あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

冬写す防火用水まんまんと  あきオジ

2010-12-18 21:45:03 | 日記
合格祈願の絵馬を映す水槽もあれば
冬景色を映す水槽もある。
どちらがどちらか分からないけれど
好きなモチーフです。

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ぬくい屋根で仕事してゐる 放哉

(句を選びやすいのが山頭火、放哉、一茶、蕪村、子規、一番選びにくいのが芭蕉、いつかこの順序を逆転したいですね。)

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代理して絵馬奉納の厚かし  あきオジ

2010-12-18 21:36:12 | 日記
身じろぎのならぬ家さへ花の春  一茶

こつこつと人行過て花のちる  一茶

(このような句風が当時の正統的なものだったのでしょうね。整っているけれど破綻がない。それがよいのでしょうが、美は乱調にありを信奉する私には物足りないですね。)

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朝から出かけました。
お茶の水で下車
聖橋からJR列車などを撮影し
湯島聖堂を寄り
神田の古本屋で何冊かの本を買い
浅草に出て、吾妻橋からスカイツリーの写真を撮り
羽子板市の写真を撮って帰宅。

このパターンを崩せないのです。

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毛帽子で寒き裏道通り抜け  あきオジ

2010-12-18 06:18:29 | 日記
私にとって俳句(もどき)は日々のメモ帳のようなもの

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更新をゆっくりします。
あれこれアップしてみたいという素人の溢れる思いで更新していました
最近、句をちょっとだけ丁寧に作ろうかという気分になりました。

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糸瓜咲きて痰のつまりし仏かな  子規

痰1斗糸瓜の水も間にあはず 子規

をととひのへちまの水も取らざりき 子規

(絶筆となる子規の句です。子規の妹の律は、兄の看病を最後までした人で、子規の死後、学校に入り直して勉強をし、後にその学校の教師をしたそうです。明治の人たちの骨太な姿を見ているような思いです。)


跳ね返すこともなくて師走かな  あきオジ

2010-12-18 06:03:10 | 日記
しみじみ食べる飯べるばかりの飯である  山頭火

草にすわり飯ばかりの飯  山頭火

(自由律であるとかないとか、そんなことではなく、この語調の中に何が見えるかだけなのでしょうね。最近、思うのです。自分のリズムにあった詩形を見つけて表現する。それが一番楽しいでしょうし、楽だと思うのです。)

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今日は羽子板市。難を跳ね返す。そんな語呂なのだそうです。
昔の人は笑いの精神に覆われていたのですね。

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