慧眼とは?
◆周公の慧眼
「けいがん」とは、人物に対して見かけや
日頃の行状や聞こえて来る評判だけでなく
その人物に潜在する能力を鋭く深く一瞬
にして鷹の様な目で見抜く人を慧眼ある
人物と言う。中国の故事で新しき国家作り
を目指すべきく、名君周公は身なり風貌も
冴えない呂尚なる人を一目見てその才覚を
看破洞察して周の建国の師とする決断をす
る。当人呂尚は風采優れずだれからも仕官
を乞われる事のない学者で妻からも離縁さ
た人であった。周公は呂尚を政治顧問とし
て彼を迎えて周は見事に建国に成功した周
公は呂尚の魚釣りする姿をみただけで才人
と看破した訳だ。現代でも語り継がれる名
士、太公望とはこの人、太公呂尚の事であ
る。呂尚周国の宰相となり立身出世をした。
◆斉藤道三の慧眼
彼は自分の愛娘帰蝶の二番目の夫に
尾張の織田信長を選んだ。戦国の厳しい
世渡りをした道三の人物鑑定眼は優れて
いた。『信長公記』は言う。
「上総介を偏執侯て、聟殿は大たわけに
て侯と、道三前にて口々に申し侯ひき。
左様に人々申し侯時は、たわけにてはなく
侯よと、山城連々申し侯ひき。見参侯て、
善悪を見侯はん為と聞こへ侯。」とある。
斉藤道三は信長を、うわさに聞くたわけ
とは思っていなかった事になる。しかし
娘婿信長は対面当日、日頃の破天荒なる
装束を着替え室町様の黒袴に着替えて
頭髪を茶筅から結い直しさっそうと登場
する。まるで別人の信長の登場である。
しかも弓鉄砲衆700人を備えた重装備
と美濃の槍より長い三間半の槍を隊士
に持たせての堂々たる登場と面会であ
る。しかも信長は斉藤山城守道三殿と
紹介されて「であるか」の一声と言う
鶴の一声あの乱世の梟雄道三をも圧倒
する。信長家臣も信長の正装に驚いて
寒気を感じて震撼をしている。さては
日頃わざと たわけを装う殿かと驚愕
する訳だ。道三の信長鑑定は的を得て
いた。しかしそこに現れた信長とは
道三も信長家臣も驚愕する正装した
怜悧で計算つくした一枚も二枚も上
手織田信長の登場だった。斉藤道三
の文言がすごい。
聟殿は大たわけにて侯と、道三前にて
口々に申し侯ひき。左様に人々申し侯
時は、たわけにてはなく侯よと
是を言う道三の人間洞察力とはすごい。
◆前川常務の慧眼
常務は田畑喜久弘さんを一目見て田畑
先生の尊称を用い彼を会長に推挙した。
前川常務の慧眼するどく田畑氏は町議
となられ田畑さんを知る人々が驚愕し
た。田畑さんは今後理事へと更に推挙
され我々の城址見学をより安全へと導く
大道を歩まれる事になる快挙と言える。
最近多賀町佐目の明智光秀伝説とその城
跡と思われる物が一躍脚光を浴びたしか
し笑止である。喜久弘先生は既に2011年
に、この講演を企画し時流の先鞭を打つ
頭脳の明敏な冴えを既に見せている人だ。
今は時流れて2020年である。もう既に
田畑先生の先見の明忘れ去られ大河
麒麟が来るに浮かれる人もいると言う。
しかし前川常務、田畑理事さりとては
の人だ。実にその学習会が2011年には
多賀町佐目で複数回実施されている。
前川常務、田畑理事、の先見の明や
明白である。前川常務、田畑理事の
眼力は万里を駆け抜ける麒麟の如き
頭脳の冴え。田畑氏をリダーとして
仰いで城址見学の安全に10年務めて
失策一度もなき田畑氏の指導力には
改めて目を見張る定評がある。いや
田畑氏の能力を看破した全国の城址
見学の名士高士が多数おられた事だ
私長谷川など滋賀では無能無名の人
であり。人気も知名度もなく社会の
何の役にも立たず情けなく恥じ入る
ばかりだ。
◆世話人様の談
私は多賀佐目の人が馬城の話題を
されている事を知り驚いています。
なぜか?長谷川先生と田畑先生協力
による馬城の図面を実際最近見まし
た。でもそこにはその図面には
2010年作成と書かれているのです。
日頃見かける田畑喜久弘さんが如何
にの歴史知識が早く深いのか改めて
本当に驚いております。私達が見落
している物を田畑さんとは早くから
知っておられる事に今更ながら驚き
ます。それを前川常務が見落として
おられない事にも驚きます。周の大
様が如何に人間洞察力があるのかは
知りません!前川常務は既に多賀で
町興しの講師として講演をされてま
すが田畑理事の隠れて見えない地味
な能力を看破洞察する慧眼を持つ人
前川常務の人間観察力にも今更なが
ら驚きます。町興しに必要な事とは
眠っている場所人材を発見できる力
だと思います。私は田畑さんを見直
しました。また田畑さんの人徳看破
する全国の人々の慧眼には驚きます。
長谷川先生の人気は正直ゼロです。
支持者もブログの読者もゼロです。
しかし一部優れた慧眼を持つ人が
田畑さんに潜在する大志を看破し
ておられます。これこそが慧眼!
一名様
真に深く
感謝致します。