つれづれなるままに弁護士(ネクスト法律事務所)

それは、普段なかなか聞けない、弁護士の本音の独り言

ベネッセ

2014-07-23 09:38:09 | 日記

漏出した情報は2000万件を超える勢いだという。日本の人口がざっくり1億2000万人だとして日本人の6人に1人の情報はベネッセが持っていたわけだな。東京都なら2個分だ。

漏出していない情報もあるだろうから割合的にはもっと多いか。しまじろう、恐るべし。

私としてはベネッセの情報管理担当は「しまじろう」ではなく「とりっぴぃ」じゃないかと踏んでいるのだが。で、「みみりん」が有能なアシスタントね。「島二郎」より「Torippy」&「Mimilin」の方がスパイ映画っぽくてカッコイイだろう。

 

閑話休題。

知人のT氏がFBで、

「そんなに大騒ぎするほどのことかな? クレジットカード情報が漏れたわけでもないんでしょ?」

と書いていたのを見つけたので、FBerになった私は早速、

「同意。みんなちょっと大騒ぎしすぎ。」

とコメント(要約)をつけておいた。スゴイだろ。「シェア」どころか、もう「コメント」までつけれるようになっちゃったぞ。FBもちょろいもんだ。やり方がわからないので自分の記事(?)はまだ投稿できないが。

ところが。その後の発表で「クレジットカード情報も漏れていた可能性がある」とのこと。おいおい。

なにやら上記私のコメントの前提が変わりそうな雲行きになってきたので、ここで改めてコメントすることにいたしました。

ちなみに、ウチの2人のチビ(年長組と小6)の情報も漏出情報に含まれていたらしいことが、ベネッセから頂いたお詫び状で判明した。

なので、今回は弁護士としてではなく「被害者(の親)」としてのコメントだ。

 

ネットを見ると、

「ベネッセは補償費用として200億円用意した」

とか

「損害賠償額は一人いくらくらい」

とか

「安すぎる。結局泣き寝入りかぁ」

とか

「とりあえず、不安不安と叫べばいくらかでも金が取れる」

という記事がやたら目につく。

 

もちろん、私もお金は欲しい。私も人の子、お金は大好きだ。愛していると言ってもいい。

しかし、今回の件でベネッセに金銭を請求するつもりはまったくないぞ。T氏へのコメントでも書いたとおり、「島二郎・・・、じゃなかった、しまじろうガンバレ」という気持ちに変化もない。

だいたい、「損害賠償、損害賠償」と騒いでいる方々。今回の漏出事件で「なんかヤダ。不安だもん」という精神的な問題以外どんな損害が発生しましたか?

あるブログで

「この先、子どもが中学入学、高校入学、大学入学するたびに、ワケのわからない業者からDMや勧誘電話がくる。今回の件はずっと先まで尾を引くんだ(だから補償しろ)」

というご主張があった。クレジットカード情報の漏出が明らかになっていなかった時点でこの言い草である。

いらないDMが届いたら捨てればいいんじゃね? 電話が鬱陶しかったら「二度と電話しないでね」と切ればいいんじゃね?

クレジットカード情報が流出したといっても、現時点でクレジットカードを無断使用されたわけでもあるまい。仮に無断で使われたとしても、普通、その場合はクレジットカード会社がかけている保険が適用されるだろう。それでも心配なら、クレジットカード自体を再発行してもらって暗証番号も変えてしまえば済むこと。そんなたいした手間じゃないでしょ。

「不安だ、不安だ、不安だ、不安だ・・・」

いったい、どんだけナーバスなんだか。

「ぼんやりとした不安」に耐えきれなくなって死を選んだ芥川龍之介だな。

 

私の経験則上、人間というのは50%の過失と、25%の悪意と、25%の善意でできている動物である。たぶん。

だから、誰かに自分(や家族)の情報を渡した時点で、おおよそ75%の確率でその情報は第三者の手に渡ると覚悟した方がよろしい。

とはいえ、自分(や家族)の情報が第三者の手に渡るというのはそんなにナーバスに大騒ぎすることか?

だったらFBやLINEやブログで、「いま食事しているレストラン」とか「一緒にいる人ナウ」とか「可愛い子どもの写真」とか「愛犬のお茶目な仕草」とかも公開するのを止めた方がいいんではないかい?

これだけ情報が氾濫している社会で「自分の情報だけが安全かつ完全に管理されている(あるいは管理して欲しい)」と思うのは、二〇三高地に突撃する兵隊が(←古い)、「自分にだけは弾が当たらない(当たらないでね)」と思っているのに等しい。

「情報」というのは形がないぶん、管理困難な代物だ。だから意図しない誰かの手に渡ることもあるし、望まない形で公開されてしまうこともある。そういう前提で、「仮にそうなった場合の適切な対処法」を身につけておくことの方が必要だと思うぞ。適切な対処もしないで、不安だ不安だと騒いで、「だからカネくれ」と言うのは、いい大人のすることじゃない。

仮に、法的に損害賠償が認められるほどの精神的苦痛を被ったとしても、個人情報漏出を理由として裁判で認められる(精神的)損害に対する賠償額など、はっきり言って雀の涙にも満たない額だ。むしろ、

「私の被った苦痛を裁判所が金銭評価するとたったこれだけ?」

と二次的な精神的苦痛を被る可能性の方が遙かに高い。

それくらいなら、

「情報もまともに管理できないベネッセは信用できないから、今後、いっさいベネッセの商品は買わないし、講座も受講しない」

という方が遙かにマシな気もする。

「信用できないヤツには以後、関わらない」

というのも適切な大人の対処法の一つのはずだ。

とはいえ、私は、「しまじろう」も「とりっぴぃ」も「みみりん」も好きなので今後もベネッセを応援するが。

 

2000万人を敵に回しそうだな。

 


WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~

2014-07-22 11:25:57 | 映画

2014年6月18日(水)

 

監督:矢口史靖

出演:染谷将太、長澤まさみ、伊藤英明、優香、近藤芳正、柄本明

 

95点。

 

今年観た映画の中では(洋画・邦画を通じて)ダントツである。

原作は三浦しをんさん。

実は、私、しをんさんの大ファンである。ちゃんと作品を読んだことはまだないが(どーゆーファンだ。)。

 

しをんさんはVISAカードの情報誌「VISA」に「旅する好奇心」というエッセイを連載しておられるのだが、これが面白い。

私はVISAカードの会員なので、毎月「VISA」が送られてくるのだが、実は、これまでまともに「VISA」を読んだことがなかった。

が、ふと読んだしをんさんのエッセイに惹かれ、今では毎月の「VISA」が待ち遠しい(そこまで好きならちゃんと本買って読めよ、俺。)。

ちなみに、しをんさんは私と同じgooでブログも書いておられる(もちろん私は読者登録済だ。)。これはもう、運命の赤い糸で結ばれているのではないか? 私には妻も子供(しかも2人)もいるが、サンタは死んじゃったし、もう大丈夫だ。試しに今、左手の小指をくいっくいっと動かしてみた。しをんさん、2014年7月22日の午前11時8分頃、左手の小指が疼きませんでしたか? ・・・疼きませんでしたね。

あと、「VISA」には私の好きな沢木耕太郎さんも「feel 感じる写真館」という連載を持っておられる。センスいいぞ、VISA。これなら毎年払う会費にも納得だ。

 

で、映画。

どーでもいい理由で林業体験に応募した主人公が1年間の林業研修を通じてどんどん成長していく過程が描かれているのだが、それ以外の場面、「木の正しい切り倒し方」とか「山で生きる人たちの山への尊崇」とか「広がる絶景」とか「山奥の村の子供たち」とかが一つ一つ丁寧に描かれていて、淡々としたストーリー展開なのに何故かぐいぐい引き込まれる。これはしをんさんの原作もさることながら、矢口史靖監督の技ありの才能だろう。

私事で恐縮だが、なかなか司法試験に受からず少し投げやりになり始めていた頃、妻と縄文杉(@屋久島)を見に行ったことがある。

朝4時くらいにホテルを出て、ホテルで作ってもらった握り飯をディパックに突っ込んで、廃線になったトロッコ道をトコトコトコトコ歩いて行く。途中からはトロッコ道もなくなり完全な山道。縄文杉まで歩くこと4時間か5時間くらいだったように記憶している。

縄文杉の手前で、何故か私と妻の周りから人がいなくなり、怖いくらいの静寂と木漏れ日だけが射しこむ幻想的な森の中で、鹿の親子がこちらをじっと見て立っていた。鹿の親子がいつ現れたのかまったく分からない。気がつくともう鹿の親子は消えていた。幻だったのかもしれぬ。

縄文杉は圧巻だった。

数千年を生きて、なお、この先も生きていこうという生命体というのは、もはや人智を超えて圧倒的である。縄文杉は数千年。地球は更に45億年。宇宙に至っては130億年以上。信長が好んで舞ったという「敦盛」の境地だな。 

そういうことをつらつら考えながら縄文杉をぼんやり見ているうちに、司法試験になかなか受からないことなどどうでもよくなってくる。数千年という時間軸の中では、2年や3年試験に受からないとか、浪人するとか、病気になったとか、儲かったとか、貧乏になったとか、女ができたとか、ふられたとか、実にどうでもいい瑣事である。縄文杉が生きてきた時間と、これから生きていく時間から見れば、司法試験に受かるとか受からないとか以前に、人間の一生自体が「点」みたいなものだろう。その「点」の中で嬉しいとか、悲しいとか、腹が立つとか、金が欲しいとか、名声が欲しいとか、誰かを好きになったり、誰かを憎んだり、追いかけたり、追いかけられたり、挫折したり、また立ち上がったりしているわけだ。

「ああ、俺の悩みなんざ、この杉が見てきた雲の流れの前では鼻クソみたいなもんなんだな。」

と思ったりした。その後しばらくして私は司法試験に受かり、今はこうして好き勝手にブログを書いている次第である。

 

というようなことをスクリーンを見ながら思い出していたら涙が出てきた。

自然には人智を超えた力があるのだ。それがなんなのかは知らないが。

 

あと、伊藤英明さんは「海猿」以来のファンであるし(今、「骨っぽくて、荒々しくて、どこか少し抜けてて、でも憎めない男」を演らせたら日本では彼の右に出る役者はいないのではないかと勝手に思っている。)、近藤芳正さんが出ていたのも嬉しい(私が演劇の世界でプラプラしていた頃、私のプロデュースした舞台に出て頂いたことがある。「カップルズ」という舞台である。その頃から近藤さんはいい役者だったが、最近はそれに磨きがかかってきた。)。長澤まさみさんもよかったし、優香も色っぽかった。

唯一、難を言えば、主人公役の染谷将太さんの「都会っ子」の演技が少し作りすぎかな、というところだろうか。ここが少し鼻についたので-5点。

まぁ、好みの分かれるところではあろうが。

 

この映画、私の嫌いなジャリタレ・アイドルも出ていないし、安易に原作をベストセラーのコミックに頼っているわけでもない。

いい原作があり、いい脚本ができて、いい監督が、いい役者の、いい演技を、カメラに収められれば、ちゃんとこういう作品ができるのだ。

 


ノア~約束の舟~

2014-07-18 17:30:09 | 映画

2014年6月13日(金)

監督:ダーレン・ロノフシキー

出演:ラックロウ、ジェニファー・コネリー、レイ・ウィンストン

 

神罰が下るかもしれないが正直に書く。

全然ダメ。

少なくとも今年見た映画の中では(洋画・邦画を通じて)最低。特撮凄くても、洪水シーンがリアルでも、聖書ネタでも、つまんないものはつまんないぞ。

こう見えても私、小学生の頃、母親だったか父親だったかに強制されて近所の教会の日曜学校で聖書の勉強とかをさせられていたことがあるので聖書の逸話についてはちょっとうるさいんだ。

登場人物の衣装一つとってもジーパンみたいなのがあったり、ジージャンみたいなのがあったり。雨の中を疾走する群衆の中にはレインコート着ている男までいた。

微妙に聖書の話からズレてるストーリー展開もあるが、それがなんのためなのか制作者の意図もさっぱり分からない。

始まって暫くは、

「ほうほう、ノアの箱船の舞台を太古のどこかの惑星に置き換えたわけだな。スター・ウォーズじゃな。」

とか思って観ていたが、どうやらそうでもないらしい。

というか、特撮の大洪水シーン。東日本大震災で津波被害に遭われた方々には見せられない。

「映画は常に万人が受け入れ可能なエンターテインメントでなければならない」とは思っちゃいないが、誰かの心の傷を深く抉(えぐ)るような作品、そしてその可能性があることに自分が気づいてしまった作品を、私はやはり評価できない。

 

東日本大震災で思い出したが、被災者の方々向けに(多くの弁護士や司法修習生たちが共同執筆して)作った情報冊子を、「自分の単独執筆出版物」のごとく表示して、某弁護士紹介サイトで「実績」として紹介しているどうしようもないヤツもいたな。(ある方からご指摘頂いてサイトを確認してびっくりした。)

自分の実績(?)を捏造してまで依頼者を増やしたいの?

 

総括:映画は10点。(どうしようもヤツは採点の価値なし)

 


腫瘍マーカーの数値(16)

2014-07-16 21:20:34 | 親父の肺癌

久しぶりの更新である。

先週金曜日に証人尋問期日が入っており、その準備に忙殺されてとてもブログの更新にまで手が回りませんでした。

証人尋問は@山形地方裁判所鶴岡支部なので、先週金曜日は日帰りで鶴岡出張。

ところが、「台風18号の接近で羽田から飛行機が飛ばないかもしれない」という(裁判長の慎重な)判断で証人尋問期日は10月31日に延期(しかも、結局、飛行機はちゃんと飛んだ、というおまけ付きだ。)。

おかげで他の仕事まで滞り始め、ここ10日ほど、黙々と仕事ばかりしている私である。

そろそろ過労で倒れるとか、持病の喘息の発作が出てもいい頃合いだ

と思うが、何故か、元気いっぱいだ。健康診断で中性脂肪と悪玉コレステロールの値が基準値を(大きく)上回っていたので3ヶ月後の再検査を命じられた以外は至って健康である。

 

ところで、腫瘍マーカーの数値(14)の内容について、親父から

『2012年11月15日に主治医からもらった説明書では、「手術は困難。次の手としては放射線と化学療法となる」と書いてあるので読者のみなさんに謹んでお詫びの訂正記事を掲載せよ』

との指令が主治医から貰った説明書のコピー同封で届いた。

証拠を添えて主張を提出するあたり、さすが弁護士の親である。親父は俺の血をひいてるからな。逆か。

うむ。これは一本取られた。俺の記憶違いか。と、送られてきた2012年11月15日の説明書のコピーを読んでみる。

「この進行度の肺癌に対しては手術療法による根治療法は困難です。手術が困難な場合、次の手としては放射線療法と化学療法となります。通常放射線療法と化学療法を組み合わせることが多いですが、副作用が強くなりやすいです。平岩さんの肺をみるともともと肺がタバコなどの影響もありあまりよくなさそうなので、両方の治療を行えるかどうかは良く検討が必要です。今後肺機能など検査を行った上で決定したいと思います。」

とある(アンダーライン筆者)。

私が主治医の説明を聞きに行ったのは11月20日だった(「インフォームド・コンセント」参照)。

結局、私が説明を受けた時点では、「放射線療法は困難」との結論に主治医が達しており、その旨を私に説明したので、親父の記憶と私の記憶に齟齬が生じたらしい。ま、親父が、「いずれにしろ三大療法はやらないと決めているのだからどうでもいいことだが」と手紙の中で書いているとおり、どうでもいいといえばどうでもいいのだが。

いずれにしろ、正確な経緯は上記のとおりである。

「謹んでお詫び」はしないが、「謹んで追加説明」奉る次第にござ候。

 

というわけで、親父の腫瘍マーカー検査結果(2014年6月30日時点)は以下のとおり。

(  )内は前回検査時(2014年5月30日)の検査結果。

ProGRP 67(66)※基準値81以下 肺ガンに特有の腫瘍マーカー

CEA 3.0(4.0)※基準値5.0以下 胃・大腸・肝臓ガンに特有の腫瘍マーカー

NSE 15.1(14.4)※基準値16.3以下 小細胞肺ガン、神経芽細胞腫に特有の腫瘍マーカー。告知時(2012/10/11の数値は22.8)

CA19-9 37(35)※基準値37以下 膵臓・胆道・胃・大腸・肝臓ガンに特有の腫瘍マーカー【これまでの経過を見ると、この数値だけがたまに基準値を超える。すぐに元に戻りますが。】

【免疫力の数値】

アルブミン 4.2(4.0)※基準値3.8~5.3

リンパ球 37.0(38.5)※基準値18.0~59.0

ガンの大きさは

上部 縦2.01cm(2.17cm)

    横2.37cm(2.49cm)

    奥行−cm(−cm)

下部 縦2.85cm(2.66cm)

    横4.85cm(4.21cm)

追伸:親父の肺ガンとは何の関係もないが、「スマホからブログを更新するとFBに自動的にシェアされてしまう」という怪現象はIT達人のMさんが私のスマホの設定をいじってくれたおかげで、瞬時(時間にして27秒程度)に解決しました。Mさん感謝。

ブログアプリとFBの設定の関係も教えて貰ったので(おおよそ3分の1くらいは理解した。)、今後は「FBerの仲間たちにも読んで欲しい」と思うブログの記事のみシェアすることにする。ちなみに、この記事はこの「追伸」をFBerの仲間の皆様に読んで欲しい、というただそれだけの理由でシェアしちゃうぞ。もちろん自分の意志でだ。

FBerのみなさん、今後の(私の確固たる自己顕示欲に基づく)シェアを楽しみに待たれよ。

 

 


お詫びと経過報告(to FBユーザー様)

2014-07-04 09:30:08 | 日記

先日、

「スマホでブログに記事をアップすると、何故かfacebook(以下FB)にシェアされてしまう」(以下「本件怪現象」)

と書いた。その後の経過報告でござる。

「シェア」の意味についてはわかった(だいたい)。ようするに「紹介」ってことだろ? もうこれで俺もフェイスブッカー(略してFBer。今つくったことば)の仲間入りだな。

先週、K弁護士とM弁護士とゴルフに行った。

K弁護士は先日、後続組からボールを打ち込まれて怒り狂う私を見て「ヤクザだ」とビビった気の毒な方である(今回、K弁護士とは共にスコア94で引き分けた。今回は脅し足らなかったようだ)。

M弁護士は自らを「美弁」(=美人弁護士)と豪語して憚らない、神をも恐れぬ「美人女性」弁護士だ。ちなみに、「ビ」の後を少し伸ばすと「B弁」(=B級弁護士)になりそうだな。

で、B弁・・じゃなかった美弁のM弁護士に本件怪現象について相談した(「シェア」の意味も彼女に教えてもらった)。

M弁護士の回答。

「たぶん、スマホでFBかブログアプリの初期設定をしたときに両者の連携機能をonにしちゃったか、最初から強制的にそういう設定になってて、連携がいやなら自分で機能をoffにしなきゃいけなかったんじゃない?」

なるほど。

「で、どうすればいいの?」

「よくわかんないし面倒くさいから、・・・ブログもFBもやめちゃえば?」

なるほど。我が意のままにならぬのであれば切り捨ててしまえということでござるな。

・・・って、信長か、あんた!

 

とりあえず、「連携機能」とかいうものが諸悪の根元(←誇張表現)ということは理解した。

(1)翌日:スマホのFBとブログアプリを開いて色々やってみるも(何を「色々やった」か、もう忘れた)・・・無理。

(2)2日目:仕方ないので、購入以来、一度も切ったことのない(怖くて切れなかった)スマホの電源を切って一晩寝かせてみる。・・・カレーじゃないので無意味。このあたりで本件怪現象への対応に飽き始めている俺がいる。

(3)3日目:スマホの電源を入れてFBとブログアプリを立ち上げてみる。あたりまえだが状況に何の変化もないことを確認した。

(4)4日目:「そうか、要するにスマホからはブログを更新しなければいいのじゃな」という結論に立ち至る。しつこいよういだが私は今や自他共に認める(いや、他は認めてないか)FBerである。

(5)5日目:事務所のPCからブログを更新してみる。驚愕の事実に気づく。なんとPCからの更新でも「シェア」されるようになってしまっておるではないか。どうやら上記(1)の「色々」の中でよけいな連携設定をしたらしい(推測)。

(6)現在:「面倒くさいからブログもFBもやめちゃえば?」というM弁護士(美弁)の言葉が正しいような気がしている。

 

 すべてのFBerのみなさまへ。

すいません、もう、私には無理です。ブログはまだやめる気はないですが。

というわけで、これからは「シェア」の回数が(おそらく)倍増するかと・・・。鬱陶しかったら、適宜、スルーしてください。

 

PS:最近暇なので、昨日から「アメーバ大喜利」にも投稿し始めた。もちろん、スマホからだ。

私が投稿した「大喜利」までFBにシェアされてしまっているようである。

少し、めまいがした。