★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

2022年12月8日 宮古島から札幌へ

2022-12-11 06:00:00 | 旅行の記事
 9泊した宮古島から札幌に戻る12月8日(木)になりました。

 観測所の母家の管理を任されているKさんにお礼を伝え、15時ごろにタクシーで宮古空港へ。

 宮古空港を16時05分に出発する羽田空港行きANA88便に搭乗。ほぼ満席で混んでいました。


 日没寸前の17時13分に座席7Kから撮影。屋久島の南南東120kmほどの海上10,675m上空です。

 進行方向右側の7Kという座席を選択したのには訳がありました。この日は満月と火星が北東の地平線から昇ってくるところを飛行機の窓から見ようという魂胆です。


 前席の6Kの窓から月が見えた17時17分に撮影。屋久島の南東100kmほどの海上です。
 私の座っている7Kの窓からは月がまだ見えませんでした。(汗)
 月の出の方位角が約60度(東北東)に対し、搭乗した航空機の進行方向は50度と10度しか差がありません。窓枠に顔をくっつけても私の横の窓からは月が見えませんでした。

 その後、月と火星が日周運動で少しずつ方位角が増えてきて、ようやく自席の窓から見えるようになってきました。


 和歌山県の沖100kmほどの上空まで飛んできた17時43分に、ようやく私の席の窓から撮影できるようになりました。
 右上の星が火星です。月と火星の各距離は約3.0度。
 今から6時間ほど前に北米では火星食(月の裏側に火星が隠される現象)が見られたはずです。

 何枚も撮影したうちの1枚ですが、隣に座った乗客から変に思われないようにするため最初のうちに、「満月と火星が近づいている様子を撮影しています。」と説明しておきました。まあ、変なオジサンですけどね。(笑)
 会話しているうちに、すっかり打ち解けて名刺の交換をさせていただきました。

 19時28分、羽田空港に着陸。ボーディングブリッジではなくタラップを使っての降機でした。


 ふと、搭乗してきたAirbus321-272Nを振り返ると、月と火星が!
 慌ててスマホで撮影。

 乗り継ぎ時間を1時間半ほど取ったのでラウンジでゆっくり休憩。

 羽田空港20時00分に出発するANA79便に搭乗。
 保有していたプレミアムポイントを使い、2日前に座席の無料アップグレードをしていました。


 機内の夕食です。ワインを頼んじゃいました。

 21時35分に新千歳空港に着陸。曇っていて月も火星も見えませんでした。
 空港連絡バスの最終便22時23分発に乗車。

 いつもなら、自宅近くの停留所で降車し10分ほど歩くのですが、11月29日に札幌の自宅を出る際に夏靴を履いて出発したことから、降雪状況を見て夏靴で歩くのは危ないと判断し、バスの終点の北24条駅で降車し、タクシーで自宅に向かいました。

 帰宅したのは23時40分。気温はマイナス4度。宮古島の24度とは28度差でした。


 翌日、12月9日(金)の我が家の前の道路状況です。夏靴だと歩けません。
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