★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

観測室の改修25

2013-11-20 07:00:00 | 観測室の改修
 2013年10月22日の記事【観測室の改修24】からの続きです。

 望遠鏡を支える上下可動式のピラーを設計中ですが、細かなところがなかなか決まりません。
 天気も悪くブログネタがないので、今から9年前に完成した観測室の設置状況を振り返ってみます。

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 実家新築時に2階屋上に作った観測室外壁です。画像撮影後にガリバリウム鋼板を張ってもらいました。ここまでの工事は工務店に依頼。

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 観測室屋根を2階屋上に設置するために手配してもらった大型クレーンです。
 開閉式の屋根(スラィデングルーフ)は、施工経験が豊富な知人のSさんに依頼し、美唄市の工場で作ってもらいました。
 画面左下にトラックで運搬されてきた白いスライディングルーフが小さく写っています。

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 クレーンで屋根を吊り上げ、ゆっくり建物へ。半そでの後姿は知人のSさん。

 5-D0551T
 皆さんの協力で観測室の外観が完成。2004年6月19日のことでした。
 観測室の大きさは壁芯で南北2.7m×東西2.0m。少し狭いですが私のお気に入りの空間です。
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観測室の改修24

2013-10-22 07:00:00 | 観測室の改修
 2013年10月12日の記事【観測室の改修23】からの続きです。

 望遠鏡の支柱を囲う壁を作るため一時的に撤去した手摺りを、大工さんに付け直してもらったのですが、アルバイト先を休めなかったので立会いができませんでした。

 後日、実家を訪問し取り付けられた手摺りを見ると、壁と手摺りの隙間が狭すぎて、手摺りを握ると指が壁に触れてしまう悪い取り付け方でした。大工さん、これはないでしょう!

 まあ、この程度なら自分でも修繕可能と判断し、10月20日(日)に日曜大工を開始。
 31220306
 2階から1階へ降りる階段部分の手摺りです。既に私が手直ししてから撮影。
 手直しの方法としては、いったん手摺りを取り外し、手摺りを支える金属部品(白色)と柱の間に厚さ15mmの丸い木材を挟みました。これで高齢の母が手摺りを無理なく握れます。

 工務店への支払いはこれからなので、少し値切ってやろうと思います。プンプン。


【10月30日:記事追加】
 工務店と折衝した結果、当初の見積額から8,000円値引きすることで交渉成立。
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観測室の改修23

2013-10-12 07:00:00 | 観測室の改修
 2013年9月29日の記事【観測室の改修22】からの続きです。

 大工さんに望遠鏡の支柱を囲う壁を12mm厚の木の板(コンパネ)で作ってもらったのが9月28日(土)。コンパネの素地そのままだと少々美観を損なうため、クロス屋さんに壁紙を張ってもらいました。

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 コンパネ板の凸凹を平滑にするためにパテ塗りしてからクロス張りをします。やや黄色くなっている部分がパテ塗りした箇所。この道40年というベテランのクロス職人さんに作業してもらっています。

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 見事に綺麗になった2階部分。

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 1階部分です。2人の職人さんが2時間ほどで作業完了。さすがプロの技は違います。

 クロス張りしてもらったのは10月11日(金)の午後です。
 前夜の10日夜は久し振りの天体観望をしたせいで寝たのは午前2時。
 6時に起床し、アルバイトしている勤務先に8時半に到着。
 12時まで仕事をして午後から休みをもらい、13時前に実家に到着。
 13時から15時までクロス張りの立会いをしました。

 少し疲れたので15時過ぎに午睡したら、別件で母校を16時までに訪問する約束を失念してしまいました。最近、ちょっと忙しすぎるようです。
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観測室の改修22

2013-09-29 07:00:00 | 観測室の改修
 2013年9月23日の記事【観測室の改修21】からの続きです。

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 9月21日(土)にコンクリートを打設した際、アンカーボルト付きの鉄製プレートを同時に敷設してしまったせいで、コンクリートが硬化し萎縮するにつれ、プレートがほんの少し傾いてしまいました。

 9月26日に水平器で測ってみると水平から0.2度ほど西側に傾いていることが判明。画面手前が西側です。
 鉄製ピラーと鉄製プレートの間に薄い金属板を入れて傾きを修正することにしました。


 9月27日(金)の午後からアルバイトを休み、鉄製重量ピラーの組立てを行いました。
 パソコン師匠の佐藤さんと息子の応援を得て、3人で組立てをします。

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 1本目(最下段)のピラーを車庫から運びプレートに載せ、ボルト締めで固定しています。

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 1本目から3本目まで組立て完了。鉄管の直径は216.3mm、厚さは5.8mmです。
 1本の重さが54kg(最下段だけ63kg)と重いため、ピラーを高く持ち上げたりするのは3人の腕力でギリギリです。運搬組立て中は画像を写す余裕がありませんでした。

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 2階フロアーから写した3本目から5本目です。1本の長さは1100mmでピラーの総延長は5500mmにもなります。最上部のプレートの傾きを測ってみると、西に約0.07度傾いていましたが、これは許容範囲内でしょう。

 最上部の5本目を持ち上げる作業はとても大変でした。持ち上げが成功した時点で3人ともヘトヘト状態。ふぅ~、重かった。力を貸してくれた2人に感謝。ありがとう!

 その後、私だけ実家に泊まりこみ、深夜まで鉄製ピラーのブレ止め工作をしました。札幌は快晴で星月夜でしたが、星を見る余裕はなくひたすら加工作業です。


 翌9月28日(土)。朝7時起床。酷い筋肉痛です。イテテ・・・。
 9時に大工さん到着。
 大工さんが壁の補修を完了する前に、作りかけのブレ止めを完成させないといけません。必死に作業し、何とか間に合わせました。気温20℃でも汗タラタラ状態です。

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 ピラーを塞ぐ壁を作り、内部に断熱材を入れ、点検口も付けてもらいました。来週には壁のクロス仕上げをしてもらい、下部ピラーの設置工事が完了となります。

 疲労が蓄積したため、28日はいつもより早く23時前に就寝しました。寝返りをうつたびに体のあちこちが悲鳴をあげるので熟睡できずにウトウト。
 翌9月29日(日)午前5時ごろ、外が明るくなってきた気配を感じ窓から外を見ると、薄い雲を通し下弦を過ぎた月が朝焼けの空でぼんやりと輝いていました。
 早く改修を終えてゆっくりと望遠鏡で見たいものです。

 体は痛いものの、最大の難関を無事乗り越え、ほっと一安心。
 10月からは、上部ピラーの製作を開始します。
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観測室の改修21

2013-09-23 07:00:00 | 観測室の改修
 2013年9月19日の記事【観測室の改修20】からの続きです。

 望遠鏡の台座を支えるコンクリート基礎がずれて打設されていたため、新たな基礎を作る作業を9月21日(土)に行いました。

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 1階床の開口部を上から写しました。
 本来はこの位置にコンクリート基礎があるはずなのに、画面右方向(南側)へずれていました。建物の布基礎と、ずれていた基礎を利用し鉄筋スラブを組み込んでいるところです。
 画面右下にある固定用プレートにはアンカーボルトを取り付けました。

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 セメント、砂利、砕石に水を加え、かき混ぜて生コンを作っています。

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 床下に潜り、型枠を作ってから生コンを流し込みました。 

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 アンカーボルト付きの固定プレートを置き、水平器で水平になっているかどうか確認し微調整。
 コンクリートが硬化し安定するまで1週間ほど待ってからピラーを組み上げる予定です。
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