濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

おもちゃ病院かに201801

2018-01-06 11:54:30 | おもちゃ病院
今年のおもちゃ病院始めは可児市福祉会館の「おもちゃ病院かに」。
ここは我輩が設立した古巣、11年前から定期稼働している中濃圏の大御所です。
年末年始に壊れたおもちゃの修理で人手不足を予測して参加…可児市のみならず加茂郡七宗町・八百津町のドクターも居ました。


9時の開始早々から結構な来客があり、総勢12名で臨むも結構賑わっていました。
自分に回ってきたお鉢はプラレール・トーマスシリーズのヘンリー、動かないとのこと。
御多分に漏れず配線が切れており、それ以外の不具合を確かめるもモーターはDC3V印加で問題なく回ったので配線の張替えだけで呆気なく治る。

配線の長さや半田付けの際には少しコツが要ります…古い配線を取り除いて新しい配線を入れる際には被覆を剥かずに挿入、そのあと被覆を向いてから配線に半田付け、なじんだら電極に半田付け。

自身プラレーラーゆえこんなの朝飯前、所要時間15分。
修理が終わって受付へ報告…カルテを見ると可児市のみならず美濃加茂市&加茂郡各地からの来客も少なくありません。
やはり待ちきれない方が多く、今回なんと愛知県丹羽郡扶桑町からお越しの方も…愛知県尾張地区は日本おもちゃ病院協会に登録していない団体が多く、その存在を知らずに可児へ越境来院した模様。
※犬山にはおもちゃ病院協会所属者が居ながら登録がされておらず、その方に登録を促す方向で考えています。

続いて、他のドクターが原因を特定できない音の鳴らないパトカーを診察。
スイッチ端子は汚損しておらず、LCRメーターでスピーカーを実測したら9.2Ωで異常なし…結局地道に調べた結果、電池ボックスの破損を発見!!
結局原因はそれで、DC3Vを外部供給して正常に鳴ったので、割れた個所を接着して事なきを得ました。

終盤に大量来院があるも人海戦術で難なく受付、可児の熟練ドクターたちが淡々と処置…結局10件以上来ました。
代表に環境フェスタの出し物を尋ね、自分がプラレールひろばを出せると申し出たところ快諾されました!
実は美濃加茂の代表に頻繁に頼むのも難しく、今回は我輩にお鉢が回りました…そこで現在環境イベントに相応しいアイデアを思案中です。
※今後環境フェスタは我輩のプラレールひろばが定番になるかもしれません。

何かと実のある一日でした。