濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

電気自動車充電回路の設計

2018-01-15 16:16:16 | 電気自動車
次期愛車がアイミーブになるかもしれないので(たぶん確定)自宅に電気自動車充電回路をつける算段をしています。
従来eKスポーツにかかっていたガソリン代と同距離でi-MiEVにかかる電気代を比較すると動力費が約1/10になるからです。
幸い自宅にはエコキュートがあり契約も深夜格安の中部電力Eプランなので、23~7時にタイマーを設定すれば最安です。

そこで電気工事士として自宅の配線を下見、以下の通り最低必要材料を選出しました。

※200V(メイン回路)
・AC250V 単芯2.6mm VVFケーブル (アース付3芯) 長さ20m
・電磁接触器(マグネットスイッチ) AC250V 32A (コイル電圧100V) 2台
・漏電遮断器(ELB) AC250V 20A 漏電感度15mA 2台
・AC250V 20A EV用コンセント(悪戯防止用鍵付) 2台
・樹脂製可とう電線管(埋設工事がある場合) 直径16mm 長さ20m
※100V(制御回路)

・AC125V 2口コンセント (壁取付可能型) 1台
・AC100V用タイマー(コンセント付) 2台
・コード 1.25sq 5m
※共通部分
・プラスチック製収納箱 1台 (宅内制御回路収納用)
※画像は配線図と現在手持ちの100V資材。200V資材と収納箱は別途買います。

予算5万円に対して材料費4万円程度、故障復旧対策に電磁接触器・漏電遮断器・タイマー・コンセントは予備を含めます。
電線は50m買い、将来の充電回路追加にも備えます。
電気工事業者に任せると10万円前後の仕事、それを半額以下尚且つ予備部品も確保できるのは大きいです。
※将に人件費がモノを言う業界の典型。

現在の取付予定場所は玄関付近…分電盤から8m以内なので電圧降下の心配は少ないですが電線が余りそう(爆)
電磁開閉器(マグネットスイッチ)はタイマー制御用。安価な100Vタイマーを使うためコイル電圧は100Vです。
そのタイマーは過去自宅でクリスマスイルミネーション用に使った松下×東電の共同開発品!ピークカットで13~16時は強制的にオフにします(爆)
緊急時の時間外充電に備えてタイマー用コンセントは3口を選定。イザとなったら電源プラグを差し替えてコイルへ通電します。
マグネットスイッチのコイルへの供給電線は細くてもokです…コイル消費電力は20W以下。
…YouTubeに参考動画がありますのでそれを見てもいいですが、個人的にAC200V片切は問題ありと思うので両切配線にします。

各種想定も楽しいですが、果たして無事に工事できるのか?不安もありますがやってみなくちゃ分からないッス!!