
28日の、日経「Military Technology(軍事技術)」で、サイバー攻撃が世界各地で起きており、サイバー戦争
が、起こる危険が大きく、この分野での軍拡競争も激しくなっていることを知り、ガッカリ。
サイバー攻撃とは、サーバやパソコンなど、コンピュータシステムに対して、ネットを通して、システムを
破壊したり、データを盗んだり、勝手に「改ざん」するなどのこと。
コンピュータウィルスの大型版、軍事版、というところか。
水道や電気、道路、鉄道や飛行機など交通という、生活に欠かせないインフラが、サイバー攻撃されたら、と、
地震・台風・豪雨などで苦労する日本人としては、ゾッとする。
イスラエルとイラン、サイバー攻撃の応酬が激しくなっているようだ。
イスラエルの水道制御システムが、イランのサイバー攻撃を受け、マヒ。イスラエルは、イランの港湾施設の
システムを攻撃、マヒさせた。
イラン軍の拠点やインフラ施設、核関連施設などで、原因不明の火災や爆発が続発。イランは、イスラエルの
サイバー攻撃とみているようだ。
兵器開発に比べ、安いコストなので、各国は、力を入れている。
日本の防衛白書では、中国は17万人、米・北朝鮮は6千人、ロシアは千人、日本は300人のサイバー戦部隊が
いるとのこと。
サイバー攻撃は、世界のどこからでも経由でき、発信源の特定が難しく、「敵」の姿を掴みにくい。
だから、各国は、サイバー空間という「影の戦場」を有利にしようと、躍起になっている。
トラトラトラの、真珠湾攻撃の頃の戦争とは、様変わり。
サイバー空間や宇宙から、突然、攻撃される、考えただけでも、震えがくる。
こんな軍拡競争、人類にとって、全く不要なのだが、戦争好きの政治家にとっては、「もしかしたら攻撃される
かも知れない」と、お互い疑心暗鬼になって、「抑止」には「抑止」と、軍拡競争のワナにハマっているようだ。
この力を、コロナや自然災害など、人類の脅威に使うべきなのだが。
戦争好きの政治家の脳みそを変える「サイバー攻撃」が出来ないものか、とタメ息が出る。
百日紅(さるすべり)が、百日かどうかは別に長く咲いている。
8月30日「今日は何の日カレンダー」より




富士山測候所記念日、みその日(毎月)
▲クレオパトラ、没(BC30)▲富士山に測候所(1895)▲マッカーサー元帥、厚木飛行場にサングラスにコーン
パイプ姿をはじめて日本人の前に現した(1945)▲戦後初の準国産機初飛行に成功(1962)▲植村直己、世界5大
陸最高峰登頂(1970)▲東京・丸の内で時限爆弾爆発、死者8人。三菱重工業爆破事件(1974) ▲護衛艦「あし
がら」進水(2006) ▲錦織選手72年ぶりに、テニス4大大会(全米オープン)でベスト16(2008)
▲総選挙で自民党大敗、民主党圧勝(2009)▲京都・梅小路蒸気機関車館閉館(2016年京都鉄道博物館と
してリニューアルオープン)(2015)