城郭 長谷川博美 基本記録

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モード奏法を用いたタモリさんの話芸

2022-03-04 08:45:12 | 音楽
モード奏法を用いたタモリさんの話芸
◆質問者
長谷川先生今回の投稿の要点キモとは何かな?

◆長谷川
人間は平素、物事を限定し固執し束縛された
思考や発想しか出来ない傾向にある事ですね
せっかく本当は多数の知識を平素は得ている
のですが記憶の引出しが無限にあるのに貴重
な記憶の引出しを自ら施錠閉じてしまってる。
タモリさんの7か国バスガイト動画を見て非常
に楽しいと感じた人は平素無意識下で耳にした
各国言語のイントネーシヨンの聞き覚えて音感
の引出しが自分の脳内の記憶の引出しから一挙
に解放追放出された事を意味します。人間とは
本当は引出しが多く物事記憶しているのに拒絶
拒否しているとも言えます。歴史学でも時代や
分野という自ら壁をつくり歴史狭視野してる。

◆長谷川
 地球上には様々な音階を用いた音楽が存在し
音楽の根幹を構成する拍子(リズム)そして抑揚
(イントネーション)が存在する。世界の言語も
人種や地域によって様々なイントネーションが
が存在してラジオやテレビまた外国映画を鑑賞
する機会の多い人にとり無意識下に各国の抑揚
イントネーションを聞き覚えている現象が発生
している。音楽において音階はモードとも呼ば
れる様式であり世界各国には様々な音階の音楽
が存在する言語イントネーションも一種の音階
であり拍子(リズム)である。ジャズ音楽の世界
では即興演奏が重視される傾向にありマイルス
デービスはモード奏法(音階演奏)無調演奏(調性
にとらわれない演奏)を発展展開させたジャズの
革新的帝王とも言える人物であるがタモリこと
森田 一義さんの七か国バスガイドの話芸これも
一種の各国の言語イントネーションを取り入れ
て一機に展開される話芸で司会の黒柳徹子さん
は番組構成上即興で、タモリさんに世界各国の
バスガイドの抑揚イントネーションを御願いを
する構成になっているがタモリさんはジャズの
音楽家が常套とする如く普段からラジオで各国
の放送で展開される言語の抑揚を研究した上で
突然7か国のバスガイドが会話した様な即興的
話芸に聞こえるように構成していると私は思う。
さて日本語の「興味ある」や「興に乗る」とは
「興」おこる=突然楽しむ事 の深意があろう。
宴会で「座興でございますが」と衆目を楽しま
せる「かくし芸」を披露するエンタメント性の
ある人間を時に目にするがタモリさんの話芸は
平素から話術や話芸や先輩司会者の抑揚を充分
に研究し尽くした切磋琢磨と精進や修練の結果
が結実したモダン現代芸の人物と言えよう時に
人はタモリさんの即興芸や対話術に接して天才
的なものを感じる有識者や知識層は多いかとも
思う。大橋巨泉さんも外国語に堪能でジャズ評
論や司会業もされたタモリさんの先輩に相当す
るがタモリさんは昭和の司会者のイントネーシ
ョンの特徴や時に格調高い品位と通俗的大衆性
つまり商業的話術や幅広い知識を吸収した人格
をも総合的に活かして今日も活躍されている優
れた智的芸能人であると言えよう。タモリさん
の笑っていいともは登場する様々な人々の特徴
を巧妙に引き出す事で長く成功した番組だった。
今回音楽としてタモリさんの動画を取り上げた。
タモリさんが展開されている各国の言語の展開
もタモリの元を訪れる様々な芸能人も実はその
本質に(比較研究論)と呼ばれる多様多種を比較
して行く広範な比較研究手法にあると言えよう。
▼7ヶ国バスガイド動画
▼タモリさんのピアノ演奏 
◆長谷川
さて
時に歴史学は特定時代史に限定した研究視点が
固定化され日本史における都城や歴史的建造物
のデザインや構造や構図に気付けない事が往々
に発生している、様々な時代に存在した様々な
時代に共通する概念を(普遍性)というが簡単に
言うならば、が都や城を設計する時の基礎的な
デザインの系譜を時系列で大観したものが下記
の城郭構造比較研究論 城郭ビイスタ論 です。

▼城郭構造比較研究論 城郭ビイスタ論

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1 コメント

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Unknown (長谷川博美)
2022-03-04 08:49:48
何事も、あっと驚く、はっと驚く、はっと気づく、その柔軟な感覚が非常に大切です。仏教ではたしか融通無碍とか言ったと思います。融通を利かせた研究や考察を私は尊重致します。
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