あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

今日は雨です。雪が降らないですね。ありがたいことです。

2009-02-24 07:26:44 | 日記
東京ラン展

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ふるさとのたびねのゆめにみえつるはうらみやすらむまたととはねば

意訳
故郷の人が旅寝の夢に出てきたのは、私を恨んでいるからだろうか。消息の手紙もだしていないから

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万葉の時代も現代でも同じなのですね。
学生時代、就職して間もないころ
親に手紙を書かず
顔も出さず
電話もしなかった。
そんな思い出が
いい年になると
ちくちく心が痛むのですね。
そんな歌で、見つけたとき
「どきっ」としました。
もう、そんな親もおらず
ほろ苦い思い出のままです。

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元気ですか
「鶴瓶の家族に乾杯」で
「えんぶり」をちょっとだけ見ました。
懐かしいですね。
二十年前、夜のえんぶりを見に行きました。
松明がたかれた境内で演じられていました。
素朴で力強い演舞でした。
「阿弥陀堂だより」の奉納剣舞を思い出しますね。
八戸と言えば「漁港」であり
そして、南部民謡ですね。
津軽民謡と違って
明るく、軽みがある。
それが魅力ですね。
先日、津軽民謡を集めたCDを手に入れたのですが
南部の曲も混ざっていました。
南部の人には違和感があるのでしょうね。
でも、東京の人は津軽と南部とは区別ができず
八戸は青森県だといえる人は稀です。
北海道と答える人が多いですね。
ですから、南部民謡と津軽民謡とは同じなのです。
また、八戸は大雪が降ると思っている人が多く
津軽地方とは気候も違っていることを
理解している人は少ないのですね。
私は二年しか青森で生活していませんから
雪国の生活についていえる資格はないのでしょうが
慣れない者にはつらかったですね。
とりのぞいてもとりのぞいても白い雪
そんな感じだったですね。
津軽の人はぶっきらぼうで
その人の懐に飛び込み
心打ち明けるまでに時間がかかりました。
でも、一度知り合うと情が深かったですね。
そんな思い出があります。
もう二十年くらい昔のことです。
八戸は最近はどうなのでしょうかね。
相変わらず年寄りだけのシャッター街のままでしょうか。