かうことに。

体力、もつかな。

摂子のがんのステージ、余命、体への負担、痛み、苦しみ・・・いろいろ踏まえて今後の治療方針を決めないと。

それにしても、知的障碍者のがん治療についての情報って、ほんとに全然ない。

乳がんってだけでも男の私には未知の領域なのに(泣)

 

匿名で構わないので、乳がんについて詳しい方。

予後とか、治療方法とか、痛みとか、生活方法とか、教えてくださいm(__)m