平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

 平和への希い2070 難しい傾聴事例

2020-12-20 11:35:53 | 日記

昨日は、さいたま市シルバー人材センターが地域福祉向上のために事業活動をしている「傾聴ボランティア
『あゆみ』(会員319名)」の「大宮地区勉強会」に参加。
日本傾聴ボランティア協会の月刊誌が取り上げている、「難しい傾聴事例」の一つを勉強。

軽度の認知症を患う義母の面倒を看ている「お嫁さん(義母の長男の)」不平不満を、どのように傾聴する
べきか、と言う事例
 義母は、食事やシモのお世話など、ことごとくお嫁さんがやってくれることに不満をぶつける
 たまに来る、義母の娘達に、弱みを見せたくないらしく、「認知症じゃない」ようにふるまい、嫁の面倒看
 の不満をぶちまけ、義妹達は、「お義姉さんが言うほど認知症が進んでいない、ちゃんと面倒みて」
 夫は、義母の不満を真に受けて、「お前が悪い」みたいな態度で、私の苦労なんて理解しない上、
 「老人ホームに」と言うと、「厄介払いしてお前が楽をしたいのか」と取り合わない
 
こういう場合の傾聴は、安易に、同情して、「とんでもない義母、夫、義妹」と、義憤して、お嫁さんのイラ
イラを和らげようとしない、「義妹さんに2、3日面倒看てもらって、如何に大変か知って貰ったら」とか
「(夫に)もう私耐えられない、離婚して、と言ってみたら」など、お節介発言は厳禁なのが傾聴の基本。
愚痴をどんどん吐き出してもらえるよう、「大変なんですね」「頑張っていらっしゃるんですね」とお嫁さん
のお気持ちに寄り添い、労わることが大事。
愚痴をいろいろ言っているうちに、だんだん気持ちがほぐれ、私達が勉強した「認知症」の方への接し方や
いろいろな施設があることなど話し、親族に協力して貰うために感情的になっても解決しないことを自分から
気付くように、持っていくことを目指す。

実際の場面では、絵に書いたようには行かないけれど、「傾聴には正解が無い」だけに、実践での経験を積み
重ね、仲間同士の経験の共有、スキルアップ研修や勉強会などで、「実の入った寄り添う傾聴」を目指そう、
と、笑顔で散会。
コロナ禍で、家族とも会えない認知症の方々、中には、認知が進んでしまっている方も多いと伺っている。
コロナが早く治まって、傾聴活動を待っている方々に笑顔でお会いできるように、と祈っています。
花屋さんのシャコサボテン(上2枚)と我が家のもの(した2枚)。やっぱり違う。

12月20日、「今日は何の日カレンダー」より
▲鑑真、6度目の渡航で日本に到着。唐招提寺を開基。建築・彫刻・医薬などを指導(753)
▲ルイ・ナポレオンがフランス大統領に(1848)▲津軽海峡で最初の霧笛。本州東海岸尻屋崎灯台に設置(1879)
▲年賀状郵便の特別扱いが始る(1899)▲伊藤博文が統監となり韓国統監府を置く(1905)
▲東京駅開業により東海道本線起点が新橋から変更(1914)▲大森貝塚を発見したモース没。87歳(1925)
▲日本著作権協議会が結成(1949)▲東京・青山に初のボウリング場(1952)▲プレスリー、兵役に(1957)
▲南ベトナム解放民族戦線結成(1960)▲沖縄ゴザ市で、市民5千人と米兵が衝突する(ゴザ事件)(1970)
▲国連総会で麻薬など不正取引防止条約採択(1988)▲アメリカがパナマに侵攻(1989)▲ポルトガルが
マカオ返還(1999)▲エリザベス2世が史上最高齢の英国王に(2007)▲日本海沖で、韓国海軍レーダー
照射問題発生(2018)