城郭 長谷川博美 基本記録

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中国の食べ残し文化 日本の完食文化

2020-08-26 05:55:43 | 民俗学
中国の食べ残し文化 日本の完食文化

◆中国
中国の饗応に出席して食べ残す事は食文化
の常識や儀礼とさえ、言えるマナーである。

◆日本の完食の文化
 日本の饗応でも、古くは、折詰の箱など
に食べきれない御馳走を持ち帰っる文化が
存在した。それ中国の食べ残し文化の残影
や慣習が残っていたのかも知れない。

◆江戸時代の大名家の食事
殿様がその日の食事の御飯の飯粒を残した時
は一粒たりとも遺すと側近が殿領民が必死に
耕作した飯の一粒たりとも遺す事は許さませ
んと!厳しく訓示や訓戒を、言われたものだ。
飯粒一個残さない文化の源は日本の武家社会。

◆我慢の美徳の文化(武家)
日本の武家の文化は空腹であっても空腹酷暑
に遭遇しても不服を申し立てない文化が存在
した。暑くても暑いと言わない我慢の文化も
存在した。他人が満腹の食事をしていも自分
は空腹であっても、他人の食事を見てゴクリ
と生唾を飲んだ音をさせると人間として恥じ
とする(武士は食わねど高楊枝)の様な文化も
存在した。様々な食習慣や家庭環境は異なる。

◆温度差変更による逆切れ現象
地域や育った家庭環境にも異なるのだが?
エアコンの温度変更を他人に、命じられた
時に激怒する青年がいた。熱いと思うなら
ば自分でエアコンのスイッチを入れろとや
と怒鳴り逆切れする青年が昔いた。冷房を
勝手に自分の身体の調子により勝手に切れ
ば顔面から汗を流している青年はアンタは
俺の顔の流れ出る汗が見えないのかアンタ
が寒けりゃ、とっとと一枚服を着るべきか
とっととと、部屋から出ていけや言う青年
も過去にはいた。残暑であり、人間は様々
な生活習慣や価値観を持ち、冷房ひとつで
社内の意見が割れる事もよくある事だろう。




コメント (2)
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