平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い762 結婚しないのは、出来ないのか、したくないのか  

2017-04-22 10:30:41 | 日記
      平和への希い762 戦後72年 
   結婚しないのは、出来ないのか、したくないのか  2017.4.22. 
NHKの「生涯お一人様社会到来」を見ていて、つくづく日本が直面している大変さを痛感しました。
少子高齢化が進み、人口が減少し、国力が弱体化して行く。わが身同様、国が老体化して行く。
高齢化で亡くなる人が増え、未婚率上昇で生まれる子供は少なくなるので、国立社会保障・人口問題研究所の
将来推計(出生中位・死亡中位推計)によると、2060年には8,674万人(2010年人口の32.3%減)にまで
減少するようです。
日本の社会観では、結婚して子供をつくるのが当たり前。でも、結婚しない、出来ない。
子供をつくれる年代で、男性は5人に1人、女性は3人に1人は未婚のようです。
非正規社員が増え、「結婚したくても、やって行けない収入」の男性も多くなっているようです。
しあわせそうに見えない両親をみていると、「結婚なんてしたくない」女性も多いらしい。

未婚の方が高齢化すると、離婚・連れあい死亡などで独居せざるを得ない方々に加え、独居老人が増える。
社会保障の問題、孤独死の問題など、社会不安が増大する。

子ども君主論で、
「こころに不安があったり、自分に自信がなかったりすると、乱暴な人になってしまうよ」と。
不安は、平和を崩すもと。国が不安になると、戦争につながる。不安のはけ口を外(国)に求め、戦争に。
戦争だ、テロだ、と掛かっている「お金」は莫大です。集団的自衛権で防衛省予算が膨張しています。

「戦争に掛かるお金」を減らして、
結婚したくない人は仕方ないけれど、結婚したくても出来ない人への対策費に向けられないものか。


さくらの後には、春の花が彩りを増しています。

4月22日「今日は何の日カレンダー」より
地球の日(アースデー)、清掃の日、全国環境衛生週間(~28日)、よい夫婦の日
▲ポルトガル人カブラルの艦隊がブラジル到達(1500)▲日本語の点字完成(1901)
▲第1次大戦でドイツ軍が初めて毒ガスを使用(1915)▲治安維持法公布(1925)
▲ロンドン海軍軍縮会議で日英米が条約に調印(1930)▲第2次大戦でソ連軍がベルリン市内に突入(1945)
▲「サザエさん」新聞連載開始(1946)▲第1回ミス日本コンテストで18歳の山本富士子初代ミスに(1950)
▲日本戦歿学生記念会(わだつみ会)結成(1950)▲マザー・テレサ来日(1981)