あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

まつすぐな道でさみしい  種田山頭火

2009-02-27 07:00:05 | 日記
東京ラン展

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吉野山さくらが枝に雪ちりて花おそげなる年にもあるかな(新古79)

【通釈】吉野山では桜の枝に雪が舞い散って、今年は花が遅れそうな年であるよ。

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 西行は桜の開花情報に敏感で、あそこの櫻が咲き始めたのに、吉野山の櫻はどうなっているのだろうか、そんな櫻を歌った作品が多いのですね。自分のそれなりに気にするのですが、西行の比ではありません。ひたすら念じる西行と、とりあえず木にしている自分との落差は比べようがない。この作品のように待ち焦がれる思いはどこからくるのでしょうか。

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今年の雪はどうですか
日曜日には、三月になりますが
雪は、まだ降り続いていますか
青森の雪は半端じゃありませんからね。
苦労が多いと思います。
先日、テレビで青森の中心街を映していましたが
人が疎らですね。
みんな家に閉じこもっているのでしょう。
もう、長男も大学卒業して働いているとか
外から見ていると早いですが
親となればあれこれあっただろうし
のっぴきならぬこともあったでしょう。
でも、それなりに乗り越えたのですね。
長男も頑張りましたし
御苦労様でした。
でも、就職しても仲間とうまくやっていけるのか
トラブルは起こさないだろうか
心配することも多いでしょうね。
あれこれと苦労してきた自分のことを考えると
気になることは多いでしょう。
でも、なるようにしかならないし
心配してもどうなるわけでもないのですから
太っ腹でいてください。
春になれば岩木山が美しいでしょうし
一斉に花々が咲き出し
楽しい季節ですね。
美空ひばりの津軽を舞台にした歌を
思い出しますね。

   あきオジ

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