平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い693 都合が悪い事実

2017-02-12 11:04:41 | 日記
     平和への希い693 戦後72年  
   都合が悪い事実  2017.2.12.
トランプ大統領の就任式に集まった人数は、映像で明らかなように、オバマ氏と比べ大幅に少なかった。
ところが、トランプ政権を支えている報道官などは、世界の多くの人をTVなどで釘づけにした事実を
「もう一つの事実(オールタナティブ・ファクト)」と言って、「多かった、マスコミはデタラメ」と強弁。
「本来の事実」を、「全く違う事実」で、覆い隠してしまおうというのです。

昨年、稲田防衛大臣は、南スーダンでの政府側と反政府側の「戦闘」を「衝突」と言い張り、強引に自衛隊を
「集団的自衛権」(自衛隊が攻撃されたり、国連NPОが攻撃されたら、武器を使って反撃できる)を発動
できる、初めての派遣を実現させた。
そして、今国会で、現地自衛隊から「戦闘」と記載されての日報を廃棄してしまったと言いながら、実は
「ありました」と、国民をバカにした議論で紛糾。
「戦闘」なら、憲法9条の「国際紛争を解決するために武力を使ってはいけない」に触れ、「攻撃されても
反撃してはいけない」のです。戦闘日報があると、自衛隊を派遣したことが「間違いだった」となる。
だから、「日報は廃棄」でゴマ化そうとしたのでしょう。

もともと、「集団的自衛権」は憲法9条違反なのですから、無理があるのです。
先の太平洋戦争で、政府・マスコミに「ウソだらけの大本営発表」でゴマかされた国民。
政府・政権に都合が悪い事実は、隠したいだろうが、「オオカミ少年」のように、自ら「落とし穴」にはまり、
国民をミスリードして、国民生活を脅かすことになるのです。

さいたま市の大宮公園「梅まつり」は、来週2月18日から始まります。

2月12日「今日は何の日カレンダー」より
▲興福寺衆徒が東大寺を襲い、放火(1255)▲徳川家康(62)が征夷大将軍に、江戸幕府を開く(1603)
▲徳川慶喜が江戸城を出て上野寛永寺に移る(1868)▲宣統帝(愛新覚羅溥儀)が退位、清朝297年の
歴史が終わる(1912)▲ソ連が人工衛星から有人の金星ロケット発射に成功(1961)
▲シャープ、液晶LSI使用の電卓「マイクロコンペット」発売。10万円を切る(1970)
▲ドル10%切り下げ、円は変動相場制へ移行する(1973)▲熊本市が全国で初めて、重度サリドマイド被害の
女性を公務員に採用(1980)▲植村直巳、マッキンリー冬季単独登頂に成功、下山途中で行方不明(1984)
▲「かい人21面相」が脅迫状つきの毒入りチョコをばらまく(1985)