雪だより遠い国になりにけり あきオジ

雪国で暮らしたことがあります。
でも、それも遠い昔の話です。
今は、雪とは無縁の生活
それが当たり前になると
雪を忘れてしまうのですね。

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大根が太つて来た朝ばん仏のお守りをする　　放哉

火の無い火鉢が見えて居る寝床だ　　放哉

（「火の無い火鉢」という表現を見ただけで嬉しくなる。そんな年代です。火燵、火鉢、炭、かまどどれも使った経験があります。そうなると、本当に長い道のりを歩いてきたのですね。ご苦労様。）

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どこまでもしがみつきたい柘榴あり あきオジ

雪とけて村いっぱいの子供 一茶

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土塀のある風景等東京では見ることができませんね。
郷愁を感じる風景とは
さびれゆく町を象徴しているのですね。
いつの時代でも昔を懐かしむものですね。

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かしましい世間話も柿の下 あきオジ

声すみて北斗にひびく砧哉　　芭蕉

（星が気になる季節ですね。このごろは夜、星が美しいですね。そんなとき、そこそこ田舎暮らしもいいかななどと思ったりします。）

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冬の日を食べつくしてる巡視船 あきオジ

ランドマークタワーのオブジェです。
このオブジェ
みなさん何と呼んでいるのでしょうかね。
不思議ですが
面白いですね。

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朝霧に浄土参りのけいこ哉　　一茶

（こうして、しみじみ一茶を読んでいると、それぞれの人生が見えてくるような気がしますね。その人生を読みとることも楽しみですね。でも、その覗き見ようとしても芸術家はその期待を裏切るのですね。置き換えたり、隠したりするからです。だから、楽しいのでしょうか。）

待つ人がなき冬の日の風強し あきオジ

みなとみらい
海はいいですね。
みなとも人生を感じて好きです。

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ここまで来しを水のんでいる　　山頭火

（中尊寺を回っていた時の句ですが、「だから何だ」と言いたいですね。それでいいのだと言う人もいるでしょうし、日記とセットなのだ。などと芭蕉に重ねて言う人もいそうです。素人には分からない世界です。でも、これも山頭火なのですね。）