平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2073 正しく恐れる  

2020-12-23 11:08:33 | 日記

昨日の日経夕刊コラム「あすへの話題」で、放送大学の松原隆一郎先生が、コロナ対応について、
政府が発表している新型コロナ感染率を例に、
「エビデンス(科学的根拠)に基づくデータを出さないので、国民は過剰に恐れたり過度に楽観したりする。
だから、国民が『正しく恐れる』ことが出来ず、右往左往してしまう

「なぜ政府は、連日『発熱や症状から罹患(りかん)を疑っている人や、濃厚接触者等』を検査して、陽性
だった人の人数公表しているのだろうか。その人たち以外にも、無症状陽性者が多数いる筈。」

「統計的に有効なサンプリングした人数の人に、PCRもしくは抗体検査をし、正確な推定陽性率を出し
国民に知らせるべきなのだ」

連日、政府が発表している、新型コロナ陽性者数は、「尻抜け」で、「周りに無症状者がいるかもしれない」
と不安をあおる結果になっている。
逆に、「その程度の人数なら、日本の数十倍・数百倍の『陽性者の数』を出しているアメリカなど、他の国に
比べれば、大したことはない」と、思ってしまう。
菅総理自身も、会食のハシゴしているのは、自分(政府)が出した情報が間違っていることも知らずに、
「外国に比べて大したことない」と思い違いしているのでは?と思わざるを得ない

連日の公表陽性率は意味がないということではなく、発表数字が持つ意味を、国民にも菅総理自身にも
ハッキリ知らせることをしないと、一喜一憂の茶番になるよ、国民は「正しく恐れる」ことなく、ただ不安に
なったり、「大したことない」となって、GO TО政策の右往左往のように、チグハグな対応しかできなく
なるよ、と警告されていらっしゃるのです

政府も国民も、心一つになって「正しく恐れて」「ちゃんとした行動が出来る」ために、情報は常に、
現在の科学の水準で出来うる最大の「エビデンス(科学的な根拠)」に基づく必要がある
、と教えて頂きました。
与党も野党も、国民の歓心を得る論戦ではなく、「エビデンス(科学的な根拠)」に基づく論戦で、コロナ対策
を進めて欲しい。

ウォーキング中に出会った花。

12月23日、「今日は何の日カレンダー」より 上皇誕生日、テレホンカードの日、ふみの日(毎月)
▲足利直義、天竜寺船を元に派遣(1341)▲江戸幕府、日蘭(オランダ)和親条約を締結。長崎、箱館を開港し、
オランダ人の信教の自由を認める等、従来の制限を大幅緩和(1855)▲石川倉次らが日本訓盲点字を完成(1890)
▲南アフリカのダートが猿人の化石を発見(1942)▲東条英機らA級戦犯7名、絞首刑執行(1948)▲初のスーパ
ーマーケット「紀ノ国屋」が東京・青山に開店(1953)▲東京タワー完工式。高さはパリのエッフェル塔を凌ぐ
333m。総工費28億円。120mの展望台まで1分のエレベーター、南は大島まで一望に見え東京の新名所に
(1958)▲フィギュアスケートの渡部絵美、国内大会8連覇(1979)▲電電公社(現在のNTT)、カード式公衆
電話を新設(1982) ▲オグリキャップ、有馬記念で優勝し、引退(1990)▲デイトレ男が名古屋テレビ塔から
ドル紙幣ばら撒く(2003)▲京大アメフト部員3人が、酒に酔った女性2人を集団強姦(2005)▲富山市内
環状運転開始(2009)▲日本初旅行会社専用列車「近鉄 かぎひろ」運転開始(2011)