あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

観覧車何を回して引き返す  あきオジ

2010-12-05 21:01:52 | 日記
みなとみらいを歩いて
いい被写体を探しました。
でm、人がいる風景というのは意外と見つからないですね。
これから時間をかけて探し歩きましょう。

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遠くへ返事して朝の味噌をすくって居る  放哉

(放哉の句の中に人を感じるものは少ないのかもしれません。一人を繰り返しても、一人のひとりであり、集団の中の孤独であるとは思えません。不思議ですね。
一人とか孤独とかは厳密に考えると多様なのでしょうね。この句では「返事している自分」をまんざらではないと思っている放哉を見るような気がしますね。)


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師走空マラソン走者の真面目汗  あきオジ

2010-12-05 20:55:14 | 日記
みなとみらいを歩きました。
そして「林家たい平」の独演会を楽しみました。
最近は勢いのある落語家が多くて活気がありますね。
「芝浜」で大いに盛り上がりました。

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落葉しづくしたたる木の実赤く  山頭火

(山頭火が赤い実をとりあげると独特の色彩が溢れ出る。そんな気がします。それは西行にも方代にも感じます。でも芭蕉には感じません。芭蕉は水墨画の世界なのですね。)

日曜日何かありそう大桟橋  あきオジ  

2010-12-05 20:48:50 | 日記
どれが鏡で、どれが本当なのか
その幻覚が楽しい大桟橋へ入る交差点の風景です。
関内駅から大桟橋に向かうとちゅうにあることもあり
必ず寄ります。
この混乱を生む装置
なぜか好きなのです。

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心からしなのの雪に降られけり  一茶

(何か表現したい。でも饒舌な一茶には俳句形式では物足りない。そんなことを思うことがよくありますね。)

ため息と煉瓦通りの日は長し  あきオジ

2010-12-05 06:01:32 | 日記
象徴や過ぎ去る言葉によらないで、ありのままに、真理から直接教えられる人は幸いである。 トマス・ケンピス

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豆を煮つめる自分の一日だった  放哉

(こんな日々。お気の毒さまというより、羨ましい。同時に、これが本来の姿なのだ。そんな気づきを与えてくれる句ですね。)

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「こころの時代」でハマーショルドを取りあげています。
コンゴ紛争解決のために飛行機で現地に向かったとき
飛行機事故で亡くなるのですが
その残された遺品の中にあったのが
トマス・ケンピスの「イミタチオクリステ」だったそうです。

私もパソコンの横には仏陀の言葉を集めた「真理の言葉」とこの本を並べています。
何も思いつかない時は、いつも助けてもらっています。
世の中、自分だけではないのですね。

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野に遊ぶ子らをみつめる富士白し  あきオジ

2010-12-05 05:55:56 | 日記
富士山が見えるだけで嬉しくなる。
日本人ですね。
でも楽しいですね。

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竹となりゆく竹の子すなほなる  山頭火

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冬の人の少ない季節だから楽しめる遊びがあるのですね。
今日は飛行機を飛ばすグループの集まりがありました。
人が多いと危険ですからね。
なるほど。