★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

観測室の改修14

2012-08-04 07:00:00 | 観測室の改修
 2004年に実家を新築した際、天体望遠鏡で星が見えるよう屋上にスライデイングルーフを備えた観測室を設置しました。

 竣工時、居住部分を設計したデザイナーさんが来訪し、屋上のスペースを見て「今までに味わったことがない不思議な空間。いい雰囲気です。ひらいさんのDENですね。」と感想を述べてくれました。

 DEN(デン)とは、書斎や趣味を楽しむための小部屋のことです。大人の隠れ小部屋といったほうが分かりやすいかもしれません。

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 観測室でラジオや音楽が楽しめるよう、8月2日に中古のミニコンボとスピーカーを設置し、やすらぎの空間「DEN」が益々快適になりました。


 高齢の母の様子を見るため週に1~2回は実家に通っています。その際、屋上のDENで暫しの時間を過ごします。

 昼は景色を見ながら好きな音楽を聴きコーヒーを飲む。

 夜は星を見ながら音楽を聴く。宿泊時にはビールを飲みながらスターウォッチング。


 屋上のDEN、至極のひと時が味わえ、とてもいいですよ。
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観測室の改修13

2012-07-11 07:00:00 | 観測室の改修
 7月10日(火)夜、久し振りに星が見えたので、NS企画さんの自動導入システムDOG NS-5000を旧アトラクス赤道儀につなぎ、実視テストを行いました。

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 19時50分、夕闇が迫る前に手動でアークトゥールスを望遠鏡の視野中央に入れ、星図ソフトにシンクロさせてから、うしかい座のε(イプシロン)星=プルケリマを自動導入してみました。
 約50年間、望遠鏡を使用していて自分で初めて自動導入を行った星が今夜のプルケリマです。

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 次に土星を自動導入してみました。

 実のところ、自動導入システムは設定や配線が面倒だったりするので好きではありません。夜空が明るい札幌市東区ではファインダーでの導入が難しかったり、暗い二重星の導入効率を考え、小笠原さんのアドバイスで自動導入ができるシステムに改修してみました。

 まだ、慣れない操作にとまどっていますが、どんどん天体を導入していけば大丈夫でしょう。赤緯モーターから時々異音が聞こえるのが気になります。
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観測室の改修11

2012-05-02 07:00:00 | 観測室の改修
 5月になりました。
 4月30日と同様、5月1日の札幌の最高気温は25℃で、2日連続の夏日になりましたが、すかっとした青空ではなく、かなり白っぽい青空です。

 5月1日、札幌管区気象台から桜の開花宣言が出されました。平年(5月3日)に比べ2日早く、昨年(5月7日)に比べ6日早いそうです。満開は3~4日後とのこと。
(※上の記事を書いた数時間後の2日午後に満開宣言が出されました。札幌で開花翌日の満開宣言は1977年以来35年ぶりだそうです。一気に春になりました。5月2日21時追記)


 実家屋上に設置した観測所望遠鏡の支柱構造を考えていますが、なかなか考えがまとまりません。完成までに少し時間がかかりそうなので、以前と同じ三脚スタイルで望遠鏡を仮に設置しました。


 仮設置した10cmF8屈折望遠鏡+アトラクス赤道儀(旧型)です。
 床を25cm嵩上げしたので以前より視界が広くなりました。

 三脚の下になるカーペットだけ外しています。観測室から望遠鏡を撤去したのが2月20日なので、実に70日ぶりに望遠鏡が覗けるようになりました。

 夜になっても透明度は非常に悪く、肉眼では月・金星・火星・カペラ・アークトゥールスしか見えません。土星はというと・・・肉眼では見えませんでした。


 月齢10.2の朧月です。
 久しぶりに望遠鏡を設置した記念にコリメート法で1日19時40分に撮影。

 土星を100倍でちょこっと見た後、20時に撤収。可愛い土星でした。もう少し透明度がよければもう少し星見ができたのになあ~と思いつつ21時に帰宅。


 4月中は書きたいことがたくさんあり、ブログの更新を毎日していましたが、これからは更新頻度を少し落とします。
 ご了承ください。m(_ _)m
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観測室の改修10

2012-05-01 07:00:00 | 観測室の改修
 4月30日(月)の最高気温は25℃。4月の札幌で夏日となったのは14年ぶりとのこと。

 4月30日も観測所のカーペットを敷く作業を続け、昼過ぎにカーペットを床全面に敷き詰めることができました。


 床を25cm嵩上げし、あずき色のカーペットを敷き直した観測室です。屋根を開けて撮影しました。カメラを持って撮影する私の両手の陰が画像の右下に写りこんでいます。

 この観測室の大きさなどについての質問がメールで寄せられましたので、ブログ上でお答えします。
 屋根は2分割で東西方向に開きます。観測室の床の内寸は南北256cm×東西184cmで、床と壁は実家新築の際に大工さんが施工、スライディングルーフ部は北海道の斎藤さんに作っていただきました。

 観測室の第1期改修が終了し、これから第2期改修として、望遠鏡を支える鉄製ピラーの設置に取りかかります。
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観測室の改修9

2012-04-30 07:00:00 | 観測室の改修
 4月29日(日)の札幌は黄砂の影響でどんよりとした晴天でした。

 ノートパソコンでメールの送信だけができないため、29日午前中にパソコン師匠の佐藤さん宅を訪問し相談したところ、ちょっとした設定を修正しただけで簡単に送信できるようになりました。
 ずっと悩んでいたことを即座に解決してくれる佐藤さん、いつもありがとうございます。


 昼頃には小雨がぱらつき、車体に黄砂の跡が点々と残りました。

 午後から東区の実家に行き、屋上の観測所床にタイルカーペットを張る作業を開始。


 観測室床の開口部を覆う天板部分だけを張り終え、上から写した画像です。下のほうに写っている黒いものは私の足です。

 観測室を使わないときは天板を跳ね上げているので、天板部のカーペットは両面テープで固定しています。残りのカーペットは所定の大きさにカットし、固定しないで床に敷くだけにします。

 ところで、機械工作やDIY作業中は、ラジオを聞きながらすることが多く、きょう(4月29日)はNHKのFMラジオ「今日は一日”戦後歌謡”三昧」を聞きながらの作業でした。


 夕方に再度雨が降りましたが20時には雨があがり、綺麗な半月が見えていました。4月30日6時に起きてみると青空でした。きっと一晩中晴れていたのでしょう。
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