平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い42 戦後70年

2015-06-28 07:42:41 | 日記
平和の希い 42 戦後70年
       年賀状で平和希求40年余

    昭和63年(1988)年賀状
     
    「親は子を 育ててきたと言うけれど 勝手に赤い 畑のトマト」
          (俵万智さんの短歌)
    ふと目に触れた短歌に、思わず「ああ実感」としみじみ思うこの頃です。
    親子間のジェネレーションショックに、「なるようにしかならない」と
    顔で笑いながら、「どうなってしまうのだろう?」と思う心の中での動揺
    がそのまま我が家の平和の振幅につながっているようです。
    
     皆さまにとりまして平和な年でありますように。
      
        昭和63年(1988)年 元旦
 
 (前年昭和62年・1987年には、
地球人口50億人突破、ニューヨーク株式暴落ブラックマンディー、大韓航空機
ビルマ上空で爆発金賢姫容疑者拘束、竹下登内閣発足、南アメリカの航空機モーリ
シャス沖に墜落日本人47人含む159人死亡、ロンドンのキングクロス駅火災で
死者30人、東京老人ホーム松寿園火災で死者17人、朝日新聞社阪神支局襲撃事件
未解決のまま時効、フィリピンで誘拐されていた三井物産マニラ支店長救出される、
日向灘地震で死者1名、昭和天皇腸通過障害で手術、NTT株上場一時300万円超も、
東京荒川河川敷で偽札4億円発見され容疑者逮捕、パンクバンドライブ中将棋倒しで
2人死亡、マサチューセッツ工科大学の利根川教授ノーベル医学・生理学賞、広島衣笠
選手2215試合連続出場の世界記録残し引退・国民栄誉賞受賞、岡本綾子選手米女子
ゴルフで日本人初の賞金女王、石原裕次郎肝臓がんで死亡、尾崎豊覚醒剤で逮捕、横綱
双羽黒が親方夫人への暴力で相撲界から追放、など)

平和への希い 41 集団的自衛権で東京五輪がテロの危機

2015-06-28 05:21:08 | 日記
 平和の希い 41 戦後70年 

  世界各国のテロはなぜ起きるのか、東京オリンピックも標的に

 メッカはキリスト教・イスラム教・ユダヤ教の誕生の地だ。人類を救うための大宗教が生まれた聖地が悲しみに包ま
れている。
 アジアの国々やアフリカ大陸の国々は第二次世界大戦までは西欧の植民地として、苦難の連続だった。第二次世界
大戦後は独立したが独裁専制国家の圧政、民主主義の伝道者警邏番アメリカによる武力関与で死と背中合わせの日々を
余儀なくされた。恨みは骨髄、専制独裁政権も憎い、アメリカも憎い、アメリカ支援国も憎い、アメリカ主導の国連軍
に参加した国々も憎い。

 家族を失い、生活の場は破壊され、自暴自棄に追い込まれた行場が無い人たちは、イスラムの教えを自分達に
都合よいように旗印にして、子供たちも洗脳して自爆テロに引き込み、際限なくテロを続ける。「憎い」「許せない」 
の連鎖で。

 ブッシュ大統領は9.11のテロから、対テロ戦争と言い出したが、戦争は国と国の戦いであって、対テロは戦争ではない。
恨みを晴らすだけの所業なのだ。対テロ戦争と言って自国だけでは恨みを背負いきれないために世界各国を巻き込んで、
いかにももっともらしい理屈を振り回しているのだ。それに乗っかって、集団的自衛権云々と踊っている安倍さんが
日本も恨みの対象に引きずり込んでいくのです。東京オリンピックは格好の恨み晴らしのチャンスとなる可能性が高い。
警備も大変になる、平和日本がテロで根本から揺れる。

 6月26、フランス・クウェート・チュニジアでほぼ同時にテロが起き、チュニジアでは大勢の英国の旅行者が痛ま
しい犠牲者となった。どこでテロが起こっているか、国が関与しているテロかどうか。

 恨みの連鎖を断ち切るためには、恨みの土俵に上がるのではなく、恨みのもとになっている武力による生活破壊を止め、
生活基盤構築と自立できるための援助を粘り強くして行くことです。

 集団的自衛権でテロは無くならない。テロの拡大には貢献するけど。